ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

斉藤朱夏さんのライブで瞬きをしなかった話

嘘です。300回くらいしました。

...はい。

という訳で普段行かないアーティストさんのライブに行ってみよう企画第2弾です。今回のターゲットは斉藤朱夏さん。Aqoursを通して彼女のことをそれなりに知ってきましたが、単独のライブに行ったのは今回が初めてです。一人でステージに立ってる時はこんな感じなのか~ほえ~という感じで見ていました。

平日開催ということもありチケットの購入をかなり迷っていましたが、意を決して購入。18時に仕事を切り上げて爆速でオフィスを出てお台場に向かいました。余談なんですけど、仕事上がりにでライブに行くのめっちゃ良いですよね。平日をめちゃくちゃ有意義に過ごしてる感覚を味わえます。昔アイドルの平日リリイベに通っていた頃、仕事終わらせたオタクたちがライブ中に徐々に集まってくるのが好きだったので、そういう意味でも平日現場の『駆けつけてる』感が僕は未だに好きです。まぁどうしても調整つかない事もあるので良くも悪くもありますが...。かなり急いで移動したので僕が会場に入ったのはくつひもの2番が終わったくらいの時でしたね。

ライブも本当に良かったです。一年半の空白を音楽で埋めようという朱夏ちゃんの気持ちにやられて、ノリノリに身体を揺らしながら泣いてた気がします。特に印象的だったのはバンド紹介からしゅしゅしゅに繋いだ時ですね。血沸き肉躍るとはこのことよ...。というか生バンド演奏があること知らなかったので席に着いてからテンション爆上げでした。パパパがめっちゃ好きなので聞けて良かったし、アウトロのギターアレンジがえげつなくて源えげ経(みなもとのえげつね)になってました。

あとは何と言ってもセカイノハテが良かった。TVアニメ『バック・アロウ』のEDテーマも務めていた曲でしたが、いまの斉藤朱夏さんが歌う事に意味があったような、そんな気がしました。元々壁を壊す、超えるという気持ちが歌詞に込められていて、それは壁に囲まれているリンガリンドを舞台としているバックアロウの世界観にそこはかとなくマッチしていましたが、この日のセカイノハテは斉藤朱夏の楽曲でしかなかったなと。あの時曲を聴きながら自分が何を感じたのか詳細には思い出せないし、ふわふわしててハッキリとした言語化は出来ないんだけど、そう感じました。なんだろう、1年半という時間の重みと、その間に朱夏ちゃんが感じたであろうフラストレーションが、清濁併せ持った情動がそう思わせたのかもしれません。

良いライブでした。次のツアーも行きたいけど、平日なので取り敢えず様子見で。今回は席が遠くて朱夏ちゃんのお顔が全く見えなかったので、次はもうちょっとだけ近付きたいです。え、何々...「見えなかったのは眼鏡を家に忘れたからだろ?」...おっしゃる通りです!ごめんなさい。