ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

3月初旬、思う。

彼女が出来た。なんだか不思議な気持ちだ。もし飲みの席で「彼女いるの?」と友達や会社の人に聞かれた時に「まぁ、居ますね。」と答えられる側の人間になったという事だ。彼女が居ないことが当たり前だったので、何だかまだ信じられない。時間をかけて今の自分と置かれている状況に慣れていこうと思う。何が言いたいかと言うと、早く次のデートがしたい…。

心の中では、嬉しさと漠然とした不安が入り混じっている。彼氏彼女って関係性とは何なんだろう。付き合うってどういう事なんだろう。分からないけど、これはこの先を歩んでいく中で答えを見つけられればいいかな。今までも分からない事だらけだったし、この先に待っている分からない事も、同じように楽しんだり出来ればいいな。

動けば変わる…とは勿論言えないけど、動かなきゃ始まらない…とはこの数ヶ月間で思ってしまった。LINEの送るのですらそれなりの勇気がいるし、送信ボタンを押すか押すまいかで一頻り悩んだ事もある。ましてや告白するのはその何百倍もの勇気がいる。先の見えない岐れ路と選択肢が無数にあって、絶えず勇気が必要な方の選択をしてきたから今の僕があると思いたい。頑張ったと自分を褒めたいところだけど、ここはゴールじゃない。

環境に恵まれていたなとは、つくづく思う。他人にそこまで期待を寄せない自分の性格のせいもあるけど、仕事にせよプライベートにせよ正直、そんな不満がない。彼女とデートして、友達と遊んで、たまにアニメ見たりライブにも行って、暫くはそんな人生を歩んでいけたらと思う。ずーっとオタクみたいな人生を送ってきたし、この辺で脇道にそれでもいいんじゃないかな。また自分がバリクソキモオタクに戻る可能性もあるけど、少なくとも今は熱心にオタクコンテンツを消費しなくても幸せで居られている。まぁ、その代わり恋人や友達の存在や善意に寄り掛かる事になるんですけどね。最終的に何が言いたかったというと、早く次のデートがしたい。(デートがしたい)(手を繋ぎたい)