ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

ここ1ヶ月くらいの話

仕事を真面目にやっていたせいで…、ブログを書く時間がなかった! という訳で、一個一個の話は短めにして、せっせと書いて更新するわよ!

 

・ポンポさんの映画

めっちゃ面白かった。まなびストレートラブライブを彷彿とさせるシーンがあって嬉しかった。Twitter等で散々語られている映画なので、個人的な考えに絞って話そうと思う。

「幸福は想像の敵」という言葉が出てくるが、これはクリエイターに限らず、作品を見て消費する側にも当てはまる言説だなと思う。幸せを感じている人間にはアニメ等の創作物なんて必要ない、それが無くても十分幸せに生きていけるから。アニメが多少の娯楽として幸せな人間に届く事はあっても、いつだってアニメに心を救われたり、人生が変わる程の感銘を受けるのは現実世界に居場所が無い人の筈だ。ジーン君を見てやっぱりアニメはそういう人の為のものであってほしいなと思わされた。

ジーン君が「これは僕だ」と言って画面の中のダルベールと自分を重ねるシーンがあったけど、じゃあこの時に僕は誰に自分を重ねたかと言うと、ジーン君なんですね。もちろん僕には映画なんて撮れないし、映像に対するセンスも足りない、映画以外のすべてを捨てた事もない、でもアニメ(映像)に本気になれる一点で、僕じゃん…ってなるんですよね。僕がこの映画に入り込めたのはそのお陰かなと思います。

ちなみに原作の1巻はそんなに面白くなかったです。

 

・レヴュースタァライトの映画

見てきました。感無量ですよ。レヴュースタァライトが大好きで良かった。本当に。

映像、演出どれを取っても一級品で、パワーのある画も台詞も沢山あって、特に額縁の向こう側にそのままの西條クロディーヌが居たシーンが、舞台の上ではに誰にでもなれる天堂真矢との対比と相まって大好きなんですけど、今回はそういう細かいシーンへの言及よりかは全体を通しての話をしようと思います。

『電車は必ず次の駅、では舞台は...?私たちは...?』劇中で繰り返されたこの言葉の通り、間違いなく彼女たち舞台少女が次へ進むための物語でした。また舞台少女として死にかけていた彼女たちが生き返る話でもありました。これまた劇中で何度も描写されたトマトは『舞台少女としての魂』とでも呼ぶのが相応しい気がします。舞台少女のきらめきを燃料にしているキリンの身体が野菜で構成されていた事、トマトが弾けたのと同時に愛城華恋のに死が訪れた事とも噛み合います。私もトマト食べたいです。

さて、同じように『次に進む』という題材を取り扱ったアニメ作品として、劇場版ラブライブ!サンシャイン!!があります。私がこの映画を大好きなのもあり、見ている最中少しだけこの作品のことを思い出しました。『過去は消えない、残っていく、だから大丈夫』と主張した同作とは違った、また別のアプローチで『次へ進む』ことを劇場版レヴュースタァライトは描いてくれたと思います。

各々が自分の過去や因縁に決着をつけていく中で、特に双葉や華恋の 『約束も運命も、大事だった過去とも決別して進んでいく』姿に私は彼女たちの強さを見ました。サンシャインの出した答えが優しい答えだとするなら、レヴュースタァライトの出した答えは何て力強くて、寂しいのだろうと思いました。そしてこれは、普通の女の子としての生活を捨て去って、舞台でたった一人のトップスタァを目指す舞台少女にしか出せなかった答えなのだと思います。9人がそれぞれ一人で次の舞台へ向かう姿は余りにも気高く美しかった。

華恋の過去をひたすらに掘ってひかりとの約束の輪郭をハッキリさせることで、それを燃料とすることを重く描いた構成の上手さとか語りたいことはあるけど、自分が一番感銘を受けたのは、大事なものと決別することを是として描いたこと、それが彼女たちの強さ気高さを表現するのに余りあるものだったことですね。これに尽きる。

聖翔学園99期生の最後の物語としてこれ以上のものは無かったと思う。物語もだけど劇場体験としても最高だった。

 

i☆Ris 仙台公演

仙台公演参加してきました。何と最前です。最前楽しすぎワロタ。楽しすぎて殆ど覚えとらん。というか近過ぎワロタ。

特にヤバだったのはSpendingでした。

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分かります? 四つん這いのセリコを目の前に出来るヤバさ。もうね、正直言ってエッチです。えっち過ぎんだろ…って多分口から漏れてたと思います。

声が出せないのもあって、SpendingやOne Kiss みたいなゴリゴリにパフォーマンスする曲が最近熱いです。

 

・ソシャドリープライド

写真を撮るのが…楽しい!

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今考えると、あのアニメはあれが正しかったんじゃないか…?みたいな気持ちになったりします。アイドリープライドの原案の物語、とにかくボリュームがあって、キャラクター1人1人がどんな子なのか掘り下げられるんですけど、これを全部アニメでやるのは無理があるので、原案のストーリーから要所を拾って再構成したのは必然だなと思いました。このボリュームを考えると、10人が揃ってデビューを向かえる所まで12話で描くことも出来たんじゃないかな…と思う訳です。でもやらなかったんですよね。キャラの掘り下げはソシャドリープライドに任せて、爆速で NEXT VENUS グランプリ 制覇まで突っ走った…。その結果お世辞にも緻密でよく出来た物語にはならなかったですが、間違いなく異常なアニメにはなったと思います。85点のアニメを作るよりもよっぽど良い。いや、だって最終回で爆笑しましたからね。ギャグアニメでもこんなに笑わないですよ。はい皆さんせーので、どこでも性交!

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そんな異常なアニメことアイドリープライドをよろしくお願いします。アイドリープライドに…真剣なので…。ライブ行かせて下さい。

 

・OMOTENASHI MATSURI

Q. クラブでアニソンを聞くとどうなる…?

A. 楽しい!

そゆこと。

 

ラブライブ!スーパースター!!

明日から始まるらしいね。かなり期待しちゃってます。と言うのも、やっぱり始まりは君の空のアニメーションMVが良過ぎたのがこの期待の原因です。始まりは君の空の感想*1を書いた時にも言及しましたが、彼女達の過去や納得のいかない現状がMVから垣間見えます。これがどのように晴れるのか、平安名すみれがどうやってLiella!に加入するのか、大変楽しみです。

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*1: