ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

愛さんの目元の可愛さハンパなーい! ~虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話のインプレッション~

kiui-4.hatenablog.jp

 

今週もやっていきます。今週は土曜の夜に虹ヶ咲で村上さんの声を聞き、日曜の朝にミュークルドリーミーでまた村上さんの声を聞くという、正に『村上奈津実に始まり、村上奈津実に終わる』週でしたね。当ブログは『村上奈津実のなっチャンネル!』を応援しています。

さて、4話の第一印象を端的に言えば、3話とは打って変わって『薄味』でした。相も変わらず(愛さんだけに)同好会のメンバー同士の会話劇、掛け合いは面白く、画面を見ていて楽しい30分でした。一方で話の本筋や演出は『劇的』という言葉からは遠く、エマの何気ない一言で、愛さんの中の何かが変わって、心のモヤモヤが晴れるという日常の一幕と言えるものでした。これは2話の視聴感にだいぶ近いです。

・・・

私は当初、この4話を第一印象のように『愛さんの中のモヤモヤが晴れる話』だと捉えていましたが、視聴を重ねるに連れて『ソロでステージに立つ怖さと向き合い、愛さんのライブを通して、それを払拭する話』だと捉えるようになりました。私としては、こう飲み込む方が釈然とします。ソロでステージに立つことへの葛藤や恐怖は、虹ヶ咲にとって大事な感情の一部であり、また無くてはならない要素だったと思います。

『ソロアイドルは誰にも助けてもらえない』こう彼方ちゃんは劇中で告げますが、恐らくその事実を誰よりも肌で感じているのは虹ヶ咲のキャストの方々でしょう。キャストだけでなく、ファンとしても今までの体験から、彼方ちゃんの言葉の意味を十二分に理解できます。特に、校内マッチングフェスティバルのメイキング映像には、ソロでステージに立つことへのプレッシャーや緊張感が如実に収められており、それを見た私たちは、この言葉の重みを一層確かなものにします。1話の CHASE! とも重なりますが、キャストが今まで現実でしてきた活動や、紡いできた物語が、アニメで描かれる物語と少しだけ重なる瞬間に漠然とした嬉しさを感じました。

4話の終盤では『ステージには1人だけど、ファンが居る』ことや、『愛さんのライブを見て、他のメンバーに火が付く』ことが描かれました。どちらも同様に、現実の虹ヶ咲が紡いできた物語の延長線上にあると考えます。宮下愛役の村上奈津実さんは、『ファンのみんなが居るから、こんなにもステージを楽しめる』と言います。また、メンバーの誰かの頑張りが、他のメンバーの刺激になって切磋琢磨が生まれることは、元より虹ヶ咲の魅力の一つです。特に、ダンス歴の長い久保田さんと、そのダンスに刺激を受けて、沢山を吸収しようとする村上奈津実さんのコンビからは目が離せません。今回の愛さんは刺激を与える側でしたが、このように現実の虹ヶ咲が持つ魅力や構造がアニメでも再び描かれており、そこは4話の好きなポイントだなと思いました。

・・・

実は今までの話は全て前置きで、結局何が言いたかったというと、愛さんのつり目がめちゃくちゃ可愛いということです。えっ、超可愛くないですか?

という訳で、愛さんの目元を眺めながら、5話を待つことにします。

 

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こんなに好きにさせたのはせつ菜ちゃんなんだからね! ~虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3話のインプレッション~

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さぁ今週もやって参りました、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のTV放送が。秋アニメが面白すぎて、私の生命活動が『アニメを見て、アニメの話をする』に8割を占められており、現実の色んなことがおざなりになっていますが、まぁ偶には良いかな!という事で、今回も例に漏れず感想を綴っていきます。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第3話、1話と2話とは一線を画すレベルで面白かったです。恐らくそう感じたのは、せつ菜周りの話がそもそも面白かった事や、ライブシーンの立ち位置(非現実の映像の中に明確な現実が混じっていた点など)が2話とは大きく違った事がまずあります。これについては後述します。ですがそれ以外にも、メインのキャラクターが揃ってきてアニメとしての全体像が薄ら見えてきたこと、それによってキャラの色んな側面を見れたことも面白さの一端になったと思います。

特にせつ菜に関しては、中川奈々として生徒会の職務を全うする姿や、猫を追いかけ回す可愛い姿、愛さんと璃奈ちゃんに見せた優しく、時に屁理屈も言う姿がありました。かすみんにとっては意地悪生徒会長でしたが、中川奈々/優木せつ菜が『自分が居ない方が同好会は上手くいく』という自己犠牲に近い精神だったこと、スクールアイドルや同好会の話になると不器用な一面が顔を出すこと*1を考えると、彼女の行動にも合点のいく部分がありました。合点のいかない部分も少なからずありましたが、それは優木せつ菜の人間としての不安定さから来ており、同じ不安定な人間として愛おしい部分だなと思いました。優しい面、厳しい面、不安定な面など、沢山の顔を見せてくれるせつ菜は間違いなく『あの世界で生きている』キャラクターだと思いました。

他にも、かすみんと果林さんが邂逅するシーンも良かったです。と言うか昔からそうですが、かすみんが喋れば取り敢えず面白いのが虹ヶ咲のズルいところです。基本的にどんな相手にもグイグイ行くかすみんが『この女はヤバい』と思い、即引き下がって許しを乞うのが最高にかすみんって感じでした。かすみんと果林のやり取りがめちゃくちゃ面白いことは、電撃オンライン分室の4コマ漫画*2を見れば明白なので、アニメでもこの2人の、欲を言えばせつ菜含めた3人の掛け合いが見れたら嬉しいです。

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さて、話を3話の本筋へ戻しましょう。感覚的な話ですが、この3話を私は非常にラブライブっぽい話だなと思いました。大きな理由は多分、せつ菜が自分のワガママな気持ちに、やりたいという想いに素直になったところにあります。2話はかすみんが自分のカワイイを人に押し付けてしまった事を自省する話でした。せつ菜にもかすみんと同じように、自分の大好きを押し付けてしまった事への自責の念があるでしょう。自分の大好きな気持ちを貫くことが、他人の大好きな気持ちを否定する時もあると、今のせつ菜は知っているでしょう。でも、それでも侑と感情をぶつけ合ったあの瞬間だけは、せつ菜の中の色んな感情が置き去りになって、ただ『自分の大好きを貫きたい!』という想いが何よりも優先されました。そこがものすごく良かったし、尊かったし、いまラブライブを見ているなと思った。

せつ菜はこの先、他人の大好きを極力尊重していくだろうし、否定もしないと思います。自分を貫くことと他人の気持ちとの間で、板挟みになる可能性もあるでしょう。それこそ、他人の大好きを尊重し続けていくことの難しさは、虹ヶ咲1stライブのMCで、優木せつ菜役の楠木ともりさんが仰っていた事でもあります。ですが、せつ菜が侑に放った言葉は「どうなっても知りませんよ」という、捉え方によっては無責任な一言でした。この、尊重や押し付け等の小難しい話を一度隅に追いやってしまう一言が、『自分にはもう前を向いて、脇目も振らずに突っ走る事しか出来ませんよ』という諦めに近い宣言のことが、私はどうしようもなく好きだなと思いました。

・・・

「これは始まりの歌です!」の掛け声と共に幕を開けたライブシーンは、1話や2話のそれとは大きく違っていたように思います。映像としては非現実的ではあれど、あの場所で本当にせつ菜のライブがあったことは、愛さんや璃奈ちゃんをはじめとした生徒が集まってくる様子から伺えます。やはり僕にとって、今すぐここで歌い出したくなるようなキャラクターの感情の変化や、劇中でライブが行なわれることは少なからず重要だなと思いました。それはせつ菜が自分の心に素直になった証明でもあるし、一人で突っ走ってしまう自分を良い意味で開き直って、体現しているようにも見えます。そのライブを見て侑と歩夢は「やっぱり凄い」と反応をし、しずく/彼方/エマの3人は「おかえりなさい」と声を掛ける。愛さんと璃奈ちゃんの中には何か別の感情が芽生えていて、そして私がボロボロ泣く。ライブそのものに意味があって、またそのライブを見たキャラの心が私と同じように様々に動く。そこまで含めて、ライブシーンの面白いところだと思うし、これからもそういうアニメーションを私は見ていたいなと思わずには居られませんでした。

・・・

3話は本当に面白かったです。めちゃくちゃ面白かったアサルトリリィ3話に引けを取らないどころか、越すような勢いで。もしかしたら優木せつ菜ちゃんのことめっちゃ好きかもしれん…。まぁ、みんな好きなんですけど。という訳で、見付かる前に…退散しましょう!おおー!(4話の愛さん回で会いましょう)

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*1:スクスタをプレイしてくれ…

*2:http://miyakodokei.blog6.fc2.com/blog-entry-269.html?sp

やっぱOPがあると安心するよね ~虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2話のインプレッション~

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TVアニメ『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の第2話を鑑賞しました。とても面白かったです。1話はアニメのシーンと自分の中の虹ヶ咲の思い出と照らし合わせながら見ていた節があり、だからこそ良いと感じた部分が多かったのですが、2話は純粋にアニメとして見ていて楽しかったです。

2話の感想に入る前に、ちょっと1話を振り返りながら、このアニメのリアリティライン*1について話そうと思います。虹ヶ咲のアニメは、特に無印やサンシャインに比べて、リアリティラインが高く設定されているように感じます。先週も書いたように、キャラクターの感情を表現する為のオーバーなリアクションや演出が少ないのは、リアルさを感じる理由の一つですが、理由として最も大きいのは、虹ヶ咲のアニメのライブシーンが、明らかに虚構の映像であると視聴者が分かる部分にあると思います。

過去作を引き合いに出して1話の話をすると、無印とサンシャイン共に1話のライブシーンは制服を身に付けて、歌い出した地点からから地続きの場所で踊ります*2。作曲もしていない、ダンスの練習もしていない3人がこの時点でライブをできる訳無いのですが、そのライブシーンは限りなく本編の映像の延長線上にあります。明らかに非現実的なシーンではあるものの、現実と非現実の間に明確な境界線を引きません。それが、無印とサンシャインのリアリティラインの低さの所以だと考えます。

一方で1話の歩夢のライブでは、花びらが舞うと共に画面は明るくなり、衣装も変わります。花びらが舞うシーンで明確に現実から非現実に移り代わります。非現実的なシーンはあるものの、線引きが明確なので、虹ヶ咲のリアリティラインは過去作と比べて高いところにあると見て取れます。時にリアリティラインが極端に低くなる作品が好きなのは、私が無印とサンシャインのアニメを崇拝/信仰している為ですが、独自の路線を突っ走る虹ヶ咲も、それはそれで悪くないです。

さて、1話の話をし過ぎました。2話の話をしましょう。まずは何はともあれ、OPがめちゃくちゃ良いです…。虹ヶ咲は『ソロ』とよく強調して話されがちですが、私にとって虹ヶ咲は『ソロでありグループでもある』ことが魅力の根幹です*3。各々が1人で走り出し始める時の大きな助走だった『TOKIMEKI Runners』、初めて9人が同じ衣装を纏ってあなたへの感謝を歌った『Love U my friends』。9人がソロで活動しているからこその、ステージ上で9人集まる瞬間の爆発力は何にも代え難く、やはり私にとって9人の曲は無くてはならないものです。今回の『虹色Passions!』も例に漏れず、私の中で、また虹ヶ咲の中でも大切になっていくだろうと思います。

OP映像その物にも見応えがあり、特にサビのダンスは何度も見返しているのですが、OPの中で虹ヶ咲のメンバー同士の繋がりをある程度描いていたのが、かなり好きなポイントです。しずかすは神です。私自身、虹ヶ咲のメンバーの仲の良さを非常に気に入っている為、1話では9人の物憂げな表情が多かったり、話が歩夢と侑の間だけで完結していた事に不安を覚えましたが、その不安は払拭された感覚があります。9人がOPで笑顔で歌っているだけで、私はとても安心した気持ちでこのアニメを見れます。

さてさて、2話の全体的な話をすると、特に映像面で1話よりかなり楽しい30分でした。かすみんに歩夢ちゃんが振り回される事で、歩夢ちゃんが生き生きとして、可愛さが前面に出てきたのが本当に良かったです。1カット内での動きも多く、テンポ感も1話に比べたらだいぶ早くなっていると感じました。特に活動場所を探しに色んな場所を回るシーンでは、ゲートボールをして笑いを誘いつつ、ポンポン場面転換していくのがかなり気持ち良かったです。

つい先程、アニメ虹ヶ咲の持つリアルさについて語ってしまいましたが、2話はフィクション感のある動きや演出が随所で見られました。ベンチで悩んでるかすみの隣に急に侑が現れたり、2m程ありそうな壁を素手で登ったり、ラブライブっぽい演出で言ったら、『ぁ…歩夢だぴょん…』のシーンで急に劇伴が無くなるところ、歩夢が1人で自己紹介の練習をしているシーンで、歩夢が前屈みになるのと同時に果林が画面に映り込むところ等、外連味も感じられとても楽しかったです。今回の絵コンテを切っているのは河原龍太さんで、サンシャイン!!で演出助手をしていた経歴のある方です。そのせいですかね。

本編は凄く良かったのですが、ライブシーンは割と本編から切り離されているような印象を受けました。相変わらずMVのセンスは光ってますが、かすみんが自分の中の可愛いを他人に押し付けてしまった事に気付いたこと、それぞれの1番を叶えられる場所を探していくこと、これらのストーリーと曲の間にもうワンクッション何かがあって欲しいと思ったのは、やはり自分が無印とサンシャインを崇拝しているからですかね。視聴感としては初期のアイカツに近いものを感じます*4。ともあれ、ライブシーン含めて2話全体としてはとても面白かったので、この調子で進んでくれる分にはとても楽しめそうだと思います。

まだまだ語りたいのは山々ですが、今日はこの辺で筆を置こうと思います。9人が笑顔で笑い合える日を楽しみにしつつ、この先も見守って行けたらと思います。ではまた来週。(まぁ書くかは分かりませんが…)

 

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*1:物語がどの程度の現実感/非現実感に基づいて作られているかの尺度

*2:無印では校門で歌い出し、学校前の公道へ。サンシャインでは、教室で歌い出し、中庭へ。

*3:https://kiui-4.hatenablog.jp/entry/2020/09/08/215826

*4:本編は凄く面白いけど、その内容とノルマのライブシーンが切り離されている回が多いので。

ラブライブっぽくないアニメが始まったな ~ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1話のインプレッション~

クールが移り変わり新しいアニメが大量に始まる時、番組表を見て取り敢えず虹ヶ咲の声優が出てるアニメをチェックするのが世の常だと思います。前期であれば楠木さんが魔王学院の不適合者に、その前であれば前田さんが球詠、村上さんがミュークルドリーミーに、更に遡れば鬼頭さんが虚構推理、指出さんが恋する小惑星に出ていました。このように、虹ヶ咲のキャストがアニメに出演するのは1クールに1〜2人が通常なのですが、こと2020年秋クールに於いてはなんと9人全員がアニメに出演しており、しかもその9人がある一つのアニメで共演してるらしいんです…。えっ、ヤバ…これは奇跡…? そのアニメの名こそが『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』と言われるものであります。

始まりました。いや、始まってしまいました…『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のアニメ放映が。ラブライブ!サンシャイン!!の2期が放送された2017年秋から早3年、あの頃程の気負いは無いですが、それでも好きなコンテンツ、声優さんが一堂に会する(同好会だけに)この3ヶ月間は、お祭り騒ぎのような楽しさの裏で確かな緊張が走っています。虹ヶ咲を2年近く追ってきていますが、こんな気持ちは初めてです。面白く、そして楽しいアニメになるよう祈りつつ、感想のような物を書き残していこうと思います。

さて、前置きが長くなってしまいました。何から話しましょう。第一にラブライブを見ている気がしない、というのは強く感じました。絵柄がガラッと(相良ちゃんだけに?)変わっていますが、キービジュアルからも分かることなので、そこは割とすんなり自分の中に入っていきました。それよりも、例えば冒頭でOPが流れないことの方が遥かに驚きでした。無印1話もサンシャイン1話も冒頭1分半ほどでOPが流れます。サンシャインは μ's に憧れた少女達の物語という性質上、話の全体的な構成を無印に寄せており、冒頭でOPが流れるのもその為だと思われます。一方で虹ヶ咲の1話ではOPが流れなかった。CGをサブリメイションさんが作り、ED(と恐らくOP)の作詞を畑亜貴さんが手がけ、音響監督に長崎さんが就いている。ラブライブっぽい要素はそこら中に散らばっているのですが、1話の冒頭でOPが流れない、たったこれだけで、私が『あっ、このアニメは今までのラブライブとはどこか根本的に違うのかもしれない』と思うのには十分でした。

もう一つ上げるなら、作劇にわざとらしさが無い事です。サンシャイン1話では特に顕著でしたが、例えば千歌がルビィの手に触った途端に『ピギャァーーー!!』と叫んだり、スクールアイドルに誘った梨子にごめんなさいと断られた時に千歌が『えぇー!?』と驚いたり、これでもかとオーバーなリアクションを取るのがラブライブの作劇、もとい演出の特徴だと思います。13話の中で9人のキャラクターを立たせ、見せ場を作る手段として無印やサンシャインではよく使われていました。ですが、虹ヶ咲のアニメにはロマンチックな演出こそあれど、キャラクターを立たせる為の誇張された表現は無いように感じました。やっぱり、無印やサンシャインの持つあの独特なテンポや雰囲気は中々出せません。

さてさて、前述の『ラブライブっぽさ』はスーパースターに求めるとして、虹ヶ咲のアニメを見ていきます。今回は歩夢ちゃんの話です。スクスタでは何の紆余曲折もなく同好会に入った歩夢ちゃんの話に肉付けが行われました。初見の時は歩夢ちゃんがスクールアイドルがやりたい!と打ち明けるのシーンが唐突にやってきた印象を受けましたが、見直すと歩夢ちゃんが待ち合わせ場所で欠伸をしていたり、ピンク色の服を見つめていたりと、目立たない所で確かに歩夢ちゃんの気持ちも揺れていたのだなと感じました。そこからシームレスにライブシーンへ。1話の最後はライブで締めるラブライブの作法にこそ則っていますが、壮大な物語の幕開けを予感させるライブであった無印とサンシャインに対して、このライブは歩夢ちゃんの内面を映像で直接描いたPVのような物になっていました。いや、無敵級や未来ハーモニーを見ても感じますが、虹ヶ咲はこの手のPVを作るのがめっちゃ上手いですね…。埋立地に作られた駅や街、巨大な橋などの建造物、人工的に作られた自然と砂浜、お台場という街には計画的に作られたが故の無機質な感じがある気がします。僕は多分この無機質な街と、そこで感情を露わにしながら生活する少女の組み合わせが何となく好きなのだと思います。

ラストシーンの他に1話で特筆すべき点があるとしたら、それはせつ菜の CHASE! でしょう。いや、こんなの見せられたら流石に泣いちゃう…。だって、せつ菜の CHASE! を見て『ヤバい!』となる侑ちゃんの気持ちに身に覚えがあり過ぎるんですよ。今でこそライブでは当たり前になっているラスサビのシャウトですが、CHASE! が初披露された校内マッチングフェスティバルで、せつ菜もとい楠木ともりさんが『ほら輝き出すんだ』を口に出さずに、シャウトを始めた時の衝撃と感動を私は知っています。知っちゃってます。不思議と CHASE! の演出も大袈裟には感じませんでした。少なくとも私がせつ菜のライブを見ている時、楠木さんの歌声を生で感じている時、そこには莫大なエネルギーのやり取りがあるし、心の中には炎が激しく灯っています。シャウトが終わった後の気持ちようさそうな表情も含めて、せつ菜のライブそのまま、そのままでした。因みに、ライブがフェスティバル広場で15時に開演というのは2018年に行われたODAIBA TOKIMEKIステージの名残でしょう。小ネタも沢山ありましたが、それはまたいつか書くとします。

長々と綴ってしまいました…。1話でこういうアニメなんだなと分かったので、2話はサクッと見れそうな気がします。かすみんはスクスタだと良い子ちゃんに描かれがちなので、ゲスな一面をよく見せてくれるアニメの造形はかなり好きです。虹ヶ咲のアニメが面白いものになるよう、またかすみんがしずくの上履きにコッペパンを入れてくれるように祈りながら、この先も見守っていきたいですね。あゆぴょんだぴょん。

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歌い繋いでいくこと 〜エマ・ヴェルデちゃんのキズナエピソードを読んで〜

2ndライブが終わり、スクスタも1周年という訳で、虹ヶ咲のキズナエビソードを読んでいます。その中でも特にエマちゃんのお話に思うところがあったので、簡単に書き残しておきます。

エピソードのあらすじはこうです。『エマちゃんがある写真館の跡取りの女の子に出会う。その女の子はスクールアイドルをしていて、なんとエマちゃんが日本でスクールアイドルを志す切っ掛けになった曲を歌っていた。その子の引退ライブを期に、その切っ掛けの曲をエマちゃんが受け継ぐことになる。』と言うものです。良い話になっているので、細かい話はゲームをプレイしてくれたらと思います。(スクスタは国民の三大義務の一つに数えられているので)

まず、この話を見て私はとても珍しいと思いました。ラブライブの楽曲と言えば、生まれた時から物語と共にあり、その物語を通じてキャラが抱えた感情だったり、その話自身を曲に暗に織り込む事が多い印象があります。しかし、今回の話にはそれが無いように見えます。勿論、エマちゃんが楽曲を受け継ぐという物語も、この曲が好きだというエマちゃんの熱い気持ちもあります。ですが少なくとも、スクスタの世界で『哀温ノ詩』が生まれ落ちた瞬間、そこにエマちゃんの気持ちは恐らく1mmも無かった。詩に歴史あり。誰かの曲が長い時間を経てエマちゃんの曲になっていく。ラブライブの文法を考えると、これは驚くべき事です。

エマちゃんの言葉を借りるなら、この話はとってもエモエモな物に仕上がっています。エピソードではエマちゃんやマイちゃん*1の気持ちにフォーカスが当たり涙を誘ってくるのですが、どちらかと言えば私はアイドルの曲が別の誰かの手に渡り、歌い継がれていく行為そのものに感動を覚えました。

少し話が逸れますが、現実ではこの歌い継いでいくという行いはとても難しい(もはや不可能)と感じています。私自身アイドルの解散ライブに何度か立ち会った経験があります。このライブを最後にアイドルに会えなくなるのも寂しいのですが、それと同等かそれ以上に、そのアイドルの楽曲が誰にも歌われなくなる事の寂しさもあります。誰にも歌われなくなった曲は緩やかに、緩やかに人から忘れられていきます。これは思っている以上に悲しいことです。

ですので、マイちゃんの『哀温ノ詩』をここで終わらせたくないという気持ちにはこれ以上なく共感しましたし、この曲がマイちゃんの手を離れ、エマちゃんの元にやってくることに対して、少しの安堵もありました。想像ですが、あの時マイちゃんの引退ライブを見ていたファンの中にも、私と似たような感情を抱いた人が居たのだろうと思います。

『哀温ノ詩』が世界から忘れ去られること無く、新しい居場所を得られた。これは本当に嬉しいことです。そして、そんな楽曲を受け継いでいくスクールアイドル達の繋がりもまた同様に尊いものだと思わずには居られませんでした。

*1:写真館の跡取りの子。スクールアイドルをしている。

みんな声優に狂ってる、声優に狂ってないのは君だけ

最近の在宅勤務のお供は『村上奈津実のなっチャンネル』です。なっちゃんのビールの飲みっぷり、フリートークずっと聞いてられる、そもそも放送の雰囲気が良いなど魅力は多々ありますが、今回はちょっと別の視点から語っていこうと思います。

なっチャンネルの魅力の一つとして、虹ヶ咲のメンバーがよくゲストに来てくれるというのがあります。いや、この人たち本当に仲良さげに喋るので見ていて非常に楽しいんですよね…。虹ヶ咲のライブや生放送でも彼女たちの仲の良さは伺えますが、虹ヶ咲が関係無い場所でも仲睦まじい様子を見れることは、彼女たちの信頼関係を裏付けいるようで嬉しい気持ちになります。またこれは、グループ単位で声優を追いかける者として単純にオイシイです。百合営業・仲良し営業、万歳!(まぁ不仲営業も好きですけどね)

ここまで話しててちょっと気になったので、虹ヶ咲のメンバーがどれだけ他のメンバーを番組にゲストに出演させているかを調べてみました。下の表に纏めます。(左端の名前の人の番組に、上段の人がゲスト出演していたら○を付けます)

表1. ゲストに呼ぶ&呼ばれるの関係*1*2

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鬼頭さん、楠木さん、指出さんはニコニコにチャンネルを持ってないので誰も呼べてません。(鬼頭さん、楠木さんは個人のラジオ番組を持ってますが、そこへのメンバーのゲスト出演は無さそうですね)大西さん、相良さん、前田さん、田中さんの4人は番組開設が2020年に入ってからであり、放送頻度もそこまで多くない為、1人をゲストに呼ぶに留まっています。ですが、このまま順調に行けば上の4人の行は○で埋まっていく事でしょう。そんな気がします。久保田さんと村上さんは番組の息が長い事もあり、多くの人をゲストとして呼べています。村上さんに至っては、後は鬼頭さんを呼べればコンプリートです…!この2人はお互いの番組にゲストで出てるので、交換留学してると言っても過言ではないですね。

僕が虹ヶ咲を声優の人間性そのものに重点を置いて見ているのもありますが、メンバーが他のメンバーの放送に出てくれるのは、逆に虹ヶ咲の魅力の一つと言ってもいいかなと思います。多くを追うのは大変ですが、代わりに色んな話も聞けるので楽しいですよ。気になる人は下記のリンクからチャンネルページへ。1ヶ月だけチャンネル登録して、アーカイブを隅々まで漁って退会するみたいなムーヴも結構オススメです。みんなチャンネル登録してる、チャンネル登録してないのは君だけ。僕と一緒に狂おうね。

 

 ・あなたにアグリー

 

かおりんがゆく!~王国奮闘日誌~

 

相良茉優の『いけません!茉優お嬢様!』

 

久保田未夢のNice to MEAT you & YOU


村上奈津実のなっチャンネル

 

田中ちえ美の「スナックちえみ倶楽部」

*1:小泉さんを入れるのをすっかり忘れてました。すまん。

*2:声優e-sports部にて前田さんと村上さんの共演を確認

はてなブログAPIを叩いて記事の本文をtxtに出力する(Python)

はてなブログAPIについてちょっとだけ学んだので備忘録を残しておきます。

自分のブログ記事全ての本文を「記事タイトル.txt」ファイルとして出力することを目指します。

簡単な処理の流れは以下。

APIのルートエンドポイントと認証のに必要なAPIキーを設定
APIを叩いて10記事分の記事情報をXML形式で取得
XMLだと扱いにくいので、辞書を経由してjsonに変換、一度ファイルとして出力
jsonファイルを読み込んで、必要な情報(タイトル、本文、カテゴリ)を取得
⇒カテゴリ名のフォルダを作成し、その配下に「タイトル.txt」を出力
⇒次の記事10件の情報を取得する為に、ルートエンドポイントを更新
⇒更新したエンドポイントを再び叩いて記事情報を取得、異常の手順でtxtに出力
⇒全ての記事を出力するまで繰り返す

 

という感じ。実際のコードは以下。

・コード

import requests
import json as js
import xmltodict
import os

# api のエンドポイントurl を引数にとってxmlを返す関数を定義
def get_hatena_response(url):
key = 'XXXXXXXXXX' #各自のapiキー
# Basic認証でapiを叩く為に、ログインidapiキーをタプルに格納
auth = ('kiui_4', key)
# apiを叩いて返ってきたxmlを返す
r = requests.get(url, auth=auth)
return r

# xml のデータを受け取ってjson ファイルを出力する関数を定義
def xml_to_json(xml):
# xmlを辞書に変換する
dict = xmltodict.parse(xml.text)
# 辞書データをjsonに変換する
json = js.dumps(dict, indent=1)
# 変換したjsonをファイルに書き込む
with open('hatena_response.json', 'w') as fw:
fw.write(json)
fw.close()

# json ファイルを見て記事を出力する関数を定義
def write_hatenablog():
# jsonファイルを開いて読み込む
json_open = open('hatena_response.json', 'r')
json_load = js.load(json_open)

# 次のapiエンドポイントを変数に格納する
next_url = json_load['feed']['link'][1]['@href']

# apiで返された10件の記事について、txtファイルに書き込む
for i in range(len(json_load['feed']['entry'])):
# タイトルと本文を変数にする。ファイル名に使えない記号は置換する
title = json_load['feed']['entry'][i]['title'].replace('/', '_').replace('\"','')
main = str(json_load['feed']['entry'][i]['content']['#text'].replace('<p>', '').replace('</p>', ''))
# カテゴリごとにファイルを生成する
try:
category = json_load['feed']['entry'][i]['category'][0]['@term']
os.makedirs(category, exist_ok=True)
# カテゴリの無い記事は その他 ディレクトリとする
except:
category = 'その他'
os.makedirs(category, exist_ok=True)

# カテゴリフォルダ配下に タイトル.txt ファイルを生成し、本文を書き込む
with open(category + '\\' + title + '.txt', 'w', encoding='UTF-8') as fw:
fw.write(main)
fw.close()
# 次のapiエンドポイントは必要なので返す
return next_url

# api のエンドポイントの url を受け取って、記事を出力する関数を定義
def all_process(url):
xml = get_hatena_response(url)
xml_to_json(xml)
next_url = write_hatenablog()

return next_url

#-------------------- メインの処理 ----------------------------------------
if __name__ == '__main__':
# 最初のapiエンドポイントを設定
first_url = 'https://blog.hatena.ne.jp/kiui_4/kiui-4.hatenablog.jp/atom/entry'
# 最初も10件をtxt化、次のエンドポイントを変数へ
next_url = all_process(first_url)

# 次のエンドポイントが出力できる限り繰り返す
while True:
next_url = all_process(next_url)
# 次のエンドポイントが出なくなったらプログラムを抜ける
if next_url == 'https://kiui-4.hatenablog.jp/':
break
# ---------------------- 終了 ------------------------------------------

・出力
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いい感じにできた。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd Live! によせて

9月12日と13日、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd Lve 〜Brand New Story〜、~Back to the TOKIMEKI~ を生配信で見たので、その感想を記す。

いや~~~、色々と複雑な感情が多少あれど、それでもやっぱり楽しかったという感情が大きい。ソロで繋いでいく節々に、ユニット曲を挟む構成は、先を全く予想させないものでワクワクした。*1しかも披露されたのは新曲ばかりで、どこに目をやっても新しいものしかない、非情に見応えのあるものだった。ちなみに僕は Märchen Star でお膝をトントンする鬼頭明里さんが大好きです。1stライブの9人で順々にバトンを繋いでいくようなステージとは違った、新しい虹ヶ咲のライブの形があったように思う。オンラインライブにはオンラインの楽しみ方があるとは分かっていつつも、こんな素晴らしいライブだからこそ、現地で…LVで…と思う気持ちはやっぱり芽生えてしまうのだった。

 

無観客配信と聞いて、僕もかなり不安だった。虹ヶ咲のライブ円盤を見返すと、(ソロなのも相まって)『観客のみんなが居るからステージをこんなにも楽しめる*2』と言っている子が多い印象を受けた。だから、観客の居ないステージで彼女たちがどう振る舞うのか想像出来なかったし、心配な部分もあった。奇しくも、その心配事は杞憂では終わってくれなかった訳だ。特に相良ちゃんは自己紹介の『キュンキュンさせちゃうぞ♡』の言い方から既に普段のテンションに入れてない感じがあった。

1万を超える視線が誰か1人に注がれ、爆音が鳴り響き、人々が熱狂する。そんな圧倒的な非日常が人間をキャラクターに変えていくし、キャストのテンションを、パフォーマンスを更に押し上げてくと思わざるを得なかった。その一方で、大西さん、村上さんの堂々とした立ち振る舞いは本当に頼もしかった。

今までのライブに比べてミスの多い、またミスに気付きやすい環境であったことは事実だが、それでもこのライブは絶対にやって良かったし、見て良かったと思う。数々の痛みを伴うライブだったが、その痛みは彼女たちを今後、更に役者として一歩高い場所へ導く糧になるかもしれないし、とにかく、彼女たちの歩みをこんな場所で止めてはならないと強く感じた。振り返れば歴史の1ページだ。ただ真っ直ぐに突っ走ってほしい。

10月にはアニメが始まり、来年には3rdライブがある。不安が全くない訳では無いが、自分なりにちゃんと楽しみたいと思う。という訳で皆さん、『村上奈津実のなっチャンネル』への入会を、どうぞよろしくお願いします(?)

*1:ラブライブのライブ、ユニットが来るとユニットゾーンになってセトリが予測できがち。

*2:意訳

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の魅力とその変遷について

虹ヶ咲2ndライブまでに自分がどう好きだったのかを、その歴史と共に書き残しておく。

 

・活動初期

虹ヶ咲が結成されてからスクスタがリリースされるまでの間、虹ヶ咲の活動は主にラジオ、生放送、動画への出演が主体だった。その中でも一際目を引いたのが、Youtubeで展開されていた動画企画だ。過去の記事でも何回か言及しているが、私はこの動画企画がとても好きだった。

カットや字幕を駆使して、面白さをコンパクトに纏めた動画には、ラブライブが主に用いる生放送という媒体には作れない楽しさが詰まっていた。動画の内容は主にゲーム実況だったが、その実況対象は携帯用アプリゲームから、据え置き機、ボードゲーム、独自に開発したゲーム(シャンシャンゲーム等)など多岐に渡り、見ていて飽きなかった。彼女たちが遊んでいたゲームを自分たちも遊べることは、数ある魅力の中の一つであると共に、彼女たちに親近感を抱く一因にもなっていた。

動画への出演を通して仲良くなっていくメンバーを見るのも楽しみだった。ゲームでバチバチにぶつかり合う光景も、和気藹々と盛り上がる光景も、なくてはならないものだった。スクフェス分室の動画の最終回の挨拶で、前田佳織里さんが不意に泣き出してしまうシーンは、私が虹ヶ咲を追ってきた中でも一二を争うくらい歴史的な瞬間だった。

Youtubeの動画はスクスタの宣伝が主な目的であった為、スクスタがリリースされた今、動画を作ることに大きな利点は見い出せないが、それでも私は虹ヶ咲のメンバーがバラエティ等の企画でバチバチにやり合う姿を今でも見たいと思っている。ただその反面、才能溢れる彼女たちを、この動画企画という小さなステージに閉じ込めておくことの勿体なさも同時に感じていた。

 

・マッチングフェス~現在

Youtubeでの動画企画が終了してから、虹ヶ咲の活動は大きく変わっていった。画面の中で可愛く喋る声優さん達は、次第にステージを作り上げる一人の役者として売り出され始めた。マッチングフェスや1stライブが行われた2019年がその過渡期だったように思う。虹ヶ咲の展開はライブや生放送を主体とした、従来のラブライブのやり方を踏襲するようになったが、虹ヶ咲の魅力そのものは、μ'sやAqoursとは違う、独自のものへと昇華していった。

虹ヶ咲の見せるステージの最大の特徴と言えば、やはりそれは『ソロ』でのステージングだろう。これこそが虹ヶ咲のステージを、虹ヶ咲たらしめている。どこまでもキャラクターに寄り添った曲、詩、演出等のギミックは、個々のキャラが持つ世界を十二分に表現してくれる。私は最初、『ソロ』であることの意味や魅力をこう捉えてしかいなかったが、いざ蓋を開けてみると、ソロの魅力はもっと別のところにもあった。

ソロでありグループでもある。ライバルであり仲間でもある。私にとって虹ヶ咲の魅力の大部分を占めるのは、こんな概念だ。9人でステージに立つことでは感じ得ない、ソロであるが故の緊張感やプレッシャーは、彼女たち一人一人の前に大きな壁として立ちはだかるが、虹ヶ咲の9人はこの壁を互いに手を取り合って越えようとする。誰かが折れそうになったら、誰かが励ます。誰かの頑張りが、誰かの刺激にもなる。こうして9人で支え合う彼女たちの姿に私は何度もやられてきた。

それでも結局は、ステージの上で一人になってしまう。だが、ある人は舞台袖から仲間のステージの成功を祈っていたり、またある人はファンと同じように仲間のステージを楽しんでいたりする。ソロだからこそ、ステージの外で、私達の見えない場所で強く繋がっている。この「見えない繋がり」こそが、ソロでステージに立つことの、ひいては虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の魅力であると私は思うのだった。

 

以上。虹ヶ咲2ndライブがとても良いライブになるよう祈りながら、今日は眠りにつくとする。

旅に出る

遠くへ行きたかった。仕事と生活を淡々と繰り返す毎日に、変化のない日々に嫌気がさしたからだ。こうして僕は久々に非日常へと身を投じた。

浜松は良いところだった。鰻も牡蠣も美味いし、浜名湖は大きかった。とても1日じゃ回りきれなかったが、1日掛けても回りきれな場所が日本には、世界には山ほどあるという事実が、この日は嬉しかった。初めての土地で方向感覚が分からなくなって、目的地と違う方向に向かう事が、何気ない非日常の中のワンシーンが楽しくて堪らなかった。

沼津も相変わらず良いところだった。かれこれ5回目…かな。そろそろ見る場所が無くなってしまいそうだけど、何だかんだ沼津に行って、美味しいものを食べて、ここでラブライブ!サンシャイン!!の音楽を聞くだけで、僕は満足出来てしまう。ここは彼女達の物語が紡がれた地だ。僕にとってはそれだけで十分なんだ。

旅は良い。世界の広さを再認識できる。唯一の欠点は、顔と腕がめちゃくちゃ日焼けしてしまう事くらいだろう。次はどこへ行こう、北陸か、東北か、はたまた四国でもいい。

 

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