ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

2023.4.25 リスの話

2023年4月22日、三郷市文化会館で行われたi☆Risツアーの初日に参加してきました。楽しかったね。ついにi☆Risでも声出しが解禁されるということで、実はけっこう楽しみにしていました。コロナ前と比べたら客層はガラッと変わっていそうでしたが、相変わらず元気なオタクも居て、なんだか戻ってきたなという気持ちになれました。曲のイントロや間奏で意味不明な言葉を叫ぶ行為はやっぱり楽しいですね。年に2回くらいはやっておきたい。

コロナ禍のライブが楽しかったのは嘘ではないのですが、やっぱりリスは声を出して、mixを打ってなんぼの現場だなという感覚が強いです。出自や歴史を見るとそんなことは言えないのですが、今のリスを見ると声優ユニット色の強いグループだなという印象があり、そういう現場でmixが許されている、自由に楽しめる雰囲気があることに、自分はかなりの魅力を感じています(少なくとも七福万来にはそういう雰囲気があったと思います*1)。i☆Risのライブでは全曲歌い終わった後にステージ上を移動しながら客席にファンサをして回るくだりが毎回あるのですが、その時に掛かっているインストにコールmixをお構いなく入れるという文化があります。この文化がいつ頃から始まったのは私は知りませんが、前述した自由さを象徴するような文化で、自分としてはかなり好きな時間だったりします。現場に独自の文化があること自体がとても良いことだし、楽曲やパフォーマンス以外でi☆Risのライブに来ていると感じられるのは凄いことです。大げさではありますが、文化というのはこの10年間でi☆Risと様々な人が参入と他界を繰り返してきた歴史そのものだと言えるので、長く続いているアイドル現場にはそういう楽しさがあるよなと思いました。

意外と長くなったので終わり。

*1:私がドルの現場に通っていた頃にプリパラ期のリスは声優オタクの流入でめっちゃ荒れてたという話を聞いていたので、その反動でライブ中の良さげな雰囲気にいたく感動した覚えがあります。