こちらはただの旅行記になります。
沼津であった出来事やそこで感じたことを忘れないようにする為に、半分以上は自分の為に書き起こす感じです。
聖地を巡って感じたことを簡潔にまとめた記事が下記のリンクにありますので、まずこちらをご覧になることを推奨します。(こちらの方が多少は有意義な話が出来ていると思いますので。)(宣伝)
上の記事で書かなかった話を"全て"書いていくので長い上に散文的ではありますが、興味のある方はお付き合い下さい。
目次
ではこっから堅苦しいのは辞めて、文体をだら~~~っと崩して書こうかな。
『これが俺の MIRAI TICKET や!!!』そう言って僕は始発で地元を出発した。
熱海から沼津行きの電車へ乗り換えた、もう電車の中でワクワクが止まらなくてやばかった。そんな僕は携帯に入れてた『君のこころは輝いているかい?』のMVを見ることで気分を高めてた。
俺は今からここに行くんだな...って感じでそわそわしてた気がする。
てな訳で沼津駅の南口に降り立った、写真撮るのも忘れてた。
何でかって、圧倒されたんだよ。
今になって思い出してみると、何の変哲も無いただのロータリーだった気がする。
でも、何故かすんごかった全てが。
さっきまでの日常が全て置き去りにされて、一気に非日常に足を踏み入れたような感覚があった。
風が、匂いが、空気感が、日差しが、人々が行き交う足音までもが全ていつもと違って聞こえた。
大げさだと思うじゃん? 全然そんなことないんすよ。
これが......沼津か...........!!!!って感じ。
駅に着いたはいいが朝も早くてお店も開いてないということで、沼津港の方まで散策することにした。
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沼津港
沼津駅南口から沼津港までざっと歩いて30分弱あった。5話で善子たちはこんな長い距離を走っていたのか...と痛感。
若いって凄い。
途中で狩野川に寄った。
ルビィがダイヤに膝枕されてたのはこの辺りかな~なんて思いながら歩いてた、楽しい。
や~、でも夜にもう一回来たかったなここ...。
沼津港に着いた。
気がついてみれば朝から何も食べてなかったので朝飯に海鮮丼を食べようと思い『にし与』さんに入店。
にし与丼 ¥1950
ちょ~~~~~美味しかった!!!マグロ、サーモン、しらす、うに、いくら、ホタテ、エビ、その他にも色々な駿河湾で穫れる海の幸がこれでもか~!と詰まった一杯。
味噌汁の出汁にはあさりを使うというまでの海へのこだわり、完全に感服致しました。私の負けです。
朝から開いてるので、朝飯に迷った方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!?
腹をいっぱいにしたので、再び歩みを進める。
お次はびゅうおに来た。
入館料100円、安い!
もう見渡す限りの海、すげぇ~~~~~!!!
海を見てめっちゃ感動してしまうと、自分が内陸県の民で良かったな〜…と思うんすよね。
その上、空も快晴でちょ~~~綺麗なんすよ、まるで自分が沼津に祝福されてるかの様に思えましたね!(思い上がり)
ほいでここは11話で『シットファイヤ~~~~~!!!』した場所。
ここも本当は夕方に来たかったな~……。
5話で見たあの場所。
やぁ〜、ね。感無量だったよ。
家の塀の模様までアニメの画面と完全に一致するとは思ってなくてですね、、、
うおおおおおおお………って感じだった。
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深海水族館
お次はここへ。
入館料¥1600円を払い、いざ入場。
ここも超楽しいんすよね!!!
あと怖い!!!!
カニさん、写真だと分かりづらいけどこいつ僕より全長がデカイんすよ。ヤバない?
多分取っ組みあったら負けちゃう、自分より大きな生物が海の底に住んでるの怖っ...。
こいつが可愛かった、それだけ。
名前くらい見とけば良かったな…。
これも写真じゃ全然伝わらねぇな……。
シーラカンスの冷凍標本なんすけど、これも体長が2m近くあって…。
シーラカンスって可愛いイメージあるじゃないですか?
主にルビィのせいで。
でも全然そんなことなくて、自分よりデカイ魚類が-20℃で冷凍保存されてるのめちゃくちゃ怖くてワロタよ…。(ワロてない)
なんでも、ここ沼津は深海魚を展示するにはうってつけの場所らしくて。
何故かと言うと、駿河湾の地形が全国的にも珍しく、陸地から比較的近いところに深海*1があり、深海魚を水揚げしてから安定した環境まで運ぶのにさほど時間が掛からないのがその理由らしいです。
後々、僕は深海魚が展示されてる水槽って常にその魚が元に居た深さに合わせて水圧を掛けてると思ってたんですよ。
でも違って、元居た深さの水温と明るさは合わせないとダメだけど、水圧は合わせなくても魚が適応してくれるらしいです。
水揚げの際に掛かる急激な水圧の変化がダメだったっぽい。
道具を揃えてスキューバダイビングしても人間が安全に潜水出来るのは水深30mまでで、我々が深度や高度の変化に適応出来ない生物だと考えると、深海魚すげぇな…ってなりますよね。
そんな楽しい場所でした。
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内浦
さて、この旅のメインディッシュと言ったところ。
行くぜ、内浦。
その前にラッピングバスをパシャリと1枚。
キャラがデザインされたバスに乗るなんて人生で初めての経験だった。
知り合いの痛車になら乗せてもらった経験があるけど、それとはまた違った高揚感があった。
乗車、なんと車内にまだ誰も居なかったので、千歌と梨子が寝てた席に座った。
あったけぇよ…………………。
でもこれは千歌と梨子の温もりじゃなくて、俺が来る前に座ってたオタクの温もりだと気付くまでに時間は掛からなかった。
内装もしっかり作ってあって、流石にすげぇ…と息を飲んだ。
オマケにバスの案内アナウンスが千歌のボイスっつー徹底ぶり、ユメの空間かここゎ。
そんなこんなで内浦に着いた。
オタク、感極まる。
内浦の景色に感動して1〜2分程ぼ~~~っと立ち尽くしてた。
全てが青かった、綺麗だった。
そして振り返るとそこには三の浦総合案内所があった。
梨子誕を1週間後に控えた案内所は心なしか桜内のパネルが多く飾ってあったような気がする。
いやもう流石にこれは えっち スケッチ 桜内過ぎて、満面のニチャニチャオタクスマイルにならざるを得なかった。
すまんな、桜内。
中に入るとノートが置いてあったので
記念に一言だけ書いてきた。
みんな探してくれよな!
次は案内所を出て、長井崎中に向って歩くことにした。
途中で長浜城跡に立ち寄った、6話のPVを作ろう!で出てきた場所ね。
ここから一望出来る内浦の海も相変わらず綺麗だった。
長浜城跡を後にして再び散策開始。
にしてもこの辺はみかんの直売所が多くてさ……。
千歌『いっぱいみかんが穫れて!』
って13話での台詞に実感が伴ってきて、思わずホロリと………ね。
そんな事を考えてたら、弁天島神社に着いてた。
9話で果南が踊ってた場所ね。
アニメで見た感じよりも狭かったと思う。
ここ何がヤバいって階段がめっちゃ急で、更に一段一段が小さいから下るのがめっちゃ怖いw
下手したらここで死ぬなと思ったね…。
てくてく歩いてたら、見覚えのある所までやって来た。
ここは曜ちゃんがAqoursに加わったり、ルビィを飴で捕まえた場所。
ほいでここは5話で善子が羽を手放してしまった場所、 因みに立ち入り禁止だった。
結構坂が長くて疲れた。
でもAqoursの皆は毎日この坂を登ってるのか…と思うと辛かったけど何だか嬉しくなった。
千歌が君ここのMVで駆け抜けてた道だからね…。
オタク、坂を駆け下りた。今日ここで走らないと後悔すると思った。
でも流石に裸足にはなれなかった。
浦の星女学院!!!
そいでなんとぉ~…
『克己創造』キタキタキタキタ!!!
まさかこんな物が置いてあるとは思ってなかったからクッソ驚いた。
己を克服出来るの、己だけなんすよね。
とまぁ見たいものも見れたので、また内浦湾をぐる〜っと歩いて案内所まで戻る。
今度は安田屋さんの方面に向ってLet's walk!
ここは果南がランニングしてた場所。
果南の体力の凄さを実感して乾いた笑いが出てた。
ハハッ…。
暫く歩いて、みとしーを通り過ぎると……。
来ましたね、梨子が飛び込もうとした場所。
も~~~胸がいっぱいになってしまった。
千歌『私ね、普通なの。』
多分、この台詞が無かったらラブライブ!サンシャイン!!をここまで好きにならなかったと思う。
そう思える程に大好きな言葉。
だってさ、俺なんて普通の人間なんだもん。
と、暫くここで感傷に浸ってた。5分くらい海を眺めてた気がする。
潮風も降り注ぐ日差しも、その全部が気持ちよくて、『ずっとここに居てぇよ…。』って思った。
そして何より、千歌たちやAqoursのみんなが生まれて育ってきた環境をこうして肌で感じれる事が死ぬほど嬉しかった。
ちょっと経って、流石に暑くなってきたと思い海の家に立ち寄った。
折角なのでかき氷でも食べようと思ったけど、なんとみかん味が無い。(いや、無かったような気がする。)
オタク、これには流石にテンパった。
テンパルビィ!!!!
気付いたら俺の手元にはブルーハワイのかき氷があった。
内浦でハワイの名を冠する食べ物を食べても良いのだろうか…と考えたけど、色は景観に合ってたので良しとした。
内浦の海に…乾杯。
そして僕はこの場所を後にした。
梨子が電話してきた場所。
完全に隣のコンビニでパピコを買うことを失念していた。
松月!
臨時休業!さらば!
因みにこの日はいけすやさんも定休日だった、もっと事前に調べてから来ような!
千歌『みんな個性があっていいなって。』
5話で千歌と梨子が喋ってた場所。
ここもアニメだと夕方のシーンだった。
というか今回巡った1,2,5,11話で出てきた場所、全部アニメだと夕暮れ時のシーンだった。
次来る時は夕方にしよう…。
そして夕日を見て物思いにふけるんだ…。
お次はここへ。
ここも最高に楽しかったからね、、、
最初にお出迎えしてくれたのはセイウチくん、運の良いことに丁度餌やりの時間だった。
体重は750kg、僕が約11人分。
因みに名前はスノウくんって言うらしい、Saint Snowの体現者かよ。
うちっちーには牙があるけどスノウくんには牙がなかった、遊んでる時に折っちゃったんだって。
ここはクラゲ水槽、曜ちゃんがMVで思い悩んでた場所。
めっちゃ綺麗だったわ...。
これはウツボちゃん、めっちゃ可愛くない...?
これには僕もニッコリ。
なんと水族館なのにフクロウが居た、超カッケェんだが。
マジで片足で立ってるのよ此奴。
カメラ目線ほしかったけど中々こっち向いてくれなかった。
善子が歌ってた場所。
よく見ると目がちょっと怖い。
やって来ましたイルカショー。
こ~~~~~れが最高にエキサイティング!!!
最初はちょい後ろの方で見てたんだけど、ジャンプが始まった頃にはテンションが上がっちゃってた。
イルカの輝きに当てられて最前席に向かって動き出した僕を、もう誰にも止めることは出来なかった。
ラブライブ!サンシャイン!!13話になってた。
くぉ~~~~~~れがさ、最高に楽しかったんすよ!
水の中から10m(目測)の高さまでジャンプ出来る哺乳類マジでナニモンだよ...。
ジャンプする直前にイルカが水中を泳いでる姿が見れるんだけど、めっちゃくちゃ速いのね、ビビリ散らかした。
試しに10mジャンプするのに必要な初速度を計算した。(空気抵抗は無視で)
V = 14 m/s ....早すぎワロタwwww
北島康介が泳ぐ平泳ぎの8倍の速さって言えば伝わるかな...?
しかも真上に跳ぶので重力に逆らって泳いでるんですよ、ヤバヤバヤバ。
とまぁ、ここが恋アクの聖地であることをすっかり忘れてしまうくらいには楽しかったって話。
この看板を見てやっとここが聖地だって思い出した。おっぱいが気になる。
因みに、みとしーはイチゴ味のソフトクリーム売ってなかった気がする、俺はバニラを食べた。
最後に併設されてたお土産屋に寄った。水槽の中に居るAqoursちゃん可愛かった。
パネルも沢山置いてあったけどアップするとキリがないので止めとく。
気付いたら淡島を回る時間が無くなってた、、、戻らねば...。
こんな訳で内浦を回り終わった。素晴らしい土地だった、本当に。
ありがとう内浦、また来るからな.........。
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沼津駅周辺
沼津に戻ってきた、よく考えたらまだ回ってないとこ沢山あった。
仲見世通り、いいねぇ~!
ぴっかぴか音頭なの良き、祭りって感じ!
ヌーマーズ!
善子のパネルがあったけど撮影禁止だった。
美味しかった(´ ˘ `๑)♡
『まるは...これ!』の本屋!
台車置いてあるのめっちゃ面白くないですか?
3話で少しだけ出てきたシーンの為にここまでやってくれる本屋、あったけぇよ……。
7話で集合した場所!
アニメに映ってたオブジェとはかなり造形が違ってた。
リコー通り!
夜はリコ通りになるらしいけど見れなかったよ…。
とまぁ色々回って沼津を後にした。
気付いたら日も暮れてきてた。
果南が居たホーム、ここも夜じゃなくて昼に来たかったぜ…!
着いた、これ本当に駅舎か?
いつか内浦からチャリに乗って来てみたいわね。
1日歩いて疲れたので足湯にでも浸かって帰ることにした。
足湯に浸かった後コンビニ寄って酒でも買うかってなった、完全にODS(Out Door Sake)の気分になってた。
乾杯…。
伊豆長岡のコンビニにキウイ味の缶チューハイがあったので即購入、これは運命。
沼津を巡った旅、これにて終幕…。
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まとめ的なもの
帰りの電車の中で今日1日あったことを思い出して感傷に浸ってた。
ちょっと寂しくて泣いてた。
楽しくて、1日が短かった。
今までした旅の中で1番の満足感があった。
綺麗な海、自然、美味い飯の全てが愛おしかった。
僕はラブライブ!サンシャイン!!が無かったら沼津を訪れる機会なんて一度も無かったと思うけど、ラブライブ!サンシャイン!!が無くても沼津は素晴らしい場所だったって、胸を張って言えるようになってた。
だってさ、僕がこの旅を通して1番楽しかった時間がラブライブの全く関係していないイルカショーだったんだもん。
そらこうも言いたくなる。
さて、この記事をここまで読んでくれた心の優しい聖人の方は自分が初めて沼津を訪れた時のことを思い出しているのではないでしょうか…?
半分は自分の為ですが、半分は読んで下さった方にそんな気持ちを思い出してほしいと思い筆を取った次第であります。
なってくれたかな…?
まぁ、僕の文章力では限界があるので今から思い出してみて下さいって事で、終わろうと思います。
では3ヵ月後、沼津ファンミーティングで出会いましょう。
written by きうい
*1:一般的に深さ200mを超えた海域と言われてる。