ラブライブ! μ's Live Collection [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: Blu-ray
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半年くらい前に中古で買った μ's Live Collection に今更ながら目を通す。そこで一際異彩を放っているアニメーションPVがある事に気付く。そう、『もぎゅっと"love"で接近中!』である。
このPV、めっちゃ可愛い。可愛いとか言う言葉で形容するのに限界を感じるレベル。可愛い、あざとい、ドキッとするの三拍子が揃ってる。これは映像を見てると言うよりも体験に近い感覚だ。
アカンて、なぁ。そうやって画面の向こう側に居る俺に向かってチョコ渡そうとするのやめーや。惚れてまうやろ...。
なぁ......なぁ.........アカンて!!!キス顔で迫ってきてさ『あーーーーヤバイヤバイヤバイ、どうすればいいんだ…。』ってなってる俺を尻目にチョコで顔を隠して、次の瞬間『てへっ☆』みたいな顔してさ...。いや、てへっ☆じゃあないんだよ。そうやってピュアな俺の心を弄ぶのよくない。こんなん軽犯罪ですよ...『童貞その気にさせ罪』だよ。可愛すぎる、もうダメだ。
あぁ^~~~のぞほの^~~~(漫画版ラブライブ!School idol dailyで希が穂乃果の家に手伝いに行く話めっちゃ良いから読みましょう)
テレビの前の僕『にこまきキタアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!』
そして唐突に挿入されるクソかっけぇワンカット!!!!!!
っつうのが大体の感想です。書きたい事は書けたのでこの先は読んだり読まなかったりしてください。
キャラをアイドル視できないんすよ。ライブのOPでスクリーンに向かって推しキャラの名前を叫ぶ人って沢山居ると思うんですけど、俺にとってμ'sやAqoursってそういう存在じゃなくて。勿論可愛いってのは常日頃から思ってる事だけど、何よりも我を貫いていく生き様がカッコよくて、憧れた訳で。
TVアニメのライブは飽くまでも『感情の発露』であるし、穂乃果は学校の為にアイドルを始めたけど、3話で歌って踊ること自体の楽しさに気付いた。それは"やりたいこと"になった。ラブライブは自分はこうありたい、こうしたいって願望に素直だ。だからアイドルは題材であれど、キャラをアイドル視する事には繋がらない。そんなラブライブがこんなに"可愛さ"と言う名の棍棒で俺をボコボコに殴ってくるとは思わなかった。可愛すぎて頭がおかしくなりそうだ。
あと見てて思ったのは、このPVは特殊と言うか、どこかラブライブらしくなさすら感じるんですよ。μ'sってどこまでも9人のグループで、そこに9人以外の何もかもが介在できない。劇場版の話になるけど、周りからの期待や願いがあっても『μ'sは終わらせる、何故なら私達がそうしたいからだ』って結論をこの娘達は出すんですよ。そこに俺って要素は存在すら許されていないように感じる。
でも、もぎゅっとのPVは画面の前に居る自分が明確に意識されてて。無論、ラブライブにそういう映像は確かに数あるんだけど、もぎゅっとは『ファンがμ'sを"アイドル"として見た時の理想像』がまじまじと描かれてる気がする。だから俺は、もぎゅっとのPVが自分が思い描いていたラブライブ像の真逆に位置してると感じたのではないだろうか。これが俺がさっき書いた『ラブライブらしくなさ』の正体なのかなぁ...って考えてた。ここまでガツンと衝撃を受けたのは久々だったなぁ。
でもまっ、可愛けりゃいいんですよ可愛けりゃ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はぁん.........穂乃果たむ..................。