ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

パスタを食べてきたよ…

「○○君、今日ランチ行かない?」出勤した矢先、僕が同期の女の子に言われた一言である。内心バクバクでいたが必死に平静を装って答える「うん、いいよ。」今までの人生の中で1~2番目に勇気を振り絞った瞬間だった。僕は勝った。

やる事は決まっていた。まずはフォロワーに報告だ。「え~。皆様にご報告があります。」「同期の女の子にランチに誘われました…。」何かあったらまずはフォロワーに報告。これ基本。ニヤニヤしながら文字を打ち込んでいく。気分は高揚、今が最高。

次に銀行にお金を下ろしに行った。財布の中には300円程度しか入っていなかった。道中はウキウキだった。気持ち悪いくらいの満開オタクスマイルだったと思う。向こう3ヶ月分のニヤケをこの10分で使い切ってしまった。中高6年間を男子校で過ごし、大学4年間でロクに人と関わって来なかった僕にとって、「女の子とランチに行く」というイベントが、世界で起こっているどんな事象よりも重要である事は明白だ。銀行で3000円を引き出す。この3000円があればどんなアクシデントしも対応できる。計画は完璧だ。

午前中の仕事は意外と手に付いた。何故なら全くと言っていい程に実感がないからだ。信じられない。それはそうだ。僕は「女の子とランチを食べに行く」という行為について何も知らないのだ。もしかしたら、これは夢かもしれない。そして時刻は12時30分になる。決戦まで残すところ後30分となった。どうやら、夢ではないらしい。ヤバい、クソ緊張してきた。もちろんTwitterにもそう呟く。今まで生きてきた中で、1番緊張していると言っても過言ではない。だが、舞台は待ってくれない!昼飯のレヴュー! Show must go on!

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という訳で、たらこスパゲティを食べてきました。写真の上部にスプーンとフォークが少しだけ写り込んでるでしょ? そういう事なんです。「僕が女の子と一緒にランチを食べた」残念ながら、これは真実です。みんなごめんね…。この事実はブログに未来永劫に刻まれます。7/10 は僕が初めて女の子とランチ行った記念日として祝日にします。

詳しくは伏せますが、基本的には仕事の話や同期の話をしました。食べ始める前にパスタの写真を撮ったら「写真を元にツイ垢やブログを特定する!」と言われたのが最高でしたね。「掛かって来いや!」という感じです。Twitterのアカウント、見られても問題なし!早く広大なインターネット空間から、僕という一粒の星を見付けてほしい。

そんな訳でレポートでした。詳しくはツイキャスとかで話そうと思います。