ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

ラブライブに依存していられない話

アニメ1期のラストシーンの 『 君のこころは輝いてるかい?』この言葉に当てられ俺も何か始めたいと思った。輝きたいと思った。誰よりもラブライブに向き合ってオタクをしていくことも輝く手段の一つだろう、事実自分もそういった思いでラブライブを見ていた節はある。

だから2017年の1年間、ずっとラブライブにどっぷり浸かっていた。でもそれは裏を返せば、ラブライブから受け取った熱量をぶつける先が同じラブライブしか自分には無かったからだ。  いつしか、ラブライブ以外の事にもちゃんと熱量を注げるようになれたらと思うようになった。俺の中にある「きうい」って人格だけじゃなくて、実世界で生きてる俺自身が胸を張って輝いてると言えるようになりたいと思うようになった。

時は流れて2018年4月、身の回りの環境がガラッと変わった。とは言っても、就活が始まったり研究室に配属されたりってだけの変化なんだけど、自分にとってはそれまでの生活とは何かが違っている気がしてならなかった。
自分がこの先、大人として生きていかねばならないって気持ちや、学生のままじゃいられないって実感が突如として湧き出てきたのがその違和感の原因だと思う。

アニメ2期ではダイヤは東京に、鞠莉はイタリアに、果南は海外に旅立つといったように3年生の具体的な進路が描かれた。自分で考えて、自分で未来を選択して、次に向かって進んでいく、俺にはこの3人の行動が他人事には思えなかった。何故なら次は自分が3年生のように自ら行動を起こさなくてはならないからだ。

 こんな風にラブライブからは沢山の感動や教訓、前を向く元気を貰ってる。今度はこのパワーをラブライブに打ち返すんじゃなくて、自分自身が前に進む為に使おうと思う。今の自分にはラブライブから得たパワーをぶつけられる物がある。その一つが学問だったりする。だから今年は研究室で沢山の事を学び散らかしたいと思う。

ラブライブは生活を豊かにする為の一つの手段だ。いや、ラブライブだけじゃない、アニメや音楽全般だってそうだ。趣味や娯楽の立ち位置は本来そうあって然るべきなんだと思う。

沼津に行った帰りの電車でこの文を書いてる。明日はゼミで発表、明後日は社の面接だ。沼津で感じ取った色々な感情や沢山の体験を、明日への活力に変えて生きていく。

いつまでもラブライブに依存してられない。