ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

ラブライブ!サンシャイン!!4話『ふたりのキモチ』感想

ブログ書くのって疲れますね、でも140字の制限がない世界はとても自由なので楽しいですね!

 

さて、4話です。今回も短い話になると思いますがお付き合い下さい。

 

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4話の演出は全体的に凝ってますよね〜、このシーンは回想ってのもあって色褪せたようなエフェクトが掛かってますね、現実でも本や物語の中に自分を投影してきた花丸にとって、ルビィがスクールアイドルをしていない世界は色褪せて見えたんでしょうね…。

 

花丸の語り草がすごくお気に入りです。

 

この話の演出と絵コンテを切ってるのは古田丈司さんです。僕の好きなラブライブ!無印6話の絵コンテを切ってる人ですね、これ以上は余談になるので、まぁ機会があれが無印の話しもしてみようかな〜。

 

 

 少し先のルビィが和室でスクールアイドルの雑誌を読んでるシーンも凝ってますよね、瞼を閉じると姉との楽しかった思い出が蘇ってしまう…ダイヤがμ'sのファンである事がバレた放送を聞いていたルビィ、ルビィが部屋で楽しそうにスクールアイドルの雑誌を読んでるのを見たダイヤ、2人の思いにお互いは気付いているハズなんです。

 

という訳で今回のテーマの一つは『対話』です。

 

 

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どうしてって...やってみたいからだけど...ダメ?

 

と言う花丸、めちゃくちゃ嬉しがるルビィ可愛いですよね…。

 

このシーンに関しては後で言及があるのですが、やっぱりこの時点でも花丸がの中にはちゃんとやりたいって思いがあったんだと思います。ルビィの為って言う大義名分が花丸の中にあった本心を引き出してる感じがしますね。

 

 

これも余り本編と関係の無い話ですが、無印で描いた『"やりたい"って気持ちと向き合う』事を速攻で消化して別の物語を描くラブライブ!サンシャイン!!という作品は、根底では繋がっているけど全く別の作品だな〜と思います。

 

 

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ルビィちゃんはもっと自分の気持ち大切にしなきゃ。

 

世界に隅々まで照らせるようなその輝きを、大空に放ってあげたかった。

 

いい台詞ですよね。ルビィの背中を押してあげる花丸、高槻さんがめちゃくちゃ良い演技してくれてますよね...。

 

花丸の話をを聞いて決心した、強い表情を浮かべるルビィも、僕は大好きです。ルビィが持ってる芯の強さが今後語られたら良いかな〜って勝手に思ってます。(まぁsidで少し語られてますけど。)

 

花丸はずっとスクールアイドルをやりたがってたルビィのことを見てきた、これが後々一方通行では無かった事が語られるんですね。

 

 

 

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ルビィちゃんの気持ちを聞いてあげて下さい。

 

そんなの…分かってる...。

 

 対話の時間です。4話6話9話を見れば分かりますが、ルビィとダイヤの間には、どんな人であろうと入れないんです、リーダーである千歌さえも。

 

具体的に話をするシーンはカットされてますが、それでいいんです、美しい。大事なことは何を話したかじゃなく、ちゃんと向き合って話をしたか、だと思います。

 

ここでダイヤはルビィから向き合うとの大切さ感じたハズです、それが後々9話で生きてくるのかな~と思ってます。

 

 

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ルビィね、花丸ちゃんのこと見てた!

 

花丸はずっとルビィを見てきましたが、ルビィもまた花丸のことを見ていたんです。対話の時間です。お互いはお互いの思いに気付いているんです、話をしないだけ、話をすることがめちゃくちゃ大切に描かれているんです。

 

ただ、見てるだけじゃ何も始まらない』んですよ、3話で言ってましたよね。対話することの大切さはこのまま9話に繋がってきます。

 

 

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でも花丸は自分には無理と言います。ルビも含めて言えますが、大事なことは自分の中にある一面を肯定してあげる事なんですよね…自己肯定

 

Aqoursはそういう自分の嫌なところを含めた素の自分を受け入れてくれる場所なんだと思います。2話で「何をしても楽しくない」と言う梨子に手を伸ばしたのと同様に、自分はスクールアイドルに向いていないと言う花丸に対して手を差し伸べるんですよね、高海千歌さんは。

 

このテーマに関しては、5話で一番色濃く語られた後に12話の話に昇華されていくので、その時にでも書こうかな〜と。

 

 

というのが4話の感想ですかね〜、『対話』と『自己肯定』がここで両方語られているので、めちゃくちゃ密度が濃いんですよね。

 

 

この2つがこの先も大事に描かれていくので、是非自分の目で見て、理解してくれたらいいな〜と。更に、4話と9話の話の繋がりを感じて頂けたら嬉しく思います。

ではでは

 

 

                                    きうい