ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

アイドリープライドとの2年を振り返る

アイドリープライドのアプリリリース2周年おめでとうございます。色々と振り返ってみようと思います。

・2021年
自分にとって2021年はとてもセンセーショナルな年でした。IDOLY PRIDE と言うよく分からない、本当によく分からないアニメに出会い、それをいつの間にか好きになっていた年です。アニメ1周目では何だこれはと悪態をつき、再放送を経て少しづつ物語を理解し始め、アプリのストーリーを読み原作からの再構成や肉付けがあると知り、テレ東での再放送でまた少しづつこのアニメのことが分かっていく。終いにはコンまるを聞き円盤を買い金沢八景に行きおはスタを録画しTIFに参戦する。よくアニメ視聴は体験だという話を聞きますが、1年かけて全12話たった300分にも満たないアニメーションのことを理解していく過程こそが私にとっての体験だったのだと思います。また、再放送やアプリにまで食指が動いたのは間違いなくこのアニメが良くも悪くも尖っていたからですが、この尖りはアイドリープライド独自の魅力とほぼイコールだといま振り返ると思います。アイドルアニメにキャラクターのお当番回は必要ありません。アイドルアニメに必要なのはサプライズやフックに頼らない骨太なストーリーです。
上述したように2021年はアイドリープライドという作品に踏み込んでいく年でしたが、ゲームはその足掛かりとしての役割を果たしてくれていたと思います。アニメでは最低限しか描かれなかったキャラクターの背景や、楽曲の良さを知れたのはゲームがあったからです。また手軽さとゲーム性のバランスが良くアプリゲームとしてかなり快適に楽しく遊んでいました。

・2022年
2022年はとにかくライブシーンが熱かったことが記憶に新しいです。リスアニに始まり単独(奇跡、約束)、Wicky Fes にアニサマシーパラコラボにアキヤスミ。どれもコンセプトが微妙に違っていて、アイプラというコンテンツの魅力を沢山の面から感じられた年でした。特に7月〜9月はアイプラのライブと共に駆け抜けたと言っても過言ではなく、本当に濃い時間を過ごしました。ライブ後は感想記事を毎回書いているのですが、その書きぶりからも良いライブだったことが思い出されます。純粋に良い楽曲と可愛い声優がパフォーマンスをしてフロアが盛り上がることもあれば、アニメやゲームのシナリオからくる文脈をステージの上で感じさせることも出来る。現代のアイドル声優起用ライブの基本かもしれませんが、この基本こそがライブの全てであると改めて感じた1年だったかもしれません。詳しくは過去記事参照...ということで。

・2023年現在
2021年当時の熱量があるかと言われたら無いというのが正直なところですが、ライブは行きたいですし、ゲームは相変わらず楽しくプレイしています。今は強いレタッチと専用フォトが出ると嬉しいです。アイドリープライドはフォトゲーらしいので。
来月の7月には4回目の単独ライブが幕張メッセ2daysで控えており、規模が大きくなっていくことに嬉しくなる一方で、規模が大きくなるからこそ出来ない事も生まれるなという気持ちも多少あります。自分の立場からするとアニメの2期や対バン、フェス系イベントへの出演を強く望んでしまいますが、一体それが叶うのか叶わないのか...。すべて麻奈のみぞ知ることでしょう。

全くもって良い2年でした。これからもよろしくお願いします。