ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

話数単位で選ぶ2019年TVアニメ10選

毎年恒例(?)のやつです。今年は短く纏めるぞい!順番には特に意味はないぞい!

 

1. 私に天使が舞い降りた! 第2話「サイキョーにカワイイ」

7話、12話と迷ったけど、2話が好き。この話の乃愛ちゃんが一番可愛い。残念がったり嬉しがったり、表情コロコロ変わるのが本当に楽しい。特段オタクという訳ではないけど、乃愛たむが大好き。

 

2. かぐや様は告らせたい 第3話「かぐや様は歩きたい 他」

3話は3本の小さいお話で構成されていて、特に3本目に当たる「かぐや様は歩きたい」が好き。歩いて学校に行くという何気ない風景が、箱入り娘のかぐや様にはとても新鮮に映るというのが好き。この話は特に締め方が好きで、かぐや様が自転車の後ろに腰をかける→会長が自転車のペダルを蹴る→空を見上げるかぐや様、の一連のカットが物凄く綺麗。綺麗すぎて涙が出てくるぜ…。

 

3. 八月のシンデレラナイン 第6話「これからの私たち」

親友だからこそ厳しく出来ないという「甘え」に悩むお話。親友という言葉は、仲の良い人と人との間で良い意味でに使われることが多いのだが、ことチームスポーツに於いては、やりづらさの一因になるというのが好きだった。「親友」という友達としての最上位の関係性の、一種の負の側面を描いてるのが好き。

 

4. えんどろ~! ろーる8「私のユーシャ様~!」

可愛くのほほんとしたアニメでいて尚且つ、人に役割を重ねて見ることの邪険さを描いている「えんどろ〜!」が大好き。姫を助ける理由を「姫だからじゃなく大切な友達であるローナちゃんだからだ」と言い切るユーシャのカッコ良さが本当に好き。お金で買収されるまおちゃん先生も好き。ローナ姫の認識が変わることで、5話のサブタイ「私の勇者様~!」が8話の最後で「ユーシャ様~!」に変わるのも良い。

 

5. ひとりぼっちの○○生活 第5話「アルアルあるある」

アルちゃん可愛い。間違いなく鬼頭明里さん補正も入ってるけど、アルちゃん可愛い。アルとなこが仲良くしてるのが好き。アルとなこは元々ぼっちを介した「友達の友達」という関係性だったのだけど、そこから友達になっていくのが好きだったりする。いやまぁそれは別に5話にではないのだけどね。ぼっち生活はとても好きなんだけど、1話を選ぶのが難しかったから、アルが主役張ってるこの回を選んだというのがある。

 

6. KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 第2話「太刀花ユキノジョウ いざ、参る!

「一見トンチンカンに見える映像が、話の文脈を得ることで感動的な映像に見えてくる」というのがプリティーリズム、もといキンプリという作品の特徴だと思っているのだけど、この2話はその特徴が顕著に現れていたかなと思う。特にDNAの上を滑っていく「国立屋スパイラル」は、代々受け継がれてきた家系の血、宿命を背負う覚悟を表していて無性に泣けてくる。

 

7. グランベルム 第7話「ミス・ルサンチマン

アンナさんがエルネスタを窮地に追い込んだ時に、本当に幸せそうな表情をしていたのが良かった…。幸せの形は人それぞれだもんね…。大切な人ほど壊れちゃうくらいに抱き締めたいもんね…。愛か憎しみかは分からないけど、どこまでも純粋な憎しみは透き通っていて綺麗だな……とアンナを見て思ってました。

 

8. 鬼滅の刃 第十九話「ヒノカミ」

今年のアニメで一番映像的な快楽があったのはこの回かな~と思う。絵が動くと面白いんですよね。生生流転からヒノカミへ、そして下限の伍の首を切るまでの一連の流れシーンは瞬き出来ないくらいだった。禰豆子ちゃんが「ん~!」以外の言葉をしゃべったのも良かった。僕は鬼頭明里さんが喋ると笑顔になるので。

 

9. まちカドまぞく 第12話「伝えたい想い!! まぞく新たなる一歩!!」

我慢しきれずアニメが始まる前に原作を読んでしまった作品であるところの「まちカドまぞく」。原作2巻終盤辺りの内容を再構成することで、アニメとして最高の終わり方になっていたのが本当に良かったです。魔族的にはこの作品は「シャミ子達の生きている一見ほのぼのとした世界は、誰かの尽力や犠牲の上に成り立っている世界だ」というダークな側面が好きだったりしたので、アニメが大分コメディに寄った出来になっていた事に自分との噛み合わなさを感じましたが、この最終話を見せられちゃうと流石に黙ってしまいますね。シャミ子が桃に果たし状を送る日常の話をベースにして、EDをバックに「神話の時代から幾星霜~…」のナレーションを挟み、最後はそのナレーターがシャミ子のお父さんである可能性を仄めかすという、原作の良いところを全部詰め込んだ終わり方は流石に500000000億点……。

 

10. 放課後さいころ倶楽部 第九話「ダルマサンガコロンダ」

仲良くJKがボドゲやるだけのアニメかと思ってた僕、このアニメにごめんなさいした方が良い。ゲームの人と人を繋ぐ側面とか、ゲームを作る側の苦悩まで描かれているのが本作である。その中でも9話は「だるまさんが転んだ」を面白くしようとする話。初めて見た時はちょっと衝撃を受けた。子供の頃の遊びでしか無かった「だるまさんが転んだ」が、ちょっとの工夫だけで楽しいゲームになる。これは個人的には物凄く驚いた。やっぱり人生は自分から面白くしていかないとね…(そんな大袈裟な話ではない)。まぁでも、この話で描かれた「だるまさんが転んだ」のような物は遊びに限らず沢山あるんだろうな~と思う。つまらないもの、全部楽しくして人生やっていきてぇ~。

 

 

以上が2019年のアニメたちでした!2020年もアニメ見ていきたいけど、どうなるかは分からん!恋する小惑星とアニメ22/7が楽しみ!それでは!解散!!