ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

2/3 残らないこと

X21のラストライブから2年とちょっとが経ちます。あの日のライブがとても良かったこと、楽しかったこと、MCに感動したことだけが頭にあって、それ以外のことは正直あまり覚えていません。思い出そうにも思い出せない。ライブの映像を見返そうにもどこにもないし、ライブ後に書かれた推しのブログ記事すら残っていない。残っていないということは、思い出す伝手が無いことで、これが思ったよりも寂しい。ライブを見た日は「こんな景色忘れられるか」って思うんですけど、やっぱり忘れていくんですよね。忘れていくことしか出来ないというのが何よりも寂しい。特にいま僕が楽しんでいる声優アイドルのライブって十中八九は映像化が行われていて、その気になれば大部分を思い出せるから、X21のラストライブを思い出せない寂しさは尚さら強く感じてる。

X21のラストライブは本当に良いライブで、それこそ自分が今まで見てきたライブの中でも3本指には確実に食い込んでくるくらいのものだったんですよ。解散ライブ特有のアイドルとファンの異様な熱量、一切の妥協を許さないパフォーマンスとオタクのコールがあった。ラストだったからこそ出来たライブというのは大きいと思うけど、残っていないのは勿体なさすぎる...。一応ラストライブじゃなくて定期ライブの映像は少しだけ残ってるんですけど、ラストの盛り上がりはこんなもんじゃなかった気がする。

 

youtu.be

 

まぁでも残っていることって本当にありがたくて、最近はX21を感じたくなった時に定期ライブの動画を見返してます。てかライブ映像マジで良いな...。3度目のFirst love って曲があるんですけど、これが歌も良けりゃダンスも良くて、フォーメーション移動もカッコいいんですよ。この映像じゃ伝わらないと思いますが...。

今の自分がX21のオタクをまた出来たら絶対に楽しいと思うんですよね、金銭的にも余裕ができたし、社会性も幾分かマシになったと思う。パフォーマンスを見る時の目も、それを言語化する力も恐らくあの頃より上手になっているハズ。まぁそんな事はもう叶わないけどね。でも何と言うかこれ以上あの瞬間を忘れていかないように、定期的にX21の話をしたい。