ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

11/10

人間は忘れる生き物だ。でも僕は何かを忘れてしまう事に対して抵抗感を覚える。それを寂しいと思ってしまう。楽しい思い出であればある程、その思いは強い。だからその寂しさを埋める為に、僕は今日もこうしてブログに文字を綴っていくのだろう。いや、誰かに話したくて仕方が無いけど、話す相手が居ないから、ここに捌け口を作っていると言う方が正しいのかもしれない。

11月10日。お台場にある科学未来館に行ってきた。ぶっちゃけてしまうとデートだ。あぁ、そういう話ねと思ったフォロワーはブラウザバックしてくれ。よろしくな。

科学未来館は宇宙やミクロの世界、生命、ロボット、ネットワーク等の科学技術について知見を深めることのできる科学館だ。元より僕は科学技術に関して興味があって、こういう科学館や博物館を訪れるのが好きなのだが、相手もそういう人なので最高に楽しかった。白と黒の球を2進数に見立てて、ネットワークのパケット通信を物理的にモデル化している装置があったんだけど、これがめっちゃ面白くて、2人ともITの会社に勤めてるからか『pingを投げてるみたいだな…』とか『ローカルホストだ…』みたいな話も出来てテンション上がってしまった。後は細胞の構造の説明を見て『ゴルジ体』とか『リボソーム』って単語を見て、2人でめっちゃ懐かしすぎて一頻り笑ったりもした。とまぁ書き切れないくらい色々な事があった。

あっ、聞いてほしいんだけど「IPS細胞とは何なのか?」のムービーを2人きりの個室で見れる装置があって見たんだけど、そのムービーのタイトルが『私たち 恋に落ちちゃった』だったのが何かちょっと気まずかった。しかもその後には精子卵子、受精卵の解説を聞かなきゃいけないくて、どんな顔をすれば良いか分からなかった。IPS細胞は多能性と言って色々な身体の部分の細胞になることが出来るらしくて、身体の全てを作ることが出来る受精卵と似てる部分があるらしい。

科学館を後にして散歩をした。科学未来館からダイバーシティプラザの脇を抜けてお台場ビーチへ、砂浜を歩いた後にレインボーブリッジを歩いて渡った。勿論…金麦を片手に。

f:id:kiui_4:20191111195634j:image

僕の隣歩きながら金麦飲んでくれる女の子、好きすぎて頭がおかしくなりそう。オタクと何回も歩いたコースだったけど、よく考えたら砂浜もあって、レインボーブリッジは夜景が綺麗だしロマンチックなので、デートに持ってこい過ぎる場所でした。凄く喜んでくれたので僕も嬉しかったし、僕に徒歩レインボーブリッジを教えてくれたオタクにマジで感謝しました。オタクと何回も歩いた場所に女の子を連れて行って喜んで貰うの、人生という物語にある壮大な伏線回収という感じがします。

そんな訳で田町で締めのラーメンを食べて解散しました。いやぁ…幸せだった。と言うか2人でラーメン食べながら『幸せだねぇ…』って呟きあってた。1日経った今でも未だに身体中に幸せが巡ってます。因みに次は美術館に行く約束をしました。その時まで頑張って生きます。

あっ、フラれたらこの記事は削除されるし、名古屋か京都まで出向いてフォロワーを捕まえて泣きながら酒を飲む僕を傍から見守って貰うから。よろしく(嫌だったら言ってね…辞めるから……)