ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

ラブライブ!サンシャイン!!5話『ヨハネ堕天』感想

こんにちは、5話です。もう少しで折り返しですね、今日も頑張って感想書きます。

 

 

今回は津島善子ちゃんのお話です、僕この話大好きです、好きなシーンと大事なシーン、台詞が多くてどこを抜き出せばいいのか超迷いました。では短い駄文になりますが、少々お付き合い下さい。

 

f:id:kiui_4:20170706172809j:plain

 

アバンのシーンです。

 

この世界はもっとリアル、リアルこそが正義。

 

色々な解釈があると思いますが、「自分の中のネット配信をしているヨハネの部分」を非リアル、「善子である部分」をリアルと位置付けて、「リアルこそが全てである。」って言ってるんだと思います。

 

今回も2話4話と同様に、津島善子が自分の一面であるヨハネを肯定していく物語になってます。物語は形を変えて繰り返される、ラブライブ!サンシャイン!!の好きなところです。

 

 

f:id:kiui_4:20170706172816j:plain

 

いやぁ〜花丸が可愛いですよね。このキャプを貼り付けた理由はただ可愛かったからだけです。お気に入りです。

 

 

余談ですが、個人的には花丸の家には一切電化製品置いていてほしくないんですよね。未だに冬場には自家製の氷を作って氷室で保管してほしいし、その氷を木で作られた冷蔵庫に入れて食料を保存していてほしいです。

 

 

f:id:kiui_4:20170706172822j:plain

5人で屋上練習するシーンです。

 

地味! and 地味! and 地味

 

これも大切な台詞ですね、自分以外の4人に対する地味!はこの後解決され、内浦に対する地味!は6話で、自分に対する地味!は12話で解決されます。

 

この時点でもやっぱり高海千歌は自分のことを「普通」なんだと思っているんだと思います。

(千歌がいつ自分のことを地味と思わなくなったかについては色々な人の見解を聞いてみたいですね。)

 

 

f:id:kiui_4:20170706172829j:plain

 

 

どうしても自分の中のヨハネを捨てられない津島善子…。捨てたいと思っていても捨てられないもう一人の自分が津島善子の中のヨハネなんだと思います。

 

13話でも言及がありましたが、善子は自分がヨハネで居られる場所を探してるんだと思います。

 

 

 

f:id:kiui_4:20170706172835j:plain

 

 

 みんな可愛いですね、キャラが可愛いアニメ好き。善子がネットでヨハネとして配信中してる事を晒し上げるルビィ…鬼畜ですね。

 

(ルビィが持つ芯の強さはここから来てる…?)(流石にそんな事は無いと思う。)

 

ルビィは9話でも果南に対して畜生ともとれる発言をしてますからね。

 

 

f:id:kiui_4:20170706172843j:plain

 

 全然地味じゃないって思ったの、それぞれ特徴があって魅力的で...

 

今まで、自分の中にあるダメな一面、つまり欠点に対してそれを受け入れる事を描いてきた訳ですが、津島善子の中のヨハネの事を本人は欠点だと思っていたのかもしれませんが、千歌から見ればそれは強烈な個性に見えたんですね。

 

この瞬間、千歌の中で「欠点」が「個性」として捉えられるようになったんだと思います。それが、 みんな地味じゃないと思えた根拠なのかな〜と感じました。

 

 

こういう事を考えると、ラブライブ!サンシャイン!!は良く出来てるな〜と思います。大好きです。

 

 

f:id:kiui_4:20170706172854j:plain

 

津島善子が捨ててしまった黒い羽を、千歌は拾い上げて、善子に渡します。

 

善子ちゃんは良いんだよ、自分が堕天使を好きな限り!

 

千歌は手を伸ばします、2話4話と同じように、津島善子に「君はそのままでいいんだ、そのままで。」って言ってるんですね、自己肯定の後押し。

 

Aqoursは水、何でも受け入れられる器を持ってます。

 

 

ステージの上で自分の好きを見せることなんだよ!

 

千歌たちが3人で歌った『ダイスキだったらダイジョウブ!』は千歌がスクールアイドルに対してドキドキする気持ちと大好きって気持ちから作詞がされてるので、千歌が出したこの答えの根拠になってるんだと思います。

 

 

千歌は多分、この答えに辿り着くまで部屋で色々考えたんだと思います、1話の時も言いましたが、高海千歌の魅力は思考することだと思ってます、ひたすら思考。考えること、大事。

 

でも、嫌だったら嫌って言う!

 

話すことって大切ですね、中学まで堕天使キャラを突き通してきた善子に果たして腹を割って何でも話せるような友達は居たんだろうか…、恐らく居なかっただろうから、自分としっかり向き合ってくれる高海千歌って存在を津島善子は求めていたのかもしれません。

 

 

この話見ると思いますが、この作品しっかりした理屈に沿って作られているんですね〜本当に、まぁこの先もっとそれを感じることになると思います。まだまだ序の口です。

 

 

 冒頭の善子の台詞が13話の『今こそがリアル、リアルこそ正義。』に繋がってくるんですけど、5話で自己肯定を終えた後の津島善子がこの台詞を放つ事の意味を是非考えてほしいです。

 

 

 にしても、見どころが沢山ありすぎ紹介しきれて無いですね...善子が羽を捨ててしまうシーンとか、大事なシーンですが...突き詰めればアニメに無駄なシーンなんて無いので自分の目でワンシーンずつ咀嚼しましょう。(丸投げ)

 

映像のみで物語を進めていくの、アニメーションという感じがして好きです。

梨子がゴスロリ衣装のまま飛んで家に帰るところとか、ダイヤに6人が怒られてるシーンが僕はめちゃくちゃお気に入りで、ルビィに『ごめんなさい...』って謝られただけで簡単に引き下がるダイヤさんチョロくて好きです。

 

 

という感じですかね、なんか凄く纏まりの無い文章になってしまい申し訳ないです。(最初からあってないような物ですが)

 

 

めちゃくちゃ中身が詰まっているので、こんな文章では魅力の50%も伝わらないかと思いますが、これが我の限界であります。

が、微小ながら皆さんの作品理解の足掛かりになってくれればと思います。ではでは

 

                                    きうい