ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

鬼頭明里のソレナンデス!? 最初で最後?のトークイベント

5月11日の昼下がり、秋葉原エンタスにて行われた鬼頭明里さんのトークイベントに行って参りました。「鬼頭明里のソレナンデス!?」という音泉で配信されているラジオ番組から派生したこのイベント、小さな会場に150人程度(目測)が集まった事もあり、イベントは盛り上がりつつも、最後まで和やかな雰囲気に包まれていました。僕自身、声優のトークイベントに参加するのは初めての経験で、かなり緊張していたのですが、始まってからは多幸感が絶えず身体中を駆け巡っていました。

運良く前方の席に座れたのもあって、鬼頭さんが登壇した直後、「鬼頭明里さん、お美しい…。」という感情に僕は支配されていました。昨年の11月に虹ヶ咲のイベントへ行き、鬼頭明里さんを遠くから捉えましたが、近くで見るとまた一段と可愛らしいです。しかも、着てるTシャツがオシャレで格好良い。声優のオタクがファッションに目覚める気持ちが、ちょっと分かりました。僕もお金を掛けて、少しだけ良い服を買おうと思います。「フリクロ」活用していきたいです。因みに、僕は「フリクロ」を全身UNIQLOの事だと思ってました。

イベントは大きく分けて、トーク・ライブドローイング・絵本読み聞かせ、の3つで構成されていました。トークではサングラスを掛けて「トレンドクイーンあかり」に成り切ったり、収集したアンケートを読むのが主でした。ラジオだと話を聞くだけの、一方的なコミュニケーションになる事が多いですが、時にファンと会話しながら楽しそうに喋る鬼頭明里さんの姿は新鮮で、見ても聞いても楽しめる、笑いっぱなしの素敵な時間でした。

ライブドローイングも良かったです。と言うか、トークイベでライブドローイングをする鬼頭明里さん、一体何者なんだ…。自前のiPadで、ポケモンや法被を着た女の子、イケメン男子の絵などを描いていましたが、どれも特徴を捉えており「すげぇ…」としか言えなかったです。法被とピッピが繋がった瞬間が最高に面白く、めっちゃ笑いました。

絵本の読み聞かせでは、完全に「声優モード」に入ってる鬼頭明里さんを見れました。絵本のチョイスも「じごくのラーメンや」なのが良かったです(僕は湯切りをする鬼頭明里さんが大好きなので)。席の近さもあって、複数のキャラクターを様々な感情で演じ分ける時の、鬼頭明里さんの表情の変化まで見れたのが貴重でした。物語を聞きながら、時に「この演じ方はアルちゃんに似てるな…」とか「この声の使い方のキャラは、アニメではまだ見たこと無いな…」とか考えていました。次は朗読劇での迫真の演技が見たいなぁ…なんて欲望が湧いちゃいました。是非、お願いします。

最後のエンディングでは「何の作品も背負っていない私に会いに来てくれる人が居て嬉しい。」という言葉を鬼頭明里さんは口にしていました。この言葉が凄く胸に残っています。僕は確かに鬼頭明里さんのパーソナルな部分が好きで、このイベントに足を運んでいます。でも、それだけでは無い気がします。鬼頭明里さんが今まで演じてきたキャラクターが居て、僕の中ではキャラクターと鬼頭明里さんは切っても切り離せない存在になっています。それが今の時代の「キャラクターを演じる」という事かもしれません。鬼頭明里さんの心の片隅では、今まで演じてきたキャラクターが生きてると僕は信じたいです。そして、そういう部分も全部引っ括めて、僕は鬼頭明里さんが好きなのだと思います。

このイベントを通して、鬼頭明里さんをもっと好きになりました。本当に、最初で最後であることが惜しい…。ですが、会えなくても、アニメで鬼頭明里さんが誰かを演じているだけで、今の僕は嬉しいのでやっていけます。じゃあ、そゆことで!

 

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