ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

i☆Ris 6th Live Tour 2021 ~Carnival~ の初日に行ってきた。

4月17日に東京国際フォーラムで行われたi☆Risのツアー初日の夜公演に行ってきました。色んな事を思ったので簡単に書いておきます。5人体制となって変わったこと、それでも変わらなかったことが自分の中で浮き彫りになったライブだった、というのが今回のライブの端的な感想です。

変わった事は何よりも澁谷梓希さんが居ないことですね。ずっちゃんが卒業した実感はツアーを迎えるまで結局湧かなかったですが、ライブが始まってすぐに分かりました。「いつもと全然違うな」と。5人体制でのお披露目ということもあり、メンバーもこれまでに無いくらい緊張していたらしく、時折り見えるぎこちなさが卒業の実感を加速させていました。自己紹介の時にi☆Ris自身がオタクの真似して「セリこが一番可愛いよ~!(重低音)」って言う下りが結構好きなんですけど、それが無かったのがちょっと寂しかったです。(ずっちゃんが率先してやってるイメージがあったので)あと久保田さんの自己紹介のクセが強かったです。

逆に変わらなかった事は楽曲の楽しさですね。吉本実憂が卒業してもマジカル☆キスが楽しかったように、泉川美穂が卒業してもBeautiful Xが美しかったように、アルティメット☆MAGICやHappy New World☆の楽しさは相変わらずでした。特にHappy New World☆のサビのフリコピは頭の上から指差すのがマジで楽しいので毎秒したいです。でも今回のライブで一番ブチ上がったのはSpendingですね。イントロで上がり過ぎてメンバーの前方を蹴る振りに合わせて前の座席蹴っちゃわないように気を付けようと思います。

新しいi☆Risがこの日生まれたんだなと、ライブからはそんな印象を受けました。歌割りもダンスも5人用に再構築され、いつもよりも少しだけ余裕の無い感じが新鮮であり見応えもあって。(まぁ三階席の後方からだったので顔までは見えなかったのですが...)確かにi☆Risを見ているのだけど、何だかi☆Risじゃないような、そんな不思議な感覚でした。去年のツアーが中止となり1年間温めざるを得なかったShall we☆Carnivalの楽曲は、有観客ライブでは今回が初披露となり、私の中で止まっていた時計の針が再び動き出したような、ここからまた新しく始まるんだなという気持ちになりました。

解散せずに5人で続けてくれて本当に嬉しいです。私も何回か味わっていますが、生の歌やダンスを見る機会が無くなっちゃうのって寂しいんですよね。だから、ありがとうと伝えたいです。次は仙台に行く予定です。メンバー自身も「私達はまだまだこんなものじゃない」と言っていたので、楽しみにして待つと同時に、1人のファンとして新しい楽しみ方を模索したいなぁと思います。