ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

近況あれこれ / アジサイを見てきた

・近況あれこれ

こんにちは。最近のツイートの8割はラーメンか缶ビールか、アニメのキャプ画像なきういです。会社に勤め始めてから、一週間が経過する速さに驚いています。月曜日が始まったと思ったら、いつの間にか金曜日です。なんだこりゎ。

まぁ、それは今の生活が充実してるからだと思います。一応自分がリーダーを務めるプロジェクトも順調に終わりを迎えたのもあり、今のところ会社に行くのは割と楽しいです。7月になったら現場に配属されるらしいので、多分僕のツイート数が増えます。

休日はと言うと、色んな事をしています。先週はAqoursの5thライブがありました。LV参加なのもあり、日常にライブが溶け込んでいる感覚が僕の中では強かったです。気になるアニメを見たり、アイドルのライブやイベントに足を運びつつも、最近は同期の勉強会などに顔を出しています。

この勉強会がとても楽しいです。AIやビッグデータ等の単語が今、ホットワードとして取り上げられているので、機械学習の基礎を学んでいます。具体的な内容としては、理系の大学生が大学1年で学ぶ数学の一部、線形代数、確率統計、簡単なプログラミングです。僕が去年、研究室で四苦八苦しながら学んでいた内容が殆どなので、どちらかと言えば僕は教える立場に居ます。元々、自分の学んでいた分野は興味深くて好きですが、教えるのが楽しいのは「自分が大学で学んでいた事は無駄じゃなかった」という実感を早々に感じているからなのだと思います。大学行っといて良かったンゴ…。

 

アジサイを見てきた

話は変わって、昨日は王子まで行き、博物館を見学したりアジサイを見たりしました。

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よく見るアジサイには大きく分けて2つの種類があり、それぞれ西洋アジサイ(写真・左)とガクアジサイ(写真・右)と呼ぶそうです。ガクアジサイは日本に生息する固有のアジサイで、それが中国を経てイギリスに伝わり、より美しく咲くように品種改良をされたアジサイを西洋アジサイと私達は呼んでいます。因みに僕は、ガクアジサイの方が好きです。粛々と咲いてる感じがめっちゃ好感持てる。西洋アジサイも綺麗だけど、「人間が美しく作り替えた」という事実を知ってしまうと素直に愛せなくなりますね…。

アジサイは不思議な花で、僕が花びらだと思ってた部分は正しくは「萼」らしいです。「萼」とは一般的に花弁の外側に付いている、花全体を支える役割を担っている部分です。アジサイの構造、面白すぎる…。ガクアジサイが進化する過程で「無数にある萼の中から数個のみを開かせる」という選択をしてる訳ですが、「植物が生き延びる為に何らかの理由で今の生態に辿り着いた」という事実が美しいんですよね…。だから、僕は西洋アジサイに美学を感じないんです…。

アジサイの色についてですが、これは土壌のpHに関係していて一般的には酸性の場合は青く、中性・塩基性の場合は赤く色付くと言われています。ただ、今は品種改良も進み、土壌が酸性でも青くなりにくいアジサイもあるそうです。正に、生きるリトマス試験紙ですね(?)

アジサイはとても画になるので、写真を取りに来る人が大量に居ました。僕も写真を撮りましたが、どちらかと言うとアジサイの生態を知れた事の方が10倍くらい面白かったです。まぁ、細かな知識に興味を唆られる人間は、今じゃ珍しいんですかね…。持ってる知識が一つでも増えれば、それだけ世界を見る目は変わると僕は思います。

アジサイは綺麗な上に、観察のしがいがある植物です。散歩中に見かけた時に、ちょっとでも気が向いたら見てあげて下さい。