ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

3rdライブ。

ライブ後に涙が止まらなくなり、心が感動に支配された1stのようなライブになると勝手に思っていた。アニメ2期の内容を振り返りながら進んでいくライブは確かに1stを彷彿とさせたが、9人からあの頃の初々しさは全く感じられず、2ndライブから更に1回りも2回りも大きくなって、またAqoursは僕の前に姿を見せた。

ライブ全体を包んでいた前向きな雰囲気はアニメ2期の"未来へ向かおう"って姿勢がありのままに出ていたと思った。だからか感動した事は沢山あったけど、終わった後は不思議と晴れやかな気分になって居て、ただ漠然と幸せだなぁ…って気持ちを噛み締めていた。

唐突だが、MIRACLE WAVEで感じた事だけは書き残したかったのでここに記す。ロンダートからバク転までの僅かな時間、サビ前の音楽がもう一巡して。その瞬間に息が出来なくなって、僕には祈ることしか出来なくて。あの数秒がずっと続く気さえして、だから少しの沈黙の後にバク転を成功させた伊波杏樹さんを見た時は本当に嬉しくて。恐らく大技がどうとかは関係なくて、1回の成功の裏にあった伊波杏樹さんの弛まぬ努力と、アニメで果南の過去を肯定しようと努力した高海千歌の姿が重なって見えて。キャストとキャラのシンクロってこういう事なんだなぁ…って思った。

ステージの上で円陣を組んで喜びを分かちあってるAqoursを見ると、言い様のない感情が溢れてしまって。10人目のAqoursとしてライブに参加している気で自分はいるけど、あの9人が作る輪の中に僕が入り込める余地は1mmもなくて、でもそれが何故かとても愛おしくて。今あの9人にしか見えない景色をあの人達は見てて、もっともっと特別な時間があの9人の間に流れてるんだろうなと想うと、涙が止まらなかった。青春だなぁ、羨ましい。

  東京ドームでの4thライブも11月に決定した。きっとAqoursは今よりもっと大きくなって、また僕の前に現れるのだろう。挑戦を止めずに真っ直ぐ我が道を突き進むAqoursは一体次にどんな景色を見せてくれるのか、ワクワクが止まらない。来たる11月、Aqoursに胸を張って会いに行けるように僕も日々精進。

 

6月9日  きうい

生き方の指標

僕、こう見えても結構ラブライブ好きなんですよ。今回はラブライブに限った話をしますが、沢山の人が色んなアニメを見て、その作品に影響されながら生きてると思います。じゃあ、僕がラブライブを見て自分の中の何が変化したかと言ったら"生き方"の一言に尽きます。

無印ではとことん『 自分のやりたいこと、本当の気持ちって何だろう?』って問いかけに対して、それぞれのキャラクターは真剣に悩み、答えを出していきました。そしてそれら物語の裏には『 やりたいこと、本当の気持ちに素直になることで物事は好転する』と言う強いメッセージを感じました。やっぱりこのメッセージが僕の生き方の指標の半分を形作っています。

最近、就活が終わりましたが、会社選びに当たっては自分が会社に入って何がしたいのか?をちゃんと考えるように心掛けたし、もっと日常的な所でやりたい事に対しては素直にやってみる事にしてます。因みに社会人になったらアルトサックスを吹いてみたいです。(アナルセックスではない)

 もう半分はやっぱりサンシャインから来ています。僕、普通なんですよ。大学に入っても僕より頭の良い奴が沢山居て、高校の頃水球をしてたんですけど、僕より強い奴なんてこれまた大量に居て、バイトしてても僕よりテキパキ働いてる奴だって居るし。

ただ、ラブライブ!サンシャイン!!って物語は『 自分が普通の人間である事を認めた上で、その普通な自分を愛してやれ』って、そんな自己肯定の物語だったなって思うんですよ。Twitter見てれば分かると思いますが、僕の自己肯定感の高さは確実にサンシャイン由来です。

 

という訳で、ラブライブは僕という人間の根底で常に生き続けている話でした。

ぉゎり。

二日酔い

昨日一日中二日酔いでぶっ倒れてたんすよ。

僕自身お酒にはそこまで強くないんですけど、どうしても酔っ払って喋るのが楽しくなるとついつい追加でお酒を買ってしまって、次の日に痛い目を見るんすよね。(特に一昨日のキャスは喋っててめちゃくちゃ楽しかった。)

まぁ、こうやって二日酔いで一日を潰した経験って1度や2度じゃなくて、結構あるんですけど、やっぱり辛いですね。もう絶対に酒で失敗してたまるかって毎回思うんだけど、結局またアルコールに手を染めてしまう。(もしかしてこれってアル中では?)

だから最近は9%のチューハイは控えて度数の低い金麦を積極的に飲むようにしてたんですけど、これがまた問題で金麦だと気持ち良く酔っ払えないんですよ。こう、アルコールが回って頭がフワッとして楽しいなぁオイ!!!みたいなテンションになれない。あら大変これは大問題。

9%のチューハイはめっちゃ気持ち良く酔っ払えるけど、次の日に響く……。そこで僕考えたんですけど、『もう、また貴方はそんなにお酒を飲んで!また二日酔いで倒れたいんですか!?』って僕がお酒を飲みすぎる1歩手前で叱ってくれる海未ちゃんが居れば全部解決してくれるな…って。まぁ居ないんですけど。

という訳で(どういう訳で?)向こう3ヶ月くらいは金麦を飲んで過ごそうと思います。

キャスでまた9%のチューハイを飲んでるって僕が言ってたら『こいつ懲りねぇなwww』つって笑ってやって下さい。

あと、皆さんもお酒の飲みすぎには気を付けて下さい。

ぉゎり。

 

アニメの見方とか色々

スクフェスのガチャを回してURが出る確率は1%らしい。じゃあその確率が本当に1%なのかを調べる方法ってあるんですかね?多分、確かめるには無限回ガチャを回して出現度数を調べるしかないと思う。でもそれは出来ない。*1

100回ガチャを回してURが2枚出てきた人にとってはその確率は2%だと思うし、100回引いてURが1枚も出なかった人にとってはその確率は0%だと感じる。確かめるにはもっとガチャを引くしかない。

 結局、何が言いたいかってと『この世界には確かめようのない真の確率と、その確率に従って起こった結果が大量に存在してる』ってことね。

この結果から真の確率を予測することを、推測統計って分野ではやってるんだけど、まぁその話はおいおいするかもしれない。

で、ここからは自分の考え方の話なんすけど、統計って学問に触れてると『目に見える物(結果)の裏側には、目に見えない(真の)何かが潜んでいる』って考え方が自然になってくるんすよ、俺だけかもしれないけど。この考え方が何気に今の自分の半分近くを形成してる。

※目に見えない真の何かの一部が目に見える形になって現れるってイメージ

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 クソ長い前置きはここまでにして、こっからアニメの見方の話になるんだけど、この考えの延長線上にある『製作者の伝えたい(目に見えない)考えが、物語(目に見える形)となって現れてる』ってのが俺のアニメの見方なんすね。*2

伝えたい事を言葉でまっすぐに表現するアニメは素直で好感持てる場合もあるけど、それは芸術としては愚直。物語で描いた話・映像がそれとなーく製作者の本当に伝えたい事*3の裏返しになってるくらいが自分は好き。アニメのキャラクターは直接自分に向かって説教してこないけど、アニメを見て間接的に製作者の思想を垣間見た気になって、勝手に説教されてる気分になるくらいにメッセージ性のあるアニメが好きなんす。

 だから俺は物語の展開そのものよりも、その展開によって製作者は何を言いたかったのか?何を表現したかったのか?に思いを巡らせるワケ。

 

 ぉゎり

因みに今日は髪の毛を切りに行ったよ、スッキリ。

*1:確率が1%であるって仮説が正しいのか正しくないのかを検証する事は出来ますが、常に危険率を孕んでいるのでここでは出来ないとします

*2:勿論、全てのアニメに対してこの考えを適応してる訳ではないんすけど

*3:まぁ、その伝えたい事ってのは俺の予測の範疇を出ないんだけどね

ラブライブに依存していられない話

アニメ1期のラストシーンの 『 君のこころは輝いてるかい?』この言葉に当てられ俺も何か始めたいと思った。輝きたいと思った。誰よりもラブライブに向き合ってオタクをしていくことも輝く手段の一つだろう、事実自分もそういった思いでラブライブを見ていた節はある。

だから2017年の1年間、ずっとラブライブにどっぷり浸かっていた。でもそれは裏を返せば、ラブライブから受け取った熱量をぶつける先が同じラブライブしか自分には無かったからだ。  いつしか、ラブライブ以外の事にもちゃんと熱量を注げるようになれたらと思うようになった。俺の中にある「きうい」って人格だけじゃなくて、実世界で生きてる俺自身が胸を張って輝いてると言えるようになりたいと思うようになった。

時は流れて2018年4月、身の回りの環境がガラッと変わった。とは言っても、就活が始まったり研究室に配属されたりってだけの変化なんだけど、自分にとってはそれまでの生活とは何かが違っている気がしてならなかった。
自分がこの先、大人として生きていかねばならないって気持ちや、学生のままじゃいられないって実感が突如として湧き出てきたのがその違和感の原因だと思う。

アニメ2期ではダイヤは東京に、鞠莉はイタリアに、果南は海外に旅立つといったように3年生の具体的な進路が描かれた。自分で考えて、自分で未来を選択して、次に向かって進んでいく、俺にはこの3人の行動が他人事には思えなかった。何故なら次は自分が3年生のように自ら行動を起こさなくてはならないからだ。

 こんな風にラブライブからは沢山の感動や教訓、前を向く元気を貰ってる。今度はこのパワーをラブライブに打ち返すんじゃなくて、自分自身が前に進む為に使おうと思う。今の自分にはラブライブから得たパワーをぶつけられる物がある。その一つが学問だったりする。だから今年は研究室で沢山の事を学び散らかしたいと思う。

ラブライブは生活を豊かにする為の一つの手段だ。いや、ラブライブだけじゃない、アニメや音楽全般だってそうだ。趣味や娯楽の立ち位置は本来そうあって然るべきなんだと思う。

沼津に行った帰りの電車でこの文を書いてる。明日はゼミで発表、明後日は社の面接だ。沼津で感じ取った色々な感情や沢山の体験を、明日への活力に変えて生きていく。

いつまでもラブライブに依存してられない。

ぬわぃ~~~ゔ、ぶぇ~~~いず。


kiui-4.hatenablog.jp

 前回のきうノート!(デンッ)Bag-of-Wordsの考え方を身に付けた俺!自然言語処理の大枠について少し理解した気になっていたけど...その先に待っていたのはかな~り難しい確率モデルだったの...!あぁ、俺の卒業研究、どうなっちゃうの~!(本日最初で最後のラブライブ!要素)

 

この前、確率的トピックモデルについて勉強しようとしたらこれがてんで分からなくてね、という訳で暫くはこのモデルを理解するための外堀を埋める勉強になりそうっすね...。次のゼミは水曜だし、火曜日は沼津に謎解きしに行きたいので、今日出来るだけ進めるぞい!

 

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Bag of Words を用いたラブライブ!School idol diary のトピック推定

kiui-4.hatenablog.jp

 これの続きです。前回のゼミで形態素解析の概要について発表したら、教授に『Bag of Words の勉強してみたら良いかもしれない。』って言われたので調べてみた。今回も自然言語処理の話です。

 

・ Bag of Words とは?

文書の構造や文法を全て無視して単語の出現回数にのみ注目して、文書に書かれている話題(トピック)を推定すること。

 

 ふむ、何となくは分かったから具体的な分析に移りましょ。

 

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クロスアンジュを見た。

5月3日、クロスアンジュ全25話を見終わった。見始めた理由としてはめっちゃ暇だったってのと、TLに居るオタクが好きなアニメとして挙げてたからって感じ。

まぁ~これが面白くて久しぶりに1日中アニメ見てた、この日は朝起きて刀使ノ巫女追いついて、昼から夜にかけてずっとクロスアンジュ見て、夜はこみっくがーるずをMXで見るなどしてた、楽しい。

んで、ちょっとだけ感想を書こうと思う。ただ、このアニメを現時点で見てない人は取り敢えず作品を見てほしい。血が吹き出たり露骨にエロいシーンがあって生理的に無理な人は無理かもしれないけど、自分の目で確かめてほしい、自分の頭で考えて、自分なりの答えを作品から見つけ出してほしい。多分、俺がこう言いたくなる気持ちをクロスアンジュを見た人なら分かってくれると思う。

※こんな感じのアニメね
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函館ユニットカーニバル 感想

4月28日土曜日、函館ユニットカーニバルの2日目をLVで見てきた。ファンミ沼津以来の約4ヶ月ぶりのラブライブ関連のライブってこともあって、ライブ前特有のそわそわした感覚を久しぶりに覚えながら僕は大宮の駅を通過して浦和の映画館に向かった。

『まっ、ユニット曲がメインだしいつもみたいにボロ泣きする事は無いんだろうな!今日は声出して楽しむぞ~!』ってテンションでライブに挑んだ訳だけど、これが完全にフラグだった。ラブライブ!が僕にそんな楽しみ方をさせてくれる筈もなく、ライブが始まる際の演出のカッコよさにグーで殴られた直後、Saint Snowの一曲目、DROPOUT!?で感情が溢れ出してしまい、結局いつものように泣いて地蔵していた。この涙脆さは僕に与えられた宿命みたいなものだと思う、今更どうしようもない。

Saint Snowは確かに1期の時から好きだったけど、それはSELF CONTROL!!とMIRAI TICKETの間にある考え方の対比*1が美しいから、Aqoursと対極をなす存在として完璧に役割を果たしていたから好きって気持ちで、キャラクターとして好きになれたのは2期が終わった後だったように思う。DROPOUT!?の歌詞に於ける

聖良:抑えることなど できない力 持て余してるこの想い

理亞:明日が描けない時も夢は 熱く蠢いてる

それでも Go to the world 止められない 出口のない夢の先を探そう

 から見て取れる2人の止められない想い*2や夢を諦めない姿が大好きで、その思いをキャストの口から大量の熱を込めて発せられていたことにずーっと感動させられてた。特に田野アサミさんのシャウトが物凄くて、確かDROPOUT!?の中だと『夢のー!先を!!!』のところでモロに食らって泣いてしまったし、目を瞑って全力でシャウトしてる時の表情が印象的で未だに脳裏から離れない。(ステージ全体が凄すぎて正直最初の方に見た内容を余り思い出せないんだけど、確かこの部分)田野アサミさんの歌の上手さはワンピースのOPやキュアサニーのキャラソンを聞いてるだけで分かるんだけど、生歌唱は迫力が全然違った。同様にCRASH MINDの歌詞に於ける

答えは今が壊れた後で現れる 

足掻いた時間が無駄とは思わないから 

 の部分は特にアニメ2期の内容を受けているし、Saint Snowが時間や場所を越えて一時的ではあれど夢を見失ったAqoursの背中を押してあげているようにも僕は思える。アニメと言う物語の力を少しだけ借りて、曲や歌の魅力だけでは作れない世界を作り、何倍ものパワーを手にして僕の感情をぐちゃぐちゃに掻き乱してくる。自分がラブライブ!のライブに心の底から取り憑かれた魅力を久々に感じた気がした。田野アサミさんの『何が起ころうと逃げない!』って部分の力強い歌声にまたしても感動させられた。田野アサミさん、僕の涙腺を壊すのが上手過ぎる…。

田野アサミさんと佐藤日向さんが再び登場してからの3曲目SELF CONTROL!!、アニメ2期を通してSaint Snowも含めて周りが刻々と変化していく中で、それでもこの曲が私達の歩んできた軌跡・始まりの曲だと言わんばかりに大切にされてるのが本当に好き。最高だと言われたい!の一心でここまで歩んできた2人の鬼気迫るダンスや歌唱にここでも圧倒されっぱなしだった。

2人の最後のMCも本当に良かった。僕はあんな風に自分の内側から湧き上がってくる感情が抑えきれずに少し涙ぐんでしまうキャストが大好きなのだ。ステージの上でキャラクターの様な振る舞いをしていた人が、1人の声優としてまた表現者としてスポットライトを浴び、自分の素直な気持ちを少しずつゆっくりと紡いでいく姿が大好きなんだ。あんだけ歌って踊れて声で演技も出来て、まるで自分とは生きてる世界が違うんじゃないかと思うけど、でもそんな凄い人達でさえも不安を抱えて生きてるんだ、俺と同じじゃないかって思った。最後の挨拶で頭を下げていた時、田野アサミさんの手が佐藤日向さんの背中に置かれてるを見てグッと来てしまった、まるで本物の姉妹のように見えた。

そして畳み掛けるようなユメ語るよりユメ歌おう、 正直泣いてて全く歌えなかった。ライブ中にずっと感じていたユニット間の垣根が一気に取り払われた感覚があってめちゃくちゃ感動した。全然コンセプトの違う衣装を身に纏った11人が同じ歌を歌ったり、学年ごとに集まってわちゃわちゃしてる光景は、微笑ましいを通り越して無限に愛おしかった。Saint Snowの2人がAqoursの9人と曲中にハグしてるのを見て完全に心をぐちゃぐちゃにされてた。

ライブ終わった後に着ていたTシャツの首元で涙を拭おうとしたらびちょびちょに濡れてて『 うわっ、冷た!』ってなったのも良い思い出。

 無論どのユニットのライブも楽しかったんだけど、ただ今回のSaint Snowのライブは他のユニットを凌駕していたと個人的には思ったし、2人からは全身から迸る程の特別な思いを感じた。上手く言えないけどAqours1stの時に得た感情と同質な何かが今僕の心の中をずっと駆け巡ってる。この気持ちが薄れて消えてしまうのは寂しいと思ったから文を綴った。『 あぁ、僕ってラブライブ好きだったんだなぁ…』って気持ちを再確認出来たのが、もしかしたらこの日1番の収穫だったかもしれない。次の3rdライブも楽しむぞい!

ではまた!拙者、これにて失礼!

 

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P.S.

2人共最高にカッコよかったです。ありがとう!

 

*1:"自分自身を律する"つまり心の中から生まれる衝動を意思で抑え込むSaint Snowと、心から溢れ出てくる衝動に身を任せ走り出すAqoursの対比

*2:ここもSELF CONTROL!!との対比