ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

2022.1.14 ペルソナ5が全然面白くなかった話

2022年一発目の更新がゲームの酷評なのは許してほしい。

先日ゲームショップでペルソナ5が1200円で売っていたので、暇潰しに丁度いいと思って購入した。かなり人気のシリーズらしく、レビューも高評価なので期待してプレイしていたが、鴨志田パレスが終わった辺りからは惰性でプレイし、60時間遊んだ感想としては「めちゃくちゃ残念なゲーム」となった。ストーリー、ダンジョン、ゲームのシステム、どれか1つでも良かったならここまで扱き下ろす事も無かったのだが、全てにおいて満足出来なかったのは想定外。ただ、面白くもつまらなくもない虚無のゲームよりは、めちゃくちゃ嫌いなゲームをする方が有意義ではあるので、そういう点では良かった。という訳で酷評していきます。

 

・ストーリー

多く言われているが、私も鴨志田パレスは良かったと思う。実際に自分が被害を受けているから、鴨志田に対して「絶対ぶっ飛ばしてやるからな…」という心情が生まれて、パレスの攻略にもモチベーションが保てるし、鴨志田が全校生徒の前で頭を下げて謝るというオチも納得出来る。そして何より、主人公たちが「鴨志田を殺してしまうかもしれない」という覚悟をした上で改心を行っていたのが格好よかった。自分の身を守る為に、相手を殺すリスクを侵してまでペルソナの力に手を染める必要があった。それが斑目以降はそのリスクが無くなってしまったので緊張感がない。巷では「改心」は「洗脳」とは違うと言われているが、相手の同意も無しに人格を変えてしまう事のどこが洗脳でないのか私には分からない。全編を通して自分たちが悪いことをしている(完全に悪とも言えないが、人の人格を書き換える事に少なからず疑問は抱くべき)、人殺しになる可能性があることに無自覚過ぎて見るに耐えなかった。竜司くんもう喋んないで?と何回思ったことか…。真っ先に改心させるべきは「怪盗を続けてチヤホヤされたい」という欲望を抑えきれてない竜司くんでしょ…。

あと目立つのは敵キャラを露悪的に描き過ぎていることだ。敵キャラを倒しても良い相手としか描かない事がこのゲームの限界を物語っていると言っていい。春のお父さんは娘にだけは優しくても良かったし、獅童の手腕は政治界には欠かせないものだったくらいの描写は欲しかった。それが無いから怪盗団の一方的な正義の押し付けがまかり通ってしまうし、自分達の行いに疑問を持つこともない。そこの葛藤を描けないから物語やキャラクターが単純化してしまう。明智くんがテレビで正論を吐いてる時はワクワクしたが、結局は明智くんを悪者にする事で「怪盗団は本当に正しい行いをしているのか?」という問いから逃げるのもズルいなと思った。

異世界を使って死亡を回避するトリックも正直「は…?」だった。フィクションなのでトリック自体に現実味が無いのは別に良い。問題はプレイヤーの知らないところで、実は全員が明智くんを疑っていて罠に嵌めようとしていたことだ。ゲームしていてこんなに疎外感感じることある…? 少なくともプレイヤー=主人公の構図が成り立っているゲームでするべき演出だとは到底思えない。これでは主人公と私の間にある心情の乖離が大き過ぎて全然ゲームに入り込めない。これをするなら最初から日常の中で明智を疑って、それを勘付かれないように立ち回るというのをゲームに落とし込んでほしかった。

 

・ゲームシステム

ネットで感想を漁っているとストーリーは微妙だがゲーム部分は良かったという声を聞くが、私としてはゲームシステムの部分も良かったとは思えない。悪かったと言うよりは、良い要素は揃っているのに全く生きてなかったという言い方が正しい。

まず1つとして人間パラメータがほぼ死にステータスだった事だ。人間パラメータは殆どコープレベルを上げる時の弊害としてしか機能していなかった。度胸があったら横入りしてきた獅童に言い返せるというのは良かったが、余りにもそういうシーンは少なかった。例えば、優しさが高かったら死ぬしかないボスキャラを生かすことが出来てルート分岐が起こるとか、器用さが高かったら敵の持っている鍵を戦闘をせずに盗めるとか、そうやって人間パラメータが生かせるシーンを作ろうと思えば沢山作れるけど、それが無いのは流石に期待外れだった。

あと不満なのは総攻撃やホールドアップだ。総攻撃自体はめちゃくちゃカッコイイ。初めて見た時は痺れました。ですが慣れてしまうとただの長い演出の全体攻撃にしかならない。おまけに中盤以降は総攻撃しても敵の体力は残る。折角のカッコイイ必殺技が勿体無いです。ホールドアップではとにかくボスキャラと話がしたかった。体力のある状態でホールドアップをしても余裕をぶっこいてたり、体力が少ない状態でホールドアップをすると懺悔を始めるとか、そういうのめっちゃ期待していた。敵ボスの体力が1になったら強制ホールドアップ→めちゃくちゃ言い訳や懺悔を始める→一頻り懺悔を聞き終えたところで一斉攻撃→カッコイイ演出でフィニッシュみたいのを想像していたので、使い方が下手だったなというのに尽きます。

1つ1つの演出が長くテンポが悪いところもとても嫌でした。このゲームはクリアまで平均80時間くらい要すると言われているが、正直その膨大なプレイ時間の中のプレイアブルな時間ってどれだけあったのだろうと思う。約半分の40時間くらいは画面見て○ボタンをポチポチする退屈な時間だった。基本的に放課後になるとキャラクターを操作できるらが、毎日のように電車に乗り登校し学校の授業を受けなければならず、一々挟まるロード画面と合わせて情報量の薄い画面を延々と見せられるのは苦痛でしかなかった。ミッションが終わってから次のミッションが始まるまでの時間はプレイアブルな時間がほとんど無く(ベッドで寝ることを選ばすくらい)、そんな事ならムービーを使うなりして物語をスムーズに進めてくれ…と思った。

 

・ダンジョン、音楽、UIなど

ダンジョンが長く面倒というのは当然として、マップが切り替わった途端に目の前にシャドーが居て見つかってDangerで戦闘に入るのだけは理不尽すぎてどうにかならなかったのかと思う。カメラの操作性、特に物陰に隠れている時にカメラが後ろまで回らないのも非常に不便だった。シャドーに見付かって逃げている時に扉や階段の見えない部分に引っ掛かって進めず追い付かれるのもかなり最悪だった。このゲーム悪いところしかないやん…。

音楽やUIは言われている通りオシャレで良いが、ここだけオシャレで中身が酷いのでハリボテ感が否めず、こんな事なら変に気取ってオシャレ感を出さない方が良かったのではとすら思った。中身が酷いのに音楽だけオシャレって逆にめっちゃダサいやん…という気持ちになったので、完全に裏目に出ていると思う。

 

と言う訳で終始「なんでこれが評価されてるのか全く分からん…」という感じでした。最悪なゲームだったので、「俺だったら楽しめるかもしれん…!」という人は是非手に取ってみてほしいです。

2021.12.31 振り返る2021、どうするか2022

年末らしいんですけど、ライブの抽選には外れてイベントとは無縁なので年末感はほぼ無いです。

 

・振り替える2021

2021年はIDOLY PRIDEの面白さに段々気付いていく年でしたね。本放送だけだったら絶対にハマらなかったと思うし、アプリのリリース、テレ東での再放送、セレプロの放送でブーストが掛かった感覚があります。アニメだけでなく声優側もTIFに出てくれたり、ラジオや生放送、3期生βでそれなりに露出があり追っててかなり楽しかったです。欲を言えば菅野真衣さんや結城萌子さんの露出が増えてほしい…動画番組とかやってくれないですかね? 2021年はLiella!とD+が来そうだったのですが、蓋を開けてみるとIDOLY PRIDEが頭一つ抜けて強かったです。

 

・どうするか2022

大まかな方針としては2つ。ライブに行く回数は絞る、2輪の免許を取るですね。

2021年はライブに数多く行ったので、2022年はモチベの高いところに絞りたいです。1月のリスアニライブ、2月の星見ワンマンは既にチケがある通り、アイプラの出演するライブは取り敢えず行きつつ、他のイベントは様子見かな〜。菅野真衣さんのソロイベントやってくれたら飛んでくんですけどね…。

2輪の免許を取るのは普通にバイクに乗りたいという気持ちもあるし、単純に家に居てやる事が無さすぎて教習所行くか〜みたいな気持ちもあります。春くらいにはバイク走らせて日光行ってプラオレの聖地でも見て回りたいかもしれん。こういうのってタイミングを逃すとまぁいいやってなりがちなので、自分の逃げ道を塞ぐ為にも、とっとと教習所行って12万払った方が良さそうなんですよね。という訳で来週くらいには入校手続きしに行こうかな…。

 

ぉゎり。

 

話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選

今年もこの季節がやってきました。集計は今年もaninado様がしてくれています。感謝!

「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」ルール
・2021年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2021年中に公開されたものとします。

 

1. ワンダーエッグ・プライオリティ第7回『14才の放課後』
脚本:野島伸司、絵コンテ・演出:小林麻衣子


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美人は財布持たなくていいでお馴染みの川井リカの弱い一面を描き出す、作画による繊細な芝居が特徴的な回。リカが復活する展開からのダイナミックなアクションシーンは、リカの心が晴れた事をそのまま表現してるかのような気持ち良さがあり、自然と涙が出そうになる。『(母親のことを)捨てるけど、今じゃない』という台詞は、カウンター越しに描かれる母親との緩やかな断絶を物語っている。少しビターで切ないけど、リカと母親の関係に変化があったことが嬉しくもある、良い視聴体験だった。こういう30分に出会うためにアニメを見ていると言っても過言ではない。

 

2. IDOLY PRIDE第9話『もらった勇気を抱きしめて』
脚本:髙橋龍也、絵コンテ:斎藤瑞華、演出:福井洋平


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間違いなく今年はIDOLY PRIDEの年だった。正直11話も選びたかったが、10選に選んだのはストレートに心臓の話をしていた9話。

さくらの声が麻奈に似ているという噂がSNSで「麻奈の心臓がさくらに移植されてる…?」にまで発展するトンデモさこそあれど(寧ろそこが良いというものあるが)、長瀬麻奈の心臓に関わる話の本筋は非常に良く出来ている。さくらが麻奈の『歌ってほしくない』意志を知った上で、琴乃の為に song for you を歌ったという話運びからは、さくら自身の確かな意志を感じ取れる。いつも皆に明るい笑顔を向けてくれるさくらのグレーな過去にそっと踏み込んでいく演出の優しさが堪らない。2021年トップアニメーションの一角。

 

3. 装甲娘戦記#10『この世界のために?』
脚本:むとうやすゆき、絵コンテ・演出:元永慶太郎


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所謂「総集編」と言われる回だが、彼女達の行動や戦果を大人側の視点から振り返ることで、世界そのものや、置かれている状況をより立体的に描き出した傑作。

常に死と隣合わせの世界で繰り広げられる死闘と、そんな世界でも人が生きていく為には避けて通れない日常が地続きに描かれていることが本作の大きな魅力だと思うが、10話はその魅力をより強固にしてくれた。戦果を見れば一端の遊撃小隊だが、ひとたびLBXを脱げば彼女たちは普通の少女であり、寧ろ保護すべき対象であること。たとえ世界が危機に瀕していても、ラーメンは食べたいしショッピングもしたいこと。総理大臣や官房長官の居る場でネイトが言うと認識が改まる。

彼女達の修学旅行が終わってしまう寂しさを直接的に表現せず、第3者の視点から「時間ギリギリまで各地を観光する様子」と、観光中に撮った写真を通して描いた手つきは天才のそれで、総集編なのに何故か涙が出てくる不思議な回だった。

 

4. ウマ娘 プリティーダービーSeason2第10R『必ず、きっと』
脚本:米内山陽子・永井真吾、絵コンテ・演出:種村綾鷹


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ウマ娘からテイオーの復活回を選出。

「心が折れない限り負けない」というシンプルなストーリーと、それをテイオーの目の前で体現するツインターボの走りに、心をこれでもかと震わされる話。頑張るとはどういう事か、諦めないとはどういう事かが映像にギュッと詰まっており、その迫真の走りは見ているだけで目頭が熱くなる。とにかく映像の熱量が凄まじい回だった。

3度の骨折を経験して元のようには走れないテイオーに再び走ってほしいと願うのは酷な話かもしれないが、それでも、何度負けても、やっぱり諦めない奴しか最終的には勝てないのかもしれない。

 

5. やくならマグカップも第12話『明日への笑顔』
脚本:荒川稔久、絵コンテ:神谷純、演出:前田薫


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物作りアニメーションのやくならマグカップもから第1期の最終話をチョイス。

最初はただ楽しければ良かったけど、いざ審査される立場になると『自分もワンチャン賞が貰えるかも…』と期待してしまうこと。友達が賞を貰ったら貰ったで羨ましく思うこと。皆と居る時は悔しくない素振りをしてしまうこと。その悔しさが心のどこかにずっと突っかかっていること。姫乃の感情にはどれも飾り気がなく、等身大でリアルな感触があったのが非常に良かった。

お父さんにお茶碗を使って貰えなかった悔しさが、座布団を壊すこと、つまりどうしても座りたいと思わせた事で晴れていくのが綺麗で、座ってもらえたことが何よりも嬉しかったんだろうなと姫乃の気持ちを思うと自然と涙が出てくる素晴らしい話だった。

 

6. スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました第10話『吟遊詩人が来た』
脚本:安永豊、絵コンテ・演出:富井ななせ


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売れない吟遊詩人のククとブルードラゴンのフラットルテに焦点が当たる回。とにかく可愛い絵とキャラクター、リズミカルに進んで行く話は、全てが見る人を笑顔にする為に緻密に計算されているかのようで、退屈な瞬間が存在しないアニメに仕上がっていた。

ククとのやり取りを通して、フラットルテの吟遊詩人が好きでリュートが弾けたりする意外な一面だけでなく、聡明さや人情深さまでも描き出す話運びはまさにフラットルテ尽くしで、これを見て好きになるなと言う方が無理な話だろう。最後ククに「スキファノイアを捨てるな」と言い放つ場面は、インパクト抜群でありながら、フラットルテの優しさも不器用さも感じれる屈指の名シーン。

 

7. ラブライブ!スーパースター!! #01『まだ名もないキモチ』
脚本:花田十輝、絵コンテ・演出:京極尚彦


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ラブライブ!スーパースター!!が誇る最高の導入エピソード。

とにかくテンポ良く進んでいく話とキャラクターの可愛さは、もはや京極監督の専売特許。このアニメも画面を見ていて退屈な時間が殆ど無い。

唐可可ちゃんが良くデザインされており、キャラデザや片言の日本語で喋る可愛さに加えて、単身日本に渡る行動力を持っていること、かのんの過去を知った時には謝れる優しさも持っていることが画面からスっと頭に入ってくる。優しいが故にかのんをスクールアイドルに誘えなかった可可ちゃんが、「それでも」と思い誘うシーンにはグッと来てしまう。

30分の中で次々に移り変わるかのんと可可の関係性に引き込まれる1話だった。

 

8. カノジョも彼女第6回『ツンがデレ』
脚本:大知慶一郎、絵コンテ:桑原智、演出:波多正美


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萌え萌え異常価値観ラブコメディアニメであるカノジョも彼女の、ミリカが恋に落ちてしまう回。

このアニメはとにかく沢山嘘を付く。正々堂々二股する直也に、それを認めてる咲と渚。そんな3人が1つ屋根の下で暮らしていること。高校生巨乳Youtuberに貞操観念の終わっている親。どれも強めのフィクションで、共感という言葉とは程遠い。でもだからこそ笑えたりもする。

第6回はそんな嘘だらけの世界でふと描かれるミリカの虚飾のない感情の動きに唸らされる話。例に漏れず「二股してる男に告って振られたのが悔しいから、家に押しかけてベランダでテント生活を始める」という話の展開自体は、やはり嘘みたいで共感の欠片もない。ただ、自分のことを素直に認めてくれて、数年掛けて作り上げた努力の結晶であるYoutubeチャンネルを父親から守ってくれた直也を好きになってしまうミリカの感情だけは疑いようが無く、そこには一点の曇りもない。

フィクションの中にある「嘘ではない感情」に出会える瞬間の嬉しさが詰まったアニメ。

 

9. かげきしょうじょ第五幕『選ばれし乙女』
脚本:森下直、絵コンテ:森田宏幸、演出:安藤貴史


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奈良っちの髪が伸び萌えっちになる回であり、山田彩子のお当番回でもある。

小野寺先生が彩子の部屋の前で、独白に近い長尺の台詞を言うシーンがこの話の一番の見どころであり、特にその言い回しや言葉の選び方が素晴らしい。彩子の才能を見抜いて、その未来を見ている先生の「紅華歌劇団の舞台、グランドフィナーレは大階段を真っ先に降りてくる貴方のアカペラで始まるの」の一節は飛田さんの名演もあって、忘れられない名シーンになっている。また彩子の透き通った歌声をそのまま特殊EDにする構成も上手かった。

 

10. 無職転生異世界行ったら本気だす~第十七話『再開』
脚本:中本宗応、絵コンテ:長井龍雪、演出:髙嶋宏之


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2021年を代表するアニメの一つだったように思う。

2クール目は転移災害後の話で、それなりに重く、パウロにとっても相当辛い時間だったことが画面から窺える。生前を含めるとパウロより長く生きているルーデウスが大人の対応を見せる一方で、ダメ親父なりに謝ろうとするパウロの姿に心が揺さぶられる回だった。(ひげを剃る、そして息子と再開する)

16話で事実上は再開しているが、このエピソードをもって「再会」とするセンスが光っており、特にその再会のシーンは映像の間のとり方から音楽まで隙のないアニメーションだった。

 

番外編. 惜しくも10選入りを逃した作品

正直今年は10選を選ぶのにかなり苦戦した。どれも上に挙げた10本と遜色なく良いエピソードで、気分次第では全然10選に選んでいたと思う。

11. 女神寮の寮母君6話『孝士、コスプレデビューする』
12. チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア~第12話『異世界に作ろう!ドラッグストア』
13. トロピカル~ジュプリキュア第34話『夢は無限大!大人になったら何になる?』
14. プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ epsode06『debut』

2021年は話数単位だけでなく作品単位で見てもかなり優秀な作品が多かったように思う。またアニメ映画もスタァライトやサイダーのような傑作も多く、充実したアニメライフを過ごせた。2022年も素敵な作品に出合いたい。

2021.12.20 嫌な話

SNSよりかは少しだけ閉じた空間で吐き出したかったやつです。

神田沙也加さんが亡くなられたと聞いて、私も少なからずショックを受けています。とは言え、ただの1ファンと舞台役者(声優)の関係なので、そこまで大きなショックかと言われたらそうでもなく、普通に日常生活を送れてます。それでも、今までに若くして亡くなられた芸能人の訃報に比べると、自分の中にそれなりに傷跡が残っていきそうで、なんか…嫌ですね。

IDOLY PRIDEの1ファンとしては、アニメを見たり曲を聞く度にこの事を嫌でも思い出してしまうのが辛いですね。つい1ヶ月前にはフォロワーと「長瀬麻奈役に神田沙也加を抜擢したIDOLY PRIDE、めちゃくちゃやるじゃん」という話をしていたので、やるせないです。(言い方は悪いですが)よりによって神田さんが長瀬麻奈を演じていられたのが、なんと言うか…ね。そこまで現実にはフィクションっぽく振舞ってほしくないです。恐らく開かれるであろう2月のライブでは菅野真衣さんが「song for you」を歌唱すると思いますが、それを僕はどんな気持ちで見ればいいんですかね…。現実とフィクションを重ねるにしても、これは流石に度が過ぎているし、やりたくない気持ちが大きいですが、自分の見る目にそういう解釈が入り込んでしまう余地が残されているのもまた事実で、結局現実とフィクションを完全に分けて見ることって出来ないじゃないですか。それもまた嫌で。なんと言うかライブやって欲しい気持ち半分、やって欲しくない気持ち半分なんですよね。

IDOLY PRIDE、ホントに好きなので…、なんと言うか…折れないでほしい。

心臓と幽霊がステージを輝かせる -TVアニメ「IDOLY PRIDE」感想・総評-

これはただのアイドルアニメではない、2021年の冬クールに放送されたTVアニメ「IDOLY PRIDE」のキャッチフレーズの一つである。この作品が本当にただのアイドルアニメではなかったのかは私の定めるところではないが、少なくとも後世のアニメ作品に与えた影響は大きく、これ以降のアイドルアニメは幽霊、心臓移植、伝説のアイドルの事故死と切っても切り離せない関係になっていくことになる。*1

さて、この「IDOLY PRIDE」という作品は今やアイプラ信者をしている私から見ても、出来が良い作品と言うよりは不思議な作品であったと言うしかない。脚本にはTVアニメ全12話の中で妥協せずに描きたかったものと捨てざるを得なかった描写の取捨選択が見て取れ、そこから生まれた大胆な構成は、9話を始めとした長瀬麻奈の心臓に纏わる一連の物語を強く印象付けた。しかし一方で、メインキャラクター(麻奈さくら琴乃芽衣)以外のキャラクターの描写量は圧倒的に少なく、所謂「推し」を作りがちなアイドルアニメとはすこぶる相性が悪い。本作品は上に挙げた以外にもいつくかの欠点を孕んでいるが、今秋で3回目の再放送を向かえた今、それらの欠点は寧ろ作品の持つ愛嬌(味)となっており、骨太な本筋の物語と絡み合って唯一無二の視聴感を与えてくれる。故にオンリーワンのアニメーションだ。

本記事はそんなTVアニメ「IDOLY PRIDE」の感想を物語の構成の観点から書いたものである。

TVアニメ「IDOLY PRIDE」の物語の構成の話をするにあたって、避けては通れないのがアプリゲーム版の物語である(以下、こちらを原作と称す)。TVアニメの物語はこの原作を基にして作られている*2。5分×122話からなる原作は単純計算でTVアニメの2倍以上の尺を持っている為、十分な描写量と理路整然さ、ついでに面白さも兼ね備えている。詰まるところ、原作の長い物語をカット、改変して24分×12話の尺に押し込んだものがTVアニメだ。原作はサニピと月ストが結成されるまでの第1章、キャラクター1人1人の背景や人格を掘り下げる第2章、NEXT VENUSグランプリ本選開始からさくらが『song for you』を披露するまでの第3章、グランプリ決勝までを描いた第4章の4つで構成されている。中でも第2章で行われたキャラクターの掘り下げは最も長く、50話近くの話数が割かれているが、驚くのはTVアニメではこの第2章を殆どカットしていたことだ。

前述した大胆な構成、捨てざるを得なかった部分とはこのことで、ここから制作側の苦悩が窺える。だが、私はこの取捨選択は一つの正解だったと考えている。TVアニメは麻奈と牧野の出会いから、サニピと月ストがNEXT VENUS グランプリで優勝するまでを12話かけて描いているが、その中身は長瀬麻奈に振り回された者たち(牧野・琴乃・さくら・莉央)が麻奈の遺した物と自分の間にある因縁に決着を付ける物語と解釈することも出来る。そして、物語をこの視点から見ると、原作からTVアニメになる時の情報の欠落が殆ど無いとも言える。それ程に麻奈と心臓移植が物語を占めている割合は大きい。

TVアニメの第9話は一般に「心臓回」と呼ばれる物語の大きな転換点だ。胸のドキドキで行動を決めていた少女は、その心臓の鼓動に自分の意志を宿し始めた。原作では幽霊の麻奈との会話を経て「song for you は歌わない」と決断したさくらだが、「麻奈の歌声で、お姉ちゃんの遺した曲を歌ってほしい」という琴乃の我儘を聞き入れて「song for you」を披露することになる。麻奈と半ば喧嘩別れとなってしまった琴乃の、もう一度お姉ちゃんを近くに感じたいという気持ちを思うと胸が苦しくなる良いシーンだ。アニメでは尺が足りなかったのか、この辺の話運びが分かりづらいのが玉に瑕だが、演出においては原作のスマホゲームと比べると格段に良い。胸の傷跡について聞かれた時も心配ないからと平然と手術のことを打ち明けられるさくらの、入院生活とリハビリの様子がここで初めて描写されていることが本当に良く、サニピの顔として常に明るく振る舞っているさくらのグレーな過去にそっと踏み込んでいく筆致が堪らない。さくらの歌いぶりからは麻奈への感謝と、ここからは自分の道を行くという力強さを共に感じられ、こればかりは菅野真衣さんと音響を担当したスタッフさんの凄さに唸ることしか出来ない。

少し話が逸れた。もちろん、順当にサニピと月ストがNEXT VENUS グランプリで優勝するまでの物語として見ると、キャラクターの背景が十分に描かれておらず、対戦相手も秒で負けていくので感慨が無いに等しいのは確かだ。だがその視点から見た時の緩さ、描写を積み重ねていないからこそ感じられる虚無感は一種の笑えるシーンとして成立しており、これが物語の本流と混じり合うことで、時にはメリハリに、時には「笑いながら泣く」という視聴体験になり得る。この虚無感と原作が本来持つ面白さを同時に得られることがTVアニメ「IDOLY PRIDE」の醍醐味だろう。特に12話のBパートでは、サニピと月ストが同点優勝というギャグの様な一幕に重ねて、牧野が担当アイドルのウイニングステージを放りだして幽霊とロマンスしに行くなど困惑する話の展開があるが*3、琴乃の歌う「song for you」をバックに幽霊の麻奈と再会した学校の校舎で牧野が麻奈とお別れをするシーンには、IDOLY PRIDE が描いてきた因果が全て解けていく感覚があり、切なさと何やってんねん感が同居した素晴らしいシーンとなっていた。

放送当時は「無」の部分が「無」過ぎること、心臓移植を始めとした見どころの部分に対する解像度が高くなかったこともあり、そこまで好きにはなれなかったのだが、放送終了後の展開も良く、気付かぬうちに懐柔されていた。凄いアニメは見てる側の感性すら捻じ曲げるという言葉があるが、実は「IDOLY PRIDE」もそれに分類されるのかもしれない。恐ろしいアニメだ...。今も私はこのアニメの掌の上で踊らされているに過ぎないのかもしれない。

*1:もちろん冗談で書いているが、セレプロの存在がある今となっては冗談に聞こえないかもしれない。

*2:詳細は下記の雑誌を参照のこと。

*3:ちなみに原作ではセミファイナルの後、麻奈が成仏しており牧野は10人のウイニングステージを見届けている。

2021.11.23 最近のこと

3週間ぶりにこのページを開いてキーボードに向かっているのが何だか久しぶりな気分です。

先日、統計検定を受けてきました。土日を使ってちょくちょく勉強していたのですが、頑張って勉強していたという程ではなく、いつも通り普通にライブや風俗には行ってました。ただライブの纏まった感想を書くことはしていなかったので、その時間は勉強に回っていたと思います。ブログの投稿が少し空いたのはそのせいです。試験の手応えはまぁ微妙でしたね。ポアソン分布の区間推定の問題は完答できたのですが、指数分布と一様分布の畳み込みは恐らく合っていない(定義通りに畳み込みしてる筈なのに密度関数の全区間積分が1にならなくて終わる)です。ベイズ推定の計算は苦手なので避けたかったのですが、選択した問題の後半に出てきて「選択する問題ミスったかもしれん!」という感じでした。選択する問題をかなりパッと見で選んでしまう癖があるので(指数分布!二項分布!ポアソン分布!3次モーメントの計算!ベクトル計算!くらいの粒度)、次はもうちょっと目を通します…。

という訳で試験を終えて初めての休日ですが、やりたい事も無いのでこうしてタリーズに赴き抹茶ラテを飲みながらブログを書いています。マジでやる事ねぇ~…。意外と家に居ても暇を持て余すタイプです。もう二輪車の免許取ってレンタルバイクでフォロワーに会いに行くしかない…。調べた感じだと、AT限定の自動車免許を持ってるので二輪の免許は苦労せずに取れそうなんですよね。レンタルバイクも安くは無いけどそこまで高くもない値段で借りれそうなので暇潰しには良さそう。まぁ次のボーナスが入るか入らないかくらいで車校に通いますか…。

ぉゎり。

Liella! 1st LoveLive! Tour Starlines☆の群馬公演を見てきた

2021年10月30日、群馬県前橋市ベイシア文化ホールで行われたLiella! 1st LoveLive! Tour Starlines☆のDay1(1日目の方)に現地参戦しました。1曲1曲について語ることは得意ではないので、全体のふわっとした印象や演出について触れながら感想を書こうと思います。

まず目を引くのがパフォーマンスの完成度の高さです。始まりは君の空のリリースイベントで初めてパフォーマンスを見た時もその完成度の高さに驚かされましたが、今回は計3時間のライブで22曲、バチバチに踊る曲も、またソロでしっとり聞かせるバラード調の曲もあり、個々のレベルの高さを肌で感じられるライブでした。つい先日、アニメの放送が終わったばかりだと考えると、驚きを通り越して末恐ろしいです。そのパフォーマンスの裏には確かな練習量と積み重ねてきた時間が感じられ、特に活動初期は声優のスケジュールを長く押さえて徹底的に基礎を叩き込む近代ラブライブでしか味わえない満足感だなと思いました。アニメの映像をダンスで再現する事がラブライブに求められるようになった為か、Aqoursはμ'sに比べると歌って踊ることに重きを置いたキャスティングになっていますが、それでも個々の能力にはばらつきがあり、歌が上手い人やダンスが上手い人が居て、それが個性になっていました。一方でLiellaを見ると、5人とも歌は上手くて、ダンスはバチバチに踊れて、それでいて顔面は可愛くて当たり前と言わんばかりの自信に溢れたパフォーマンスぶりで、そこには「スーパースター」を名乗るに恥じない人を魅了する力を感じました。

伊達さゆりさんはラブライブのセンターに立つべく生まれてきたような人で、とても1年前は普通のJKだったとは思えません。最後のMCでは「ラブライブに出会ってここまで大きく人生が変わるとは思ってなかった」と話していましたが、伊達さん程ではないにしろ、ここに居る人の殆どは少なからずラブライブに人生を変えられた人ばかりだろうから、言ってしまえば仲間だよと思いました。Liyuuちゃんは本当にお人形さんみたいでした。個人的にはMCで一番最初に泣き出したのがLiyuuちゃんだったのが意外で、まんまと貰い泣きしました。ペイトン尚美さんはめっちゃ手振ってれたし、とにかく動きがエネルギッシュで良かったです。ペイさんはここ一年でどんどん可愛くなってるので、このまま無敵になってほしいです。岬なこさんは可愛い顔面からは想像出来ないくらいダンスの人でした。もうお腹いっぱいです。青山なぎささんは…カメラに抜かれてない時におちゃらけるのを辞めなさい! 嘘、やめないで。歌声は優しく、バレエの経験から来るダンスや所作も優雅で、バラエティでなくとも確かな存在感を放てるのが流石です。

ライブの演出も相変わらず良く、特に私のSymphonyが始まる時に伊達さゆりを一人ステージに残して真っ先にその場を立ち去る岬なこさんと、一番を歌い切った後、舞台袖から一目散に伊達さゆりの元に駆け付ける岬なこさんがめっちゃ良かったです。駆け寄る時だけでなく、立ち去る時ですら一番最初と言うのが、再現するベき勘所を見事に押さえていて完璧です。こういう演出はドーム等の広いステージで実現させるのは難しそうに見えますし、中規模のホールを回る今回のライブツアーだから行えるものだと思います。

アニメの良さと5人の凄さと、やっと有観客でライブが出来る喜びに満ち溢れた素晴らしいライブでした。次は2ndで会いましょう。(それまでにはもうちょっとアニメを分かっていたい)

自分は何を見てきた人かという話

所謂オタク遍歴です。まぁ私は特段オタクという訳ではないのですがね…。

幼少期〜小学校低学年

私は1996年生まれですが、特に2000年代前半はゴールデンタイムにアニメが多く放送されており、その影響でアニメは幼少の頃から常に身近にありました。

好きだった覚えのある作品はCCさくらおジャ魔女どれみ電脳冒険記ウェブダイバーです。今でも偶に曲を聞いたりします。2002年の土曜朝のアニメである、満月をさがして東京ミュウミュウミルモでポンの流れが当時とても好きで、毎週早起きしてテレビの前で待機していた記憶があります。今になって考えるとこの頃からアニメが好きだったのだなと思います。幼少期に出会った作品は人生に影響を与えがちと思いますが、例に漏れず私もこれらの作品に影響を受けながら育つことになります。

この頃出会った今でも好きな曲:
Be Somewhere(ロックマンエグゼStream OP)
プリティーケーキマジック(わがままフェアリーミルモでポン OP)
Together(電脳冒険記ウェブダイバー ED) 他…

 

小学校中学年〜小学校高学年

幼少期は男児向け作品女児向け作品どちらも見ていましたが、この頃は専ら男児向けの作品ばかり見ていました。ジャンプ原作やサンデー原作のアニメが昼夜問わず沢山放送されていた時代です。アニメが毎日のように放送されていたので、私も毎日のようにただ放送されていたアニメを見ているだけでしたが、特段アニメが好きという自覚は無かったです。(全人類が毎日アニメ見てると思ってました)

好きだった作品は家庭教師ヒットマンREBORN!ハヤテのごとく、金色のガッシュ!、結界師です。この4つの作品はなけなしのお小遣いで漫画も集めていましたし、毎週水曜日になったらコンビニに行ってサンデーを立ち読みするクソガキもやってました。特にハヤテのごとくのアニメは日曜の朝からちょっとエッチめの話が展開されていて、小学生の私にクリーンヒットしてました。完全にただのエロガキだった気がします。

この頃出会った今でも好きな曲:
見えない翼(金色のガッシュ! OP)
ノーボーイ・ノークライ(NARUTO OP)
Faraway(メジャー第1シリーズ ED)他…

 

中学生

この頃から毎日のように部活があったので、見るアニメの数がぐっと減りましたが、その代わり通学中に読めるジャンプを買うようになりました。周りの友達が深夜アニメを見るようになったので、その影響で少しだけ深夜アニメを見ていました。初めて見た深夜アニメは「とある科学の超電磁砲」で、そのままハマって旧約とある魔術の禁書目録ラノベを全巻友達から借りて読みました。この頃は毎日のようにニコニコ動画の禁書MADを観て涙を流す日々でしたね。次にハマったのはけいおん!でした。アニメも面白かったですが、とにかく曲が良くてずっと聞いていました。学園祭の回で泣いたりはしたのですが、この時のアニメの解像度は端的に言って「あずにゃん、萌え~」程度のもので、けいおん!の面白さにちゃんと気付いたのは2019年でしたね。同様にイナズマイレブンも同時期に好きで見ていましたが、これも特にフットボールフロンティア編の出来の良さに気付くのは20歳を過ぎてからになります。

この頃出会った今でも好きな曲:
LISTEN TO THE STEREO!!(家庭教師ヒットマンREBORN! OP)
Utauyo!!MIRACLEけいおん! 第2期OP)
ステキ∞(おジャ魔女どれみナイショ ED)
GOODキター! (イナズマイレブン OP) 他...

 

高校生~大学初期(1年生)

大女児アニメ時代が来ます。中学3年生の時に何故かYoutubeおジャ魔女どれみの動画を見始めたら何故か大好きになっていました。上述のけいおん!や とある も好きだったのですが、それとは一線を画すハマり具合でおジャ魔女のことしか考えられない期間が1年くらい続きました。今まで自分は特にオタクでは無いと思っていましたが、この時初めて『自分はおジャ魔女のオタクなのだな』と自覚しました。と言っても周りにおジャ魔女どれみのことを好きな人なんて誰も居ないので、やることはおジャ魔女2chスレを毎日のように漁っていたくらいです。

おジャ魔女の熱が落ち着いてきた時、次にハマったのがプリキュアです。スマイルプリキュアにドはまりし、その勢いで過去作品もあらかた見ました。この頃からTwitterも始めて、フォロワーの見ているアニメも見るようになりました。そこからアイカツにハマり...プリティーリズムにハマり...とスマイルプリキュアから女児アニメを見ようになった人が通る道をひたすら進んでいましたね。部活が終わった後、池袋のゲーセンに寄り道してアイカツをして帰るのがとても楽しかったです。プリティーリズムADに出会ったのもこの頃でもう6~7年になります。このアニメより面白い4クールのアニメはまだ自分の中で見つからないです。

大学生になると忙しかった部活から解放されて、よりアニメを見るようになりました。大学一年の時は今まで興味はあったけど触手が伸びなかった女児アニメを片っ端から見る期間でした。この頃はまだ配信もそこまで充実していなく、東京ミュウミュウを見る為にYahooオークションでレンタル落ちのVHSとVHSデッキを買って見たのが懐かしいです。

イベントに行き始めたのもこの頃からで、おもちゃショーやちゃおフェスを始めとした無銭イベからSTAR☆ANISツアーまで、頻度は多くありませんが高校生の時遊べなかった分積極的にイベントには行っていました。特にジュエルペットマジカルチェンジのOPを歌っているアイドルのリリースイベントには通いました。これが手を握れるアイドルとのファーストコンタクトでした。

この頃出会った今も好きな作品:
東京ミュウミュウ(2004)
夢色パティシエール(2009)
プリティーリズム オーロラドリーム(2011)
GO-GO たまごっち!(2014)
ジュエルペット マジカルチェンジ(2015)他...

 

大学中期(2年生)

大アイドル時代。Twitterの人間がアイカツ経由でディアステ系のアイドルにハマっていくのに対して、私はジュエルペットマジカルチェンジ経由でAvex系のアイドルにハマっていきました。X21を初めて認知したのはマジカルチェンジのOPのリリースイベントの時、初めて良いなと思ったのはマジカルチェンジのEDのマジカル☆キスを聞いた時でした。ジュエルペットマジカルチェンジの放送終了後、EDが聞けない寂しさからX21のリリースイベントに行ったのですが、気付いたらいつの間にかX21にハマっていて、マジカルチェンジ関係なく現場に通うようになってました。ライブの楽しみ方やアイドルを見る楽しさを覚えたのがこの時です。めちゃくちゃ楽しかったし友達も出来たのですが、1年で辞めちゃいました。(過去記事参照)

正直いま思い返すとX21との出会いは良い出会いでしかなかったと本当に思います。

この頃出会った今も好きなTV番組と楽曲:
Go!オスカルX21(TV朝日)
マジカル☆キス(X21)
3度目のFirst Love(X21)
Xギフト(X21) 他...

 

大学後期(3年生~4年生)

ラブライブ時代。この辺からはかなり今の自分です。2016年秋クールから再び深夜アニメを見るようになり、その末にドハマりしたのがラブライブラブライブ!サンシャイン!!です。ちなみにこのブログを開設したのもこの時です。アニメが好きでアイドルも好きだったので、キャストがステージの上に立つタイプの作品は自分の性に合っていた気がします。特にサンシャインに心を掴まれたのは『Aqours 1st LoveLive! Step ZERO to ONE』の影響が大きく、正直アニメ作品に準拠したライブで、この先これ以上のものを見ることは出来ないと思っています。良い悪いという尺度が意味をなさない程に強烈でした。

この頃出会った今も好きな作品:
ラブライブ!(2013)
ラブライブ!サンシャイン!!(2016)
競女!!!!!!!!(2016)
プリンセス・プリンシパル(2017)
こみっくがーるず(2018) 他...

 

社会人(今)

大声優時代。今の自分です。数々のアニメを見ながらラブライブを追う日々が続いていましたが、虹ヶ咲の影響で一気に声優を追うようになりました。特に2019年は鬼頭さん大西さん久保田さん村上さん楠木さんの出るイベントには積極的に顔を出していました。その年の12月に行われた虹ヶ咲の1stライブも本当に良いライブで、自分の中では間違いなくこの時が虹ヶ咲の黄金期でした。今ではすっかり下火ですが、大西さんのソロイベントやi☆Risのライブ等には行こうと思ってます。

この2021年で熱いのはIDOLY PRODEとDIALOGUE+です。DIALOGUE+に関しては声優ユニットと言うよりは曲が好きなので音楽グループみたいなイメージを未だに持っています。それはそれとしてねーねちゃんは可愛いです。IDOLY PRIDEは『これはただのアイドルアニメではない』でお馴染みのコンテンツです。アニメも面白く円盤も全巻購入してしまいました。最近はラジオ『コンバンハから始まる物語』を聞くのが楽しくて菅野真衣さんと高尾奏音さんに生活を破壊されそうです。

行って良かったライブ:
Aqours 1st LoveLive! Step ZERO to ONE(2017年2月)
X21 NEXT FUTURE STAGE~FINAL SEASON~(2018年11月)
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You"(2019年12月)
LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス(2020年1月)他...

 

以上!

関連する過去記事

2021.10.11 最近の話…をしたらアイドリープライドの話になってた

・TIFに行ってきた

星見プロを見に5年ぶりにTIFに行ってきました。5年前のTIFはアイドルモチベ全開の頃だったので、ギチギチにタイテ組んで、見知ったアイドルを見ては踊り、知らないアイドルを見ては周りのオタクと一緒に沸くみたいな楽しみ方をしてました。今回は星見プロ以外のアイドルにそこまで興味が無かったので、星見プロ全力で動きました。DIALOGUE+も見たかったのですが、ツアーのチケットがあるのでここで無理して見る必要もないかなという感じです。

前年のオンラインTIFには虹ヶ咲からも数人が出演しており、声優もアイドルフェスに時代か〜と思っていましたが、今年は星見プロに白羽の矢が立つとは…。いやそれだけなら全然普通なんですけど、何がヤバいってTIFのステージが月のテンペストのお披露目なんですよね。TIFでお披露目される声優ユニット…何? 円盤購入者に向けて小さなイベントを打ってそこでお披露目するのが一般的な売り方な気がしますが、それをしなかったのは、IDOLY PRIDE が #ただのアイドル運営ではない からなのか、はたまた昨今の事情を鑑みてなのか…(後者と考えるのが妥当でしょうね)。

とは言え、月のテンペストのお披露目ライブが日が落ちる直前の時間帯の野外ステージだったのは非常に好印象で、TVアニメ6話との重なりを感じさせるステージでした。狙っていなかったのなら余りにも偶然が重なり過ぎているので、恐らく狙った演出だったのでしょう。正直…センスが良いなと思ったので、来年のライブも期待しちゃうぞ…。

 

・セレドリープロイド

2021秋アニメが始まりました。僕のTLはセレプロとプラオレの話題で持ちきりです。

特にセレプロは伝説のアイドルが交通事故で死亡、幼い頃に病弱な女の子がステージに上がる等、余りにもアイドリープライド過ぎてテレビの前で爆笑してしまいました。アイドリープライド以外の要素は特に面白くないな〜と思いながら今は見ていますが、思い返すと今でこそめちゃくちゃ面白いアニメのポジションに収まっている(?)アイドリープライドのアニメも、2021年冬時点の1〜3話は別に面白く無かったと思います。個人的な感覚として、アイドリープライドのアニメの7話9話辺りは掛け値なく面白いですが、2話3話等は少なくともアニメ単体で見るとそこまで面白いとは思えません。では何故いまの私が2話3話も楽しく視聴出来ているかと言えば、それはアプリゲームをし、漫画を読んでキャラクターに対して愛着を持った状態でアニメに臨んでいるからであり、アプリや漫画で描かれた物語やキャラクター描写がアニメを楽しむ為の触媒として機能しているからです。例えば3話の冒頭、星見寮のメンバーがリビングに集まっているシーンがあります。アイドリープライドはキャラクター個人を掘り下げる回をせずに物語が進んでいくので、2話で急に出てきた新キャラの日常描写を見ても虚無になってしまいがちですが、彼女たちがどんなキャラクターなのかを知っていると、何気ない日常の描写が全て面白く映ります。成宮が千紗に身の回りを世話されてるのめっちゃ良いですよね…。

話が脱線しました。何が言いたいのかと言うと、セレプロもアプリゲームを出して再放送を3回くらいすれば1話も2話もまぁまぁ面白く映るかもしれないって事です。まぁこれは半分嘘で、アニメってキャラクターへの愛着を湧かせる事がかなり重要なのだと思います。沢山のアニメが気合いを入れてこれをやってるのに対して、アイドリープライドは甘く見ても10人中さくら琴乃芽衣怜の4人しかキャラクターの背景を描写していません。背景の分からないメインキャラクターはアニメ視聴においてノイズになりかねないので、中々に割り切った変なアニメだと思います。まぁその変なところが愛おしいんですけどもね…。それを考えると9人の背景が余すことなく描かれていて一人一人のキャラクターも立っているラブライブとサンシャインは異常ですね。

この辺の話はアイドリープライドの総評としてしっかり纏めたいと思ってはいるという話を一ヶ月前にもした記憶がある…。書くか…。(書く書く詐欺)

富田美憂ちゃんのライブに行ってきたよ~

2021年9月26日、全人類が待望した富田美憂さんの1st LIVE ~Prologue~ を見に、LINE CUBE SHIBUYA に行ってきました。

座席は3階席の1列目で眺めは最高に良かったのですが...、かなり怖い! 恐らく立ってライブを鑑賞することを想定していない高さに手すりがあります。こんな場所で生バンドのライブをしたらそのうち高まって理性が吹き飛んで落下死する人が出ますね。自分は今回運よく生き残れましたが、もし †吸tie Ladies† が演奏されようものなら間違いなく死んでいましたね。いや~危ない危ない(本当に危ない)。放課後さいころ倶楽部の主題歌である「Present Moment」でライブの幕が上がると、高まりと恐怖で足がガタガタ震えて止まりませんでしたが、後半になってくると意外と恐怖にも慣れてバチコリ多動できました。完全に死の恐怖を克服しました。これが所謂「無敵の人」という奴です。

基本的に生バンドのライブってライブの細かな部分に目が行かなくなってしまう程に音が良いので、賛否両論あると思うんですけど、自分としてはライブは音を楽しみに行っている節が大きいので、特に演出や声優の一挙手一投足を楽しむようなアニメを尊重したライブ以外だったら生バンドは大歓迎です。ただ次の日間違いなく首が痛くなるのだけどうにかなりませんか...? 湿布貼れ了解!

2021年のライブはどこも声出し厳禁ではありますが、そんな制限があるにも関わらず良いライブに多く出会えているなと思います。富田美憂さんのライブもその一つでした。と言うか「letter」で終わるライブが良くない訳ないんですよね。富田美憂ちゃんの持ち曲で会場が沸く曲と言えば「Broken Sky」「Run Alone!」等が思いつきますが、これらの曲をアンコール前に持ってきて、最後は楽曲自体の楽しさと、これで終わっちゃうんだな...と切なさを同時に感じることが出来る「letter」を歌う構成に、僕は立ち尽くすことしか出来なかったです。石川は...ライブの最後に「終わらないで...」と祈りに近い感情を演者と共有出来るライブが大好き。(Aqours 2nd の「ユメ語るよりユメ歌おう」なんですよね...)

良いライブでした!これからもよろしく!

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