ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

2022.4.25 近況

・バイクの話

4月の頭から二輪車の免許を取る為に教習所に通っています。初めてバイクに乗った時は流石に怖かったですが、今ではかなり楽しく乗れてます。初めての時はそもそもクラッチ操作に全く経験がなく、何を操作したらバイクがどう動くのかが分からなかったです。2回目に乗った時はバイクの原理を一通り調べて理解したので、すごくやりやすかったです。何事もそうですが原理を知っちゃうのが何だかんだ強いよな〜と思った次第です。教官の「○○して下さい」みたいな指示の背景にある『何故そうしなければならないか』に想像力を働かせられるのが大事だなと思います。人に何かを教わること自体がが久々なので、それを楽しんでいる節もありますね。6〜7月には免許取って夏はバイクでどっか行きたいなぁ。

 

・無職の才能の話

昼頃にTwitterを見てて「なるほどな〜」と思ってました。個人的には、そもそも『無職の才能』と言われるものは『安定したお金が入ってこない不安に耐える能力』と『有り余る大量の時間に耐える能力』の掛け算なのかなと思いました。この2つが揃って初めて最強の無職になれるのだと思います。

自分には無職の才能が無いという自覚がありますが、それは前者の能力が著しく低いからであり、後者の能力であればそこそこあると思っています。ただ時間を有意義に潰すのにも当然お金がかかってしまうというのが無職の難しいところですね。正直、有給で1ヶ月休みとかだったらめちゃくちゃ有意義に過ごせそうな気がします。

仕事辞めたら辞めたで人との関わりが全くと言っていいくらいに無くなってしまうので、何だかんだ辞めなそ〜な気がしますね。(会社の人は嫌いじゃないので)(でも話す事もなく3時間聞き役に回る飲み会は苦行だった)

 

このくらいしか書くことなくてワロタね。

2022.4.10 日々荘3号館~春の親睦会~

2022年4月9日、新宿FACEで行われた「日々荘3号館~春の親睦会~」の昼の部に参加してきました。数年前までミュージックレインとは縁がないと思っていた自分がまさかミューレ3期生のイベントに行くとは、人生何があるか分かりませんね。

 

・日々荘って?

イベント名にもなっている日々荘という言葉はニチニチソウ(花)がモチーフになっており、ここなちゃん曰く花弁が5枚あって花言葉も素敵なのだそうです。…なるほど。今から皆さんに、IDOLY PRIDEに関するクイズを出すピィ〜!

「さて問題です、ネモフィラ花言葉は何でしょう?」


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因みに、ニチニチソウ花言葉は「楽しい思い出」だそうです。


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・感想という感じの感想

イベントは約90分でずっと楽しかったですが、個人的な見所について書き残しておこうと思います。衣装については皆可愛かったですが、特に相川さんのデニムのパンツスタイル(?)が超絶良かったです。めちゃくちゃ似合っていたので定期的に着てほしいなというのが本音です。次はもっと近くで見たい。美来てゃが本当にはっちゃけまくりで可愛すぎ侍でしたが、そのはっちゃけ振りから逆説的に普段アイドリープライドのステージの上でいかに長瀬琴乃として振舞おうとしてるかが見えたのが良かったです。あとはこはちゃんがやりたい事をやったメンバーに対して「良かったね〜」って言ってる時の言い方が完全に園児を相手にしてる時の言い方でかなり良かったです。このアカウントもこはちゃんにナース服を着てほしいとは思っていますが、流石にアンケートには書けませんでした(生々しいので…)。

よくある声優イベントと言えばそうですが、好きな声優のよくある声優イベントってめちゃくちゃ楽しいんですよね。特に自分は3期生βを初めとした声優動画番組がかなり好きなので、あの雰囲気を生身で感じられたのは大きかったです。最後に月下儚美を聞けたのもラッキーでしたね。声優イベントでアニメの曲って権利的に流せないところが殆どだと思いますが、直営(?)だとこういう事が出来るから強いですね。

次の5月の日々荘も楽しみです。

プラオレのライブが良かった!

2022年3月21日、江戸川区総合文化センターで行われた「SMILE PRINCESS 1st LIVE フェイスオフ!」に行ってきました。失礼な言い方になりますが、予想外にめ〜ちゃめちゃ良かったです。3連休暇だからという軽い気持ちでチケットを買った自分、ナイス。

アニメの挿入歌を始めとした曲が円盤を買わないと聞けないというのは、正直かなり大きなハンデだと思っていて、ライブをコンテンツの1つの柱とする上では致命的です。当日のお客さんの入りはお世辞にも良いとは言えず、3ヶ月前にアニメ放映を終えたコンテンツとは思えませんでした。私の観測範囲内ではプラオレのアニメの評判自体は良かったですが、アニメが好きな人をライブに行きたいと思わせる力は確かに全然無かったなと思います。

そんなプラオレの半分くらいは知らない曲が流れたライブでしたが、ハチャメチャに良かった理由を挙げるとすれば次の3つでしょう。

・相良ちゃんとりっくんのデュエットソング
・アンコールで一回やった曲をもう一回やる
・1stライブっぽい雰囲気

相良ちゃんとりっくんのデュエットはハモリがとても綺麗で、知らない曲ながら聞かせる力がありました。りっくんがギターを、相良ちゃんがタンバリンを演奏しながらの披露となり、19歳の新人声優にギターを持たせてステージに上げるその姿勢からプラオレの本気さが窺えました。ギターを弾くりっくんの隣で事務所直属の先輩である相良ちゃんがタンバリンを叩いていたのがかなり良かったです。(本当に良かったです)

アンコールで一回やった曲をもう一回したのも良かったですが、もっと根本的にライブの構成が好みでした。be Cute→Victory Sunrise→ファイオー・ファイト!(アンコール)のラストの畳み掛けが楽しすぎました。特にアンコールでファイオー・ファイト!の2回目のイントロが流れた瞬間の嬉しさと言ったらこれ以上のものは無いです。アンコールで一回やった曲をもう一度披露ライブは全部良いライブですからね。殆どのライブのアンコールが形骸化している中で、「もう一度やる」というアンコールの原初を思い出させるライブは、それだけで素晴らしいです。

1stライブっぽい雰囲気というのは、簡単に言えば「最後のMCで新人声優がわんさか泣き始める流れ」のことを指していて、これが起こるライブは漏れなく私の好きなライブです。ライブ自体も勿論楽しいですが、この日の為に沢山準備してきて、それをそれなりに大勢の人の前で披露して、それが楽しくて素敵な時間になって、特に新人の声優が「ここまでやって来て良かったな…」と思う瞬間、ライブという快楽を初めて経験する瞬間に立ち会う事に、声優オタクとして大きな価値、感動、楽しさがあるなと思います。あっ、勿論私はオタクではないです。個人的には2ndライブでもわんさか泣いてくれて構わないのですが、得てしてそういう雰囲気は1stライブ特有のもので、故に特別なのだと繰り返し思う日々です。

という訳でとても良いライブでした。SMILE PRINCESS 2ndライブ、ありますよね…?

2022.3.13 近況

まぁ月に1回くらいは更新したいよね。

・ヘッドホンを買い換えた

ヘドンホホをWH-1000XM3からWH-1000XM4に買い換えました。 ここだけの話、2月末に社からボナスが出たので勢いで買い換えちゃいましたね。でもたま〜に高い買い物をしないと自分が労働をしている意味を見失ってしまうので良い消費だったと思います。

使い心地は今のところ良いです。WH-1000MX3に比べて重さは軽く着け心地も悪くない。電池持ちも心做しか良くなってる気がする。使い始めの時の音質の印象は中音域~高音域の音の解像度が上がった代わりに低音域が弱くなってるってものだったけど、2週間弱使っていくうちに低音域もちゃんと音が出るようになって良かった。使い始めた時はかな〜り音がシャリシャリしてた。

結構前に買ったウォークマンは電池持ちがカス過ぎて使ってないから、今は専らapple musicで音楽を聞いてるけど、スマホからワイヤレスでこの音が聞けるなら万々歳だなというところ。でもやっぱり自分は低音が好きなのでMDR-1A並の音がワイヤレスから出るようになってくれたら良いなと思う。

 

Aqoursの6thを見てきた

難儀なライブだったな〜という感想がある。自分が見たいAqoursのライブとAqoursが見せたいライブの間に乖離があって、その溝は恐らくもう埋まらないのだろうな、という気がする。やっぱりAqoursにはライブ全体の中にあるコンセプトや、曲を披露するにあって読み取れる文脈で勝負してほしかった。今回のライブのセットリストは文脈を重視していなかったからこそ名古屋・埼玉通して自由だなと思えたし、Hop? Stop? Nonstop!や待ってて愛のうた、太陽を追いかけろ! に Daydream Warrior が聞けるライブは一定の楽しさを担保してくれるけど、Aqoursはそこ(曲そのものの楽しさ)で勝負が出来るグループではないと自分は思っている。そういう楽しみ方をするなら、それこそ生バンドくらい連れてきて貰わなきゃ困る。D+やアイプラが強い曲を引っさげてライブをしている中でAqoursだけが出来ること言えば、やはりライブの中で物語を作っていくことや、演出と文脈で観客を魅了することなのでは無いだろうか。自分と似たような感想を持った人が居るかは分からないが…。

 

終わり。

 

 

 

 

2022.2.26 萌え尽き症候群(アイプラ単独の感想)

先週のアイプラワンマンから早いのか遅いのか一週間が経ちました。僕はと言うとライブが終わってから漠然と気力が無くなっています、俗に言う燃え尽き症候群ですね。4月に3期生のイベントこそあれど次のライブが7月だなんて待てたもんじゃないわよ。ライブは月一のペースで頼むな…。(頼む)

ライブ後はいつも感想を書いていますが、ライブの次の日に出す物についてはちゃんと書きたいと言う思いがいつもあります。ここで言う「ちゃんと書く」というのは、文章として纏まりがある物にするという意味合いが大きく、纏まりを持たせる為に、これ言いたいな〜というフレーズを泣く泣く削ったり、ライブの細部に目を向けた感想を入れないという事がよく起こります。今日は折角(?)燃え尽きてるのでライブを思い出しながら細かい話をしようと思います。

 

・星見プロダクション

1曲目はド定番の「IDOLY PRIDE」。もうこの曲で始まらなかったら何で始まるんだとというレベルになってます。Please Take Me Out! から始まるイントロでは腕を大きく上に振る振り付けがあり、これが可愛いのと、これをコピってこっちもぴょんぴょんするのがめっちゃ楽しい。もし声出し解禁になったらここに「ウッ!ハイ!」が入ると考えると楽しみすぎるな…。IDOLY PRIDE のCパートとせーのっ!の生歌唱を聞きに来ているところがあるので何度でもやってほしい。

2曲目「Shine Purity~輝きの純度~」。曲名言った後にオタクが手を叩く仕草が好き。と言うかそれを見て ふふっ てなってる未來ちゃんが好きという話もある。と言うかステージ全然見れてなくてごめんと言う話もある!(マジの最後列だったので許して)

アンコール1曲目「Fight oh! MIRAI oh!」。好きすぎてTIFで初めて生で浴びた時は理性失う枠の曲だったけど、この日は純粋に盛り上がる曲だな〜という感覚で楽しんでた。意外と音楽そのものよりも、それに合わせて何かをする方が楽しい曲かもしれない。なんと言っても「チャッチャッチャチャチャ、始めます!」を始めとしたクラップが楽しい。のと、2番が終わってからの畳み掛けがやっぱり最高。「誰も!(Fight!)これは!(Fight!)止められない!(Fight! Fight! Fight!)」で腕を挙げたあと間髪入れずに咲クラに入るの美しいよね…。

ラスト「サヨナラから始まる物語」。万感のサヨナラだったなという気持ちがある。TIFもリスアニも最後の曲はサヨナラだったけど、単独のラストのサヨナラにはTIFやリスアニでは出せなかった、なんと言うか今まで積み重ねてきた重みを感じた。単独という言葉や場所、雰囲気がそう感じさせたというのはあるけど、やっぱり単独というのは特別だなと改めて思った。ラスサビの振りがダンスじゃなく客席に向けて手を振るなの、泣ける。(普通に泣いていたという話もある)

 

・LizNoir

星見ちゃん達が捌けた後にリズノワのMV鑑賞会始まったのめっちゃ良くなかったですか? や、ライブ見に来てるのに何でMV見なきゃあかんねーん!という気持ちがあって、「この時間…何?」と思ってたんですけど、逆に「この時間…何?」と思ったことでIDOLY PRIDEのライブに来ている!!という感覚を強くしたというのがあります。アイドリープライドの事を何も分かってない時にアニメの2話や3話を見て「このアニメ…何?」となった感覚に近いです。GIRI-GIRI borderless worldは出来れば生で聞きたかったと言うのはありますが、全部許しました。

リズノワ1曲目「Shock out, Dance!!」。多動タイム到来。通路側の席で本当に良かった…。

2曲目「Darkness sympathizer」。今回の理性どっかいつちゃう枠。しょ~~~じきに言うとMVPまである。まさか聞けるとは思ってなかったので「リズノワからのバレンタイン」と聞いた時に「マジで!?!?!?!?」となった。アイプラのアプリやYoutubeでちょくちょく聞いてて純粋に「このベースは人を狂わす為のベースだろ…」と思っていたので、それがデカ目のスピーカーから発せられたら人はもう狂うしか無いと思うんですよ。ここで思いっ切りお猿さんになれたから、逆に星見ちゃんたちのパフォーマンスを真っ当に楽しめたというのは多分あります。流石先輩だぜ!

 

・月スト

全部は書けないので一部を抜粋。

3曲目「恋と花火」。この曲もず〜っと聞きたかった曲の一つ。イントロのピアノの旋律が好きすぎて、サビの時に後ろで鳴ってるピアノの音に意識を引っ張られるんすよね。アプリの写真イベントの時に3Dのダンスをめちゃくちゃ見たので振り付けを「何故か知ってる…」と思いながら見てました。指くるくるのところ好きすぎる…。遠目から見た感想としてはとにかく動きの揃い方がカッコ良いというのがあります。アーカイブがあったら後からじっくりねっとり「ミライチャ…」とか言いながら見てたと思います。

4曲目「The One and Only」。個人的には月下儚美よりも好きで月ストと言ったらこれというポジションにあります。この曲を語るにはまずはアニメ11話のライブパートの話をしなきゃいけなくて、まず曲がサビから始まりますがそれが終わって間奏に入る時にアニメではオタクの歓声が入るんですけど、これがめちゃくちゃ好きなんですよね。声出し解禁されたら絶対ここで歓声上げたい…。振りやフォーメーションが月の自転と公転を意識しているのが特徴的で、特にサビのその場で回る振りをアニメでは俯瞰から映してるのが良い。あとサビの途中に琴乃の笑顔がアップになる瞬間があって、そこがサニピのエブサニとの対比になってるのも良いですよね…。こういう良さを一つ一つ現実に起こしてるのがやっぱり嬉しかったな〜と思います。(画像に意味は…無し!)


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・サニピ

全部は書けないので一部をばっ(ry

2曲目「EVERYDAY! SUNNYDAY!」。サニピにエブサニあり。MVを見てしまうとどうしてもエモいと言う方向で語りがちだけど、いざライブで聞くととにかく明るて可愛くて楽しいというのがこの曲の良いところだと思う。イントロにはクラップポイントがあって、そのでクラップするのも楽しいんだけど、そこで5人が左右にちょこちょこ移動して手を叩いてるのが可愛くて好き。あぁ^~かんまいちゃんがぴょんぴょんするんじゃぁ^~。

4曲目「全力!絶対!!カウントダウン!!!」。リスアニで一回聞いといて良かったランキング第1位。ぶっつけ本番で「イェー!」と「フー!」のタイミングを合わせられた人は凄いと思う。SUNNY PEACE HARMONYと同じくこれも蟹曲🦀(蟹曲とはサニピ!サニピ!の掛け声のある曲を指す)。ライブ中に蟹さんになるのは楽しいという当たり前のことを思い出させてくれる。この曲もアーカイブがあればかんまいちゃんがピースが出来てるかじっくり観察したいところではあった…。俺たちかんまいちゃんの指先監視委員会としてもね…。

 

終わり!

 

IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 "奇跡" に行ってきたよおお!

2022年2月19日、中野サンプラザで行われた「IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 "奇跡"」の夜公演に行ってきました。圧巻のライブで大大大満足。楽しさの権化と化してました。「この瞬間の為に自分は生きてるんだよな」と感じる瞬間が年に数回かありますが、昨日のライブは間違いなくその内の一回でした。

さて、自分はいま近所の喫茶店でほうじ茶ラテを飲みながら昨日のライブを思い返してますが、やはり「楽しかったな…」という想いが一番強く、身体中を駆け巡ってます。これ以上言葉を尽くす事に抵抗感もありますが、折角良い気分なのである事ない事書きたいと思います。

自分は何だかんだ言ってもIDOLY PRIDEのアニメが好きなので、この単独ライブもアニメのストーリーをなぞるようなライブなのかなと予想、期待していました。オンラインマネージャー集会でこのライブが発表された当時は「神田さんが1曲目でFirst Stepを歌った直後、スクリーンにデカデカと 三 年 後 の文字が映し出され星見プロが登場」みたいな演出があるかもしれないとワクワクしていました。残念ながら今回はそういうライブではなかったですが、代わりとしては十分過ぎるほどの楽しさと幸福感を提供してくれた星見プロの10人とスフィアの4人には感謝してもし切れません。あの場所は楽曲派(私)の熱狂と声優オタク(私)のニチャニチャ笑顔*1で満たされた素晴らしい空間でした。

ライブ中に表情がよく見えるような席では無かったですが、特に月ストに関しては遠目からでもそのパフォーマンス力の高さが目に付きます。リスアニの時には既に完成されていた感もありますが、サニピ月スト両グループともTIFの時に比べると圧倒的に良くなってます*2天文学的確率の同点優勝! それこそTIFの時はアニメ9話の影響でサニピ大好きでやっていたのですが、ライブを重ねる毎に、月ストに心を奪われ始めている自分が居ます。EVERYDAY! SUNNYDAY!のMVで顕著に示されたようにサニーピースには「過去認められなかった、思うように咲けなかった4人を、3年前まで心臓病を患っていたさくらが纏めている」という強烈な文脈があり、グレーな過去を持つ5人が揃って明るい曲を歌う事にそもそものエモーショナルさがあります。一方で月ストにはアニメ8話のような素敵なエピソードこそあれど、サニピのような強烈な文脈はありません。ですが私は最近、月のテンペストの5人をミューレ3期生の5人が演じているという事にサニピの文脈と同等かそれ以上の価値や繋がりを感じています。月ストのパフォーマンス力の高さは間違いなく彼女達がミュージックレインの3期生だから生み出せる訳で、ダンス中の統率の取れた動きの背後には一緒に過ごしてきた時間の長さがあると思うのです。そういう自分の知らないところで積み重ねられてきた時間に訳もなく感動してしまいます。(…やだやだ)

アンコールの最後、舞台から捌けていく橘美來さんの瞳から涙が溢れていたのが印象的でした。彼女達がライブに向けてどういう準備をしてきたのか、それだけで無くIDOLY PRIDEというコンテンツが立ち上がってから彼女達が何を想って過ごしてきたのか、私には知り得ないことが余りにも多すぎますが、私は橘美來さんが好きなのでもらい泣きするには十分な情景でした。何となく、これ以上彼女の涙の裏側に思いを馳せるのは野暮かなという気持ちがあります。ヘヘッ…ミライチャ…トッテモヨカッタヨ……。

楽曲の感想も書きたいところですが、Darkness sympathizer…ベースがエロすぎる!!!多動!!!しか書けなかったのでまたの機会にします。(大変だぁ~!)

改めてサニピ、月スト、リズノワの14人には最大限の感謝を。ありがとうございました!

*1:このアカウントは高尾奏音さんのダジャレを聞きに行っていました

*2:TIFはTIFでめちゃくちゃ良かったというのはあります

2022.2.11~2.13 多治見とAqours

・多治見へ

名古屋でAqoursのライブがあったので、それに合わせて「やくならマグカップも」の聖地である多治見に行ってきました。聖地にも町おこしとして地域と協力している場所とそうでない場所がありますが、多治見は前者側で町の至る所にポスターが貼ってあります。アニメのモデルとなった場所を訪れること自体も楽しいですが、僕としては街中にアニメのポスターやパネルが置いてあるのがかなり嬉しいです。僕が法を作る立場になったら街中にアニメのパネルを設置することを強制するかもしれません。


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インターネットを見ると色んな人が多治見の回り方を紹介してくれていたので、基本的にはそれに準じました。陶芸体験は虎渓窯で、昼はうな千で…という感じです。虎渓窯でした陶芸体験は超良かったです。陶芸部の内観のモデルとなっている為か、壁にポスターが貼られていたり、色紙が飾ってあります。陶芸って粘土に手を突っ込んで気持ち良いイメージがありますが、実際に粘土に手を突っ込んでみると粘土が手の水分を思いっきり吸うので、気持ち良いのは最初だけで、少しすると粘土のザラザラした触感の方が手に残ります。新しい発見です。少し目を離した隙にグチャっとなるお決まりのやつも体験したかったのですが、体験をさせてくれた先生が付きっきりで見てくれたので起こりませんでしたね。自分が作ったマグカップは3ヶ月後に届くらしいです。楽しみ。お届け先の住所を書く過程で自分が埼玉から来たことがバレてしまったのですが、先生が「関西や関東から来てくれる人の殆どが やくも を見て来てくれている」と嬉しそうに語っていたのが印象的でした。あっ、後うなぎは食べた方が良いです。美味いので。


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自分は車を持っていないので、電車で多治見を訪れましたが、美濃焼ミュージアムなど駅から離れた場所まで移動するのは大変なので、車を持っていなかったらシェアサイクルに登録しておくのが良いかもしれません。12時間借りて1000円です。

 

Aqoursを見てきた

名古屋バンテリンドームで行われた6thライブを見てきました。良かったな〜という思いと、流石に2日間も見る必要は無かったな〜という思いがあります。Aqoursを生で見たのは2020年3月のラブライブフェス以来で、久々にAqoursのライブを見れた嬉しさはありますが、従来のナンバリングライブと比べてしまうとパワーダウンしてる感は否めません。彼女たちのパフォーマンス自体はまだまだ健在ですが、幕間はシングルのアレンジを流すだけ、船などの派手な演出はなし、何よりDay1とDay2でセットリストの変わった部分がトロッコ曲のみと言うところで、どうしても今までのライブと比べると即席のライブだなという感覚がありました。ラブライブサンシャインがこの2年間で失ったものの大きさを考えざるを得ませんでした。

サニーステージでは特別ゲストにサニーピースが呼ばれるらしいので楽しみにしてます。

2022.2.6 近況

1月の頭に教習所に2輪の入校手続きしに行ったら、受付の人に「や、いま入校手続き出来ないんすよね」と言われたので泣く泣く今日も暇になってる。調べたところ1月〜3月は教習所の繁忙期らしく(大学生とか受験終わった高校生とかで混むらしい)、2輪は受付ストップとのことでした。へぇ〜という感じ。まぁ混み合ってるところは基本的に嫌いなので良いかな。

 

アルセウスやった

アルセウスのストーリーをクリアしました。面白かったのはフィールドの探索、それ以外の要素は特段…という感触でした。人間とかいう存在が「共存」って言葉を掲げるの、なんかな〜。それは支配って言葉を自分たちの都合の良いように使ってるだけように感じるので好きになれませんね。まぁポケモンのゲームのストーリーなんていつもこんなもんな気がしますけど…。

ただフィールドの探索が面白かったのは本当で、序盤から高レベルのポケモンが出てきたり、シンオウ御三家が野生で出てくるのはかなり良いな〜と思った点です。御三家や進化ポケモンが野生で出ないってよく分からない設定で、ゲームシステムが世界観を歪めてしまった結果だとおもうんですけど、アルセウスはその辺の歪みを取り払ってるのが好印象です。序盤は弱いポケモンばかりが出ますが、そもそも強いポケモンの縄張りの近くに大きな村は作れないというのがありそうです。

30時間ほどやりましたが、さすがに図鑑埋めは面倒なので気が向いたら触ろうと思います。

 

・今期アニメ

今期アニメめっちゃ面白いですね。個人的な感覚ですが冬クールって面白いアニメが多く放送されてる印象があります。ぱっと思い付く限りだとIDOLY PRIDE、わたてん、よりもい、ゆるキャン1期、メイドラゴン1期、ガヴリールドロップアウト辺りですかね。と言うか2018年冬アニメがかなり強い…。例に漏れず2022年冬も豊作の予感がします。

特に熱いのはスローループですね。TLでもかなり盛り上がってます。自分は恋アス、ゆるキャン2期、おちフルにいまいち乗り切れなかったので、久々にハマれるきららアニメが出てきて嬉しい限りです。可愛いキャラが出てくるのは勿論のこと、主人公の2人が共に片親を亡くしている少し重めの設定と、その喪失にちゃんと立ち入る物語の切なさがツボに入って大好きです。スロウスタートごちうさがそうですが、きららで少しだけ重く悲しい話をするアニメは大体好きですね。(とは言ってもごちうさはその悲しさを隠している作品ではありますが…)

 

2022年冬アニメ上から…

王:スローループ

暴君:現実主義勇者の王国再建記

めっちゃ面白い:リアデイルの大地にて、その着せ替え人形は恋をする、怪人開発部の黒井津さん、プリンセスコネクト2期、ハコヅメ

やっていけ:CUE!

------- 毎週楽しみのライン ----------

そこそこ面白い:明日ちゃんのセーラー服、天才王子の赤字国家再生術、失格紋の最強賢者、賢者の弟子を名乗る賢者、ありふれた職業で世界最強2期、終末のハーレム

2022.1.22 リスアニライブ2022に行ってきたよ〜

2022年1月22日、リスアニライブを見に武道館に行ってきました。勿論お目当ては星見プロダクションちゃん。

MCの富田さんが「次のアーティストは、このアイドル達です」と言うと会場の星見のオタク達が(僕を含めて)一気に元気になったのが良かった。会場の雰囲気がアニソンライブから突如自分の知っているアイドル現場の空気になりテンションがバグる。

サニピは新曲の「全力!絶対!!カウントダウン!!!」を、月ストは安定と信頼の「月下儚美」を用意してきて、両グループ共に自分達に何が求められているのかを捉えているなぁ…という印象があった。TIFの時はCD音源そのまま流しでステージでは口パクだった(それはそれとしてTIFのステージも良かったという事は補足しておく)が、今回は生歌でバチバチに歌唱してくれて最高になってしまった。しかも失礼ではあるが思っていた以上にみんな全然歌えていて感動すらあった。でもよく考えると月ストはミューレ3期生として恐らくしっかり目のレッスンをしてるし、サニピもPrimaPortaの1人として活動していた首藤さんを始めとして、歌の仕事をしてた人が多数居たりと、このくらいは出来ると思った方が良いのかもしれない。ただTIFでのパフォーマンスと比べて、明らかにレベルアップしてるのが分かり、2月のワンマンが更に楽しみになってしまった。

月下儚美、サヨナラから始まる物語は想像以上に生バンドとの相性が良く、会場に響き渡るギターサウンドに心酔していたら多動することすら忘れていたくらい。ただ恐らく、最警戒していた「Fight oh! MIRAI oh!」はこれ以上の相性が期待出来るので、1年後と言わずに、半年後3ヶ月後にでもバンドサウンドで聞かせてくれという思い。飽くまでもソシャゲが今のメインなので、ライブや接触の機会は多くないけど、2月以降もちゃんとフェスなりワンマンなりライブやイベントはあってほしいなぁ。

そしてこれは名のある作曲家に混じってる千紗ちゃん。

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ぉゎり。

2022.1.14 ペルソナ5が全然面白くなかった話

2022年一発目の更新がゲームの酷評なのは許してほしい。

先日ゲームショップでペルソナ5が1200円で売っていたので、暇潰しに丁度いいと思って購入した。かなり人気のシリーズらしく、レビューも高評価なので期待してプレイしていたが、鴨志田パレスが終わった辺りからは惰性でプレイし、60時間遊んだ感想としては「めちゃくちゃ残念なゲーム」となった。ストーリー、ダンジョン、ゲームのシステム、どれか1つでも良かったならここまで扱き下ろす事も無かったのだが、全てにおいて満足出来なかったのは想定外。ただ、面白くもつまらなくもない虚無のゲームよりは、めちゃくちゃ嫌いなゲームをする方が有意義ではあるので、そういう点では良かった。という訳で酷評していきます。

 

・ストーリー

多く言われているが、私も鴨志田パレスは良かったと思う。実際に自分が被害を受けているから、鴨志田に対して「絶対ぶっ飛ばしてやるからな…」という心情が生まれて、パレスの攻略にもモチベーションが保てるし、鴨志田が全校生徒の前で頭を下げて謝るというオチも納得出来る。そして何より、主人公たちが「鴨志田を殺してしまうかもしれない」という覚悟をした上で改心を行っていたのが格好よかった。自分の身を守る為に、相手を殺すリスクを侵してまでペルソナの力に手を染める必要があった。それが斑目以降はそのリスクが無くなってしまったので緊張感がない。巷では「改心」は「洗脳」とは違うと言われているが、相手の同意も無しに人格を変えてしまう事のどこが洗脳でないのか私には分からない。全編を通して自分たちが悪いことをしている(完全に悪とも言えないが、人の人格を書き換える事に少なからず疑問は抱くべき)、人殺しになる可能性があることに無自覚過ぎて見るに耐えなかった。竜司くんもう喋んないで?と何回思ったことか…。真っ先に改心させるべきは「怪盗を続けてチヤホヤされたい」という欲望を抑えきれてない竜司くんでしょ…。

あと目立つのは敵キャラを露悪的に描き過ぎていることだ。敵キャラを倒しても良い相手としか描かない事がこのゲームの限界を物語っていると言っていい。春のお父さんは娘にだけは優しくても良かったし、獅童の手腕は政治界には欠かせないものだったくらいの描写は欲しかった。それが無いから怪盗団の一方的な正義の押し付けがまかり通ってしまうし、自分達の行いに疑問を持つこともない。そこの葛藤を描けないから物語やキャラクターが単純化してしまう。明智くんがテレビで正論を吐いてる時はワクワクしたが、結局は明智くんを悪者にする事で「怪盗団は本当に正しい行いをしているのか?」という問いから逃げるのもズルいなと思った。

異世界を使って死亡を回避するトリックも正直「は…?」だった。フィクションなのでトリック自体に現実味が無いのは別に良い。問題はプレイヤーの知らないところで、実は全員が明智くんを疑っていて罠に嵌めようとしていたことだ。ゲームしていてこんなに疎外感感じることある…? 少なくともプレイヤー=主人公の構図が成り立っているゲームでするべき演出だとは到底思えない。これでは主人公と私の間にある心情の乖離が大き過ぎて全然ゲームに入り込めない。これをするなら最初から日常の中で明智を疑って、それを勘付かれないように立ち回るというのをゲームに落とし込んでほしかった。

 

・ゲームシステム

ネットで感想を漁っているとストーリーは微妙だがゲーム部分は良かったという声を聞くが、私としてはゲームシステムの部分も良かったとは思えない。悪かったと言うよりは、良い要素は揃っているのに全く生きてなかったという言い方が正しい。

まず1つとして人間パラメータがほぼ死にステータスだった事だ。人間パラメータは殆どコープレベルを上げる時の弊害としてしか機能していなかった。度胸があったら横入りしてきた獅童に言い返せるというのは良かったが、余りにもそういうシーンは少なかった。例えば、優しさが高かったら死ぬしかないボスキャラを生かすことが出来てルート分岐が起こるとか、器用さが高かったら敵の持っている鍵を戦闘をせずに盗めるとか、そうやって人間パラメータが生かせるシーンを作ろうと思えば沢山作れるけど、それが無いのは流石に期待外れだった。

あと不満なのは総攻撃やホールドアップだ。総攻撃自体はめちゃくちゃカッコイイ。初めて見た時は痺れました。ですが慣れてしまうとただの長い演出の全体攻撃にしかならない。おまけに中盤以降は総攻撃しても敵の体力は残る。折角のカッコイイ必殺技が勿体無いです。ホールドアップではとにかくボスキャラと話がしたかった。体力のある状態でホールドアップをしても余裕をぶっこいてたり、体力が少ない状態でホールドアップをすると懺悔を始めるとか、そういうのめっちゃ期待していた。敵ボスの体力が1になったら強制ホールドアップ→めちゃくちゃ言い訳や懺悔を始める→一頻り懺悔を聞き終えたところで一斉攻撃→カッコイイ演出でフィニッシュみたいのを想像していたので、使い方が下手だったなというのに尽きます。

1つ1つの演出が長くテンポが悪いところもとても嫌でした。このゲームはクリアまで平均80時間くらい要すると言われているが、正直その膨大なプレイ時間の中のプレイアブルな時間ってどれだけあったのだろうと思う。約半分の40時間くらいは画面見て○ボタンをポチポチする退屈な時間だった。基本的に放課後になるとキャラクターを操作できるらが、毎日のように電車に乗り登校し学校の授業を受けなければならず、一々挟まるロード画面と合わせて情報量の薄い画面を延々と見せられるのは苦痛でしかなかった。ミッションが終わってから次のミッションが始まるまでの時間はプレイアブルな時間がほとんど無く(ベッドで寝ることを選ばすくらい)、そんな事ならムービーを使うなりして物語をスムーズに進めてくれ…と思った。

 

・ダンジョン、音楽、UIなど

ダンジョンが長く面倒というのは当然として、マップが切り替わった途端に目の前にシャドーが居て見つかってDangerで戦闘に入るのだけは理不尽すぎてどうにかならなかったのかと思う。カメラの操作性、特に物陰に隠れている時にカメラが後ろまで回らないのも非常に不便だった。シャドーに見付かって逃げている時に扉や階段の見えない部分に引っ掛かって進めず追い付かれるのもかなり最悪だった。このゲーム悪いところしかないやん…。

音楽やUIは言われている通りオシャレで良いが、ここだけオシャレで中身が酷いのでハリボテ感が否めず、こんな事なら変に気取ってオシャレ感を出さない方が良かったのではとすら思った。中身が酷いのに音楽だけオシャレって逆にめっちゃダサいやん…という気持ちになったので、完全に裏目に出ていると思う。

 

と言う訳で終始「なんでこれが評価されてるのか全く分からん…」という感じでした。最悪なゲームだったので、「俺だったら楽しめるかもしれん…!」という人は是非手に取ってみてほしいです。