ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

ラブライブ!サンシャイン!!8話『くやしくないの?』感想

さぁさぁ、ここからどんどん面白くなって参りますラブライブ!サンシャイン!!8話感想記事、書きます。

 

 

 では興味のある方は少しの間お付き合い下さい。

 

 

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友達思いの善子お前...って感じですよね。この時の千歌さんの無理してる感じと、それを瞬時に理解できるメンバーとの間には既に絆のようなものがあるんですかね。

 

6話で千歌が梨子に言っていたように、千歌は言い出しっぺとしての責任を感じてるんですね。胸が苦しい。

 

ラブライブは遊びじゃない!

 

って台詞、価値観の違いを感じさせます。遊びだ!と真っ向から否定出来ることではありませんし、真剣にやらないと見えてこないものばかりだと思います。

 

でも反面、真剣にパフォーマンの質や"勝ち"にこだわり過ぎて、仲間と過ごす時間の大切さや歌を歌うことの楽しさを忘れてはならない...難しいですね。

 

 

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ダイヤの優しい顔を見たらそりゃ泣きますよね、僕も泣きました。安心感がルビィの中に溜まっていた感情を一気に溢れさせたって感じですね。

 

こういったことが起こることを見越していたから浦女のスクールアイドルを認めてこなかったダイヤにとっては辛かったんだろうと思います。

 

ルビィがダイヤを見てから泣き出すまでの移り変わりが本当に丁寧で...一瞬ルビィは抱きつくの躊躇うんですけど、それでもやっぱり涙は溢れてしまうんですね...

 

 

 

 

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1年だった頃の現3年生です。鞠莉は2人からスクールアイドルを始めようと持ちかけられた側の人間なんですが、今は2人を連れ戻そうとする側の人間になっているのが、2人と過ごした時間がいかに濃く、楽しいものだったかが感じられてめちゃくちゃ好きです。

 

この後のダイヤの

 

私も仲間に入れて下さいっ!

 

に本当に...胸が一杯になってしまう。8話時点の常に一歩引いた場所に居るダイヤの台詞とは思えないですよね...。

 

鞠莉が2人と過ごした時間のことを宝物と称してるのも納得出来ますね。

 

  

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 千歌ちゃん…辞める?

 

曜の台詞です、曜が2話3話で千歌に火を付けるために『じゃあ…辞める?』と問いかけてたんですけど、そのせいでこのシーンは余計に重く、意味のあるシーンになってるんですよね。

 

また、電車の中でも曜は

 

悔しくないの?

 

と千歌に問いかけて皆が『(あっ…それ聞いちゃうんだ…)』って空気になってたんですけど、幼馴染みである曜だからこそ、深くまで突っ込んだ問いかけが出来るんでしょうね…。

 

 

 僕はこの時に無責任に『辞めないよ。』と言えない高海千歌さんが大好きなんです。

 

2話で曜が言ったように千歌は中途半端が嫌いなんですね、しっかりと考えて考え抜いた答えでないと千歌は言いたくないんでしょうね…それが体現されてるのが好き。

 

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寝転がって考える千歌さん本当に好き。μ'sのポスターに手を伸ばす千歌は何を考えてるんでしょうかね…?

 

突然ですが僕は東條希が好きなので、μ'sという存在は奇跡だったと考えてます。千歌も「μ'sは軌跡だったのかな…?」と考えているのかな〜と勝手に思ってます。

 

僕がラブライブ!を見て体験したことを千歌は追体験してるのではないか?ここに自分と高海千歌を重ねてしまいます。

 

各々が自分の中の気持ちを見つめてるシーンも良いですねぇ…5話を経て津島善子が堂々と自分の堕天使の部分を外に表現出来るようになってるのとか凄く好き。

 

あとスクールアイドルになりたい!って強い気持ちを持っていたルビィがみんなが自分の気持ちと向き合っている時間にステップの練習をしているのが、芯の強さを感じれて好きです。

 

 

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このシーンの前の梨子が本当に千歌を心配しているのが胸が一杯になりますよね。ここの逢田梨香子さんの演技めちゃくちゃ好きです。

 

何も見えなかった でもね だから思った 続けなきゃって。

 

めっちゃ好きな台詞です。"何も見えていない"ことを答えに出来る千歌さん、凄いなぁ…。

 

僕が千歌さんを本当の意味で好きになったのはこのシーンの影響が大きいです。やっぱり千歌は普通なんだと思います、μ'sのポスターを前にして自分は普通なんだって改めて自覚した千歌だからこそ導けた答え、なのかなぁ…。

 

 差がすごいあるとか昔とは違うとかそんなのどうでもいい!悔しい...やっぱり私、悔しいんだよ…。

 

6話でやった事を思い返すとめっちゃ涙出てきますね…。

 

 

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 みんなで一緒に歩こう!一緒に。 

 

って梨子の台詞も大事なんですよね...。7話で早朝に宿を抜け出して1人でUTXの前まで突っ走っていた千歌にとって、梨子のこの言葉は救いだったのかもしれません。

 

 

千歌が大泣きするシーンでみんなが笑ってるのがとても好きなんです...千歌は得票数0であることの悔しさ半分、皆がスクールアイドルを続けてくれることに対する嬉しさ半分で泣いてるんですけど、他の5人は千歌が自分の気持に素直になれたことに嬉し涙を見せているんですよね...。

 

 

 そしてこの8話、徹底的にこのシーンに至るまでにキャラクターの心からの笑顔を描いていないので、ここで見せるみんなの笑顔が胸に深く突き刺さるんですよね...。

 

それと同時に雨雲が晴れていくのもアニメ演出の常套手段ですが、ラブライブ!サンシャイン!!だからこそ、天から強く降り注ぐ光、サンシャインには何とも言えない不思議なパワーがあるような、そんな気がします。

 

 

 

こんなところですかね~、千歌さんの魅力が詰まった回でした。次はみんな大好き9話です、沼津の花火大会に合わせて記事投稿しようとしたんですけど無理でしたね...また頑張って筆を走らせようと思います。

 

それでは、駄文ではございましたが読んで頂きありがとうございました。ではでは~