ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

朝起きたら…

朝起きたらそこは…、2年前に僕がドハマりしてたアイドルグループの解散が決まった世界でした。いや、だからと言って悲しいとか、泣いたとか、そういう感情は殆ど無いんですけどね。まぁ、他のアイドルさん達が次々に解散していく中で、ここまでよく続いたなってのが率直な気持ちです。

2ヶ月後に解散ライブがあるんですけど、ライブのハコが2年前に定期ライブをやってたハコと同じなんですよ。このグループは2年かけてどのくらい前に進めたんだろうと思って。いや、勿論ハコが大きくなるのが前に進むって事ではないし、メンバー個々がパフォーマーとして成長してるんだろうな~とは思ってるんですけど。「次のライブで今より大きい会場をファンで埋める」って行為は、そのアイドルグループが一回り大きくなった事の証だと思うし、それを見届ける事はアイドルを追いかける楽しさの一つだとも思う。事実、定期ライブが青山から原宿に変わった時も、かなり嬉しかったから。(会場のキャパは150人→300人っていう小規模なレベルアップだったけど、それでも嬉しかった。)

「もっとオタクして、会いに行けば良かった~」って思いは全くないんですよね。ハマってた時は誰よりも全力でオタクしてた自覚はあるし、つまんないと思い始めたからこそ他界した訳だから。ただ、1000人とは言わないんで、700人程度の会場をワンマンで埋める姿は、見てみたかったかな~って思う。なんかその辺だけが心残りなのかもな。

解散ライブに行くかは分からない。まぁ俺みたいなオタク辞めた人達がチケ取ってみるか~みたいなノリで来ると思うから、取れるかすら分からないですけどね。まぁ、この機会を逃したら俺はもう推しの手に一生触れることができないんだろうなって確信はあるから、行きたいと思う気持ちはあるっちゃある。

2年ほど自分のグループのライブに来なかったファンが、解散ライブで急に目の前に現れたら、アイドルってどんな気待ちになるんですかね。残念ながら俺には全く想像できない、アイドルではないので。ただ、プロの前でファンが他界した事について申し訳なさそうな態度で居るってのは失礼だと思うから、やっちゃいけないんだよなって。だから、俺は俺で今楽しくやってるぜって、伝えに行くのも悪くないのかもしれない。

とまぁ色々と書いてきたけど、アイドルオタク一年生の俺にライブの楽しさを教えてくれたのは間違いなくこの「X21」ってグループなので、感謝だけはしてる。縁があったらライブも行くかなという気持ちで今は居ますね。