ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rd LIVE! School Idol Festival ~夢の始まり~ に寄せて

5月9日、西武ドームで行われた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~ day2に現地参戦した。約1年半ぶりに彼女達の姿を肉眼で捉えられて完全にニチャニチャオタクスマイルになった。嘘、別にオタクという訳ではない。トロッコが近くを通った時の彼女たちの可愛さに流石に頭を抱えそうになったが何とかこらえた。女性声優の背の小ささが認識できる距離まで近づくのは今も昔も危険とされているが、そんな危険領域に足を踏み入れようと懲りずに接近する人間の気持ちが少し分かった。超絶美少女を近くから見ることには間違いなく価値がある。

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アニメの物語をなぞりながら、それを彩った楽曲を一曲ずつ現実に起こしていく過程はさながら儀式の様だった。夢がここから始まるよ では矢野妃菜喜さんが実際に客席の後ろから9人のステージを見守る場面があったが、これがとても意味深に感じた。9人は皆の為に歌い、妃菜喜さんも飽くまで観客の一人としてあのステージを目撃することはアニメのシーンそのものだった。アニメで描かれたシーンとあの場所の状況を一つ一つ重ねていき、自分自身もその一部になっていく感覚は、曲を聴いたりダンスを見る喜びとはまた違う、アニメ作品を基にしたのライブ特有の嬉しさがあった。
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どの曲も良かったが、アニメ映像から繋がるように披露された Awakening Promise には感動せずには居られなかった。私この道を歩いてくって決めたんだ の部分で大西さんの前にある階段に光が灯っていく演出も印象的だったが、大西さんがドームの真ん中で、私の大好きな曲を歌っている事実だけで胸が一杯だった。校内MFや1stライブで見せた、歌唱中に泣きながらも最後は笑顔で歌い切る大西さんの姿が今でも大好きだし記憶に新しいが、この日の堂々とした歌唱や立ち振る舞いはそんな面影を感じさせず、そこにあった1年半という歳月の長さを感じざるを得なかった。少し寂しかった。
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良いライブだった。願わくば次は満員の西武ドームで、なんなら東京ドームでもいい。西武ドームは確かに大きかったが、外野席やスタンドが埋まっていないドームはいつもより閑散として見えた。久保田さんも言っていた通り、やっぱり満員のドームで彼女たちのライブが見たいと強く思う。そしていつか東京ドームにも連れて行ってほしい。この世界が甘くない事は分かるが、それでも願いは叶うと彼女たち自身が一番知っている筈だ。これからも彼女たちの見る未来を一緒に見ていたい。

5/8 和解

「アニメ、3ヶ月会わざれば刮目して見よ」という慣用句がある。どんなアニメも放送終了から3ヶ月経ってから見直すと視聴感が変わるという意味の慣用句だが、これは確かに正しいと思う。放送当時は面白いと思ったアニメを見直すと意外とそこまで面白くなかったり、逆に当時はそこまで面白く感じられなかったアニメが面白く感じられるようになっていた、なんて事は一度や二度ではなかった。

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3rdライブ直前ということもあり、4ヶ月ほど寝かしたTVアニメ『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』を1話から通して見直した。アニメの内容が放送当時よりも何倍も自分の中にスっと、抵抗なく入ってくることに驚いた。当時はう〜んと感じていた4話5話の内容も、違和感なく飲み込めるようになっていた。自由過ぎるが故に何をしたら良いのか分からなかった愛さんの気持ちも、自分らしく居ることと本音の狭間で動けなくなった果林の気持ちを聞いてあげるエマの優しさも、以前より血の通ったものを感じられた。歩夢がファンを獲得するに至った具体的なスクールアイドル活動がもっと見たかった等の感情は見直した今でもあるが、それはそれとしてこのアニメを一本のアニメとしてちゃんと愛してあげられるようになったのは確かだ。

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こういう心境の変化がなぜ起きたのか、アイドリープライドを見たから、単純に誰も彼もか虹ヶ咲のアニメを見ていたあの時間から4ヶ月が経ったから*1、一気見をしたから*2、どれも正しいが、一番大きな理由は実は Liella! が本格的な活動を始めてくれたからだと思う。

虹ヶ咲のアニメが放送されていた当時、私はこのアニメにラブライブらしさをどうしても求めてしまっていた自覚がある。要はラブライブに飢えていた。この作品がラブライブというフォーマットの上には無いと何回見ても感じるが、今はそれ自体をマイナスに捉えることをしなくなった。それはラブライブ!スーパースター!! が私の中のラブライブ欲を際限なく満たしてくれるからだ。先日行われたリリイベも、アニメのティザーPVも圧倒的なパワーを持っていたが、話がズレるのでここでは語らない。

Liella! が王道のラブライブをしてくれているお陰で、虹ヶ咲を虹ヶ咲として、ラブライブの文脈からある程度切り離して楽しめるようになったのは大きな変化だ。思えば、ラブライブらしくない事は元より虹ヶ咲のアイデンティティの一つであった筈だ。Abemaに媒体別活動、マッチングフェスに2-3-4のユニットを見てきたから分かる。ラブライブらしくない事は時に武器になり得る。変わらずにアニメもそうであった、それだけの話だった。

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という、ちょっとした心境の変化の話でした。明日のライブ、楽しみにしてます。よろしくお願いします。

*1:Twitterという喧騒の中でアニメを見るのは余計な体力を使う。特に有名なアニメであれば尚更。

*2:一気見をすると3話→10話の流れがよく見えるから侑が夢を見つける過程が分かりやすかった。

DIALOGUE+のライブに初めて行って最高になった話

4月25日に東京ドームシティホールで行われたDIALOGUE+ 1st LIVE「ぼくたちのかくめい![再]」が余りにも楽しかったので文章をしたためます。

 

・きっかけ

前年2020年は殆どライブに行けなかったので、2021年はいつもライブに行くアーティスト以外にも手を広げてみようと思っていました。そこでまず頭に思い浮かんだアーティストがDIALOGUE+でした。2019年末に放送された『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』のアニメは好きだったし(りんごちゃん可愛いよね)、その主題歌「はじめてのかくめい!」も気に入ってプレイリストに入れて定期的に聞いていたので、機会があったらライブ見たいなとは思っていました。

来たる2021年冬、弱キャラ友崎くんが放送されまして、これまたアニメも主題歌も良い!*1そしてサイトを調べると何やら大きめのライブもあるらしい!という訳で、「再演だから人生イージー?は聞けないだろうけどまぁいいか~」と思いながら申し込みをしました。今考えると完全にフラグですね。

 

・ライブ当日の話

そういえばDIALOGUE+の曲アニメタイアップの曲しか知らんな~と思い電車の中で軽く予習を始めたのですが、取り敢えず「大冒険をよろしく」 に面食らってしまい、他の曲も片っ端から良いので、「あれ、もしかして僕とんでもないグループのライブに向かってる...?」という気持ちでした。自分の嗅覚は正しかった...。

そしてライブの話になるんですけど、マジで「楽しい!!!」しか言えることが無い....。でもこれは本当に良い事で、記憶も何もかもが全部吹き飛んでしまうくらいに久々に純粋に音楽というものに高まったし、生バンドの演奏がヤバすぎ一心不乱に踊ったし(多動・クネクネとも言う)、最近こういう体験全然してこなかったな!と気付かされました。

1曲目にいきなり「はじめてのかくめい!」から始まるじゃないですか、もう血管ブチブチに切れて搬送されるかと思いましたよ。ステージで凄いパフォーマンスが繰り出されているのは分かっているんですけど、人間マジで高まるとステージ見る余裕なくなっちゃうんですよね。(DIALOGUE+ちゃんごめんね)しかも周りを見渡すと僕みたいにどうしようもなく高まってクネクネしてる人が何人もいて、無意識に「仲間だ!」と思いました。勝手に仲間意識感じちゃってごめん...。いやでも声優現場でクネクネしてる人少ないので嬉しかったです。

トーク!トーク!トーク!とか、パジャマdeパーティとかも良い曲ですよね...。いや正直半分くらいは曲知らなかったんですけど、どいつもこいつも良い曲でなんなの?って笑っちゃいましたし、フリコピが楽しい曲まであってアイドル現場としての福利厚生が整っている!と思いました。福利厚生が充実した現場って楽しいですよね。

特にヤバかったのは、ダイアローグ+インビテーション⇒大冒険をよろしく の部分でした。まさかノータイムで繋いでくるとは思わないじゃないですか。アウトロ聞きながら「ダイアローグ+インビテーション楽しかった~w」とか思ってたら、そんな感情に浸る暇も与えられずにいきなり大冒険をよろしくが始まって脳内パニックですよこっちは。もう楽しすぎて笑うしかないですよ。久々に首を振ってしまったので今めっちゃ首痛いです。

極めつけは最後のMCと人生イージー?ですね。僕はDIALOGUE+のこと曲以外全く知らないんですけど、やっぱり知らないなりにも察せる部分は多々あって。デビューシングルが2019年秋の発売なので、デビューして半年足らずでこの状況というのは、胸中の不安を察するに余り有る訳です。本当にこの日に見れてよかったなよ思います。もうこの時点でDIALOGUE+のことを完全に好きになっていたので、「DIALOGUE+についてきてください」って言われた時には「おっけー!」って感じでした。

ここからの人生イージー?はズルですよ。特殊イントロが始まって「おぉ~なんか良い感じの音楽始まったねぇ~」とか思ってたら、1秒ほど静まり返った会場に人生イージー?のイントロが流れて僕の脳内が「!?!?!!?!!?!?」ってなりました。再演だしないんだろうな~、おもいでしりとりをやってくれたので人生イージー?もワンチャンあるか...?からの披露だったので、嬉しさと高まりで半ば発狂してました。

楽しいだけのライブと言えば聞こえは悪いかもしれませんが、ここまで楽しいライブには中々出会えないので、ありえないほど貴重な体験だったなと思います。最高~~~~~~!!!!!!

 

・終演後に思ったこと

 自分の中に新しい風を吹かすことの大事さ、みたいなものを感じました。2019年頃から主に虹ヶ咲の影響で声優のイベントに足を運ぶことが増えたのもあり、こういう音楽の力で、楽しさを突き詰めたライブに想像以上に打ちのめされた感覚があります。何歳になっても新しい出会いに打ちのめされるのは楽しい!

僕の趣味が声優に傾倒している時ほど、今回のような純粋な楽しさを持ったライブに心を掴まれますし、その逆にこういったライブに慣れ始めると、アニメ/声優ライブ特有のコンテンツの歴史を踏まえた、豊富な文脈と声優が歌う事の意味を感じさせるライブに再び唸らされるんだろうなと思います。恐らく僕の人生はこの繰り返しで出来てるのでしょうね...。

という訳でDIALOGUE+はヤバかったので「2021年はDIALOGUE+とラブライブ!スーパースター!!」で行きます。

*1:OP映像がめっちゃ良いですよね。「もういっちょ!」からラスサビに繋がって、友崎くんが再び廊下を走りだすのめちゃくちゃ好き

【クソ企画】22/7 計算中&検算中のキャプチャに対応する虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会キャプチャ選手権

22/7のキャプチャで会話するやつあるじゃないですか。あれ楽しいし流行る(本当に流行ってる…?)の分かるんですけど、それが流行るなら虹ヶ咲の画像キャプで会話するのが流行ってもいいじゃん!と思ってるので、この記事でいかに虹ヶ咲の画像キャプチャが汎用性に優れているのか示していきたいと思います。

 

1. 解散する時


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一言:バラエティ適正ある人が言いがち。

2. 重い時


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一言:感情は重ければ重い程良い。

 

3. ワクワクした時


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一言:わくわく!(可愛い)

4. どっちが勝つか分からない時


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一言:半歩前に出るハンデは大き過ぎたなと思う。

5. 現実が優しくない時


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一言:現実から逃げるから現実がツラいんだ(X21の10枚目のシングル)

 

6. ずっと可愛くいたい時


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一言:ずっと可愛くいるのって難しいですよね。

 

7. お酒を飲む時


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一言:飲むこと、それ即ちキメること。

 

8. 地べたに倒れてる時


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一言:今はなきバトミントンガールズ…。

 

9. 疲れた時


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一言:字幕が大きい。

 

10. ワー!って時


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一言:わー!ぎゃー!いやぁー!

 

11. 涙が出る時


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一言:赤ずきんは眠らない回は神。

 

12. クソッ!な時


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一言:前田佳織里さんが出てるので実質虹ヶ咲ということで……。

 

13. 分からない時


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一言:???

 

14. 必死な時


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一言:みんな必死に生きてるんすよね…。

 

15. 負けない時


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一言:ちぇみこ。

 

16. 終わる時


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一言:オーバーリアクション回も神。

 

17. テンション上げる時


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一言:罰ゲーム好き。

 

18. 怖い時


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一言:鬼頭明里さんがブレンドAでお化け屋敷行ったの好き。

 

19. 頑張る時


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一言:ともかお百合営業が1番好き。

 

20. 帰る時


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一言:アイスストーム(帰る)

 

21. 終わると同時に始まる時


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一言:媒体別活動を終えて校内MFが始まるんよね…。

22. 仕事が終わった時


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一言:終わり!(全てが)

 

23. 顔がいい時


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一言:お顔が大変美しい…。

 

24. ダメだった時


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一言:もうダメかもしれん。

 

25. 可愛い時


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一言:鬼頭さんがロングだった媒体初期。ここが折り返しです。

 

26. 沈黙した時


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一言:・・・。

 

27. 子供を相手にする時


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一言:仲良くしましょう。

 

28. 心理的な事する時


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一言:心理戦に弱い相良ちゃん好き。

 

29. ウソっぽい時


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一言:どうでしょう。

 

30. トゥールルな時


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一言:これ被るの奇跡でしょ…。

 

31. 消してほしい時


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一言:お酒を飲んで全部忘れましょう。

 

32. 点数を付ける時


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一言:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、5000万2点!

33. やられた時


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一言:ゲームやるよ。

 

34. 失敗した時


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一言:ともかおラブラブ作戦。

 

35. 勝負に出る時


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一言:りるかわいい。

 

36. 悲しい時


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一言:そうさ悲しみを優しさに、自分らしさを力に。

 

37. 白熱した時


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一言:白熱はした方が良いらしいね。

 

38. 好きな時


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一言:スクフェス分室最終回…。

 

39. 信じてない時


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一言:Q.寝ましたか? A.スヤァ…

 

40. 距離が近い時


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一言:虹ヶ咲学園百合営業同好会。

 

41. 叫ぶ時


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一言:電気流すのはアイドル声優の伝統芸。

 

42. 死ぬかと思った時


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一言:バーン!うわぁああああああ!

 

43. やってる時


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一言:宮瀬玲奈の今にゃんしよーと。

 

44. 1番になった時


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一言:オフィーリア。

 

45. 愛を伝える時


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一言:ともかお百合営業が大好き。

 

46. キュンとした時


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一言:TOKIMEKI〜!!!

 

47. 銃で脳天撃ち抜く時


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一言:うわぁあああああ!

 

48. 頑張る時


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一言:頑張り過ぎるのは良くないよ。

49. 謝る時


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一言:とりあえず謝っといた方が良い。

 

50. 感謝を伝える時


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一言:ありがとうございました。

 

ここまで見てくれた方はありがとうございました。数えたら写真フォルダの虹ヶ咲の画像が600枚ほどあったので少しづつ整理していこうと思います。これからもリプライが画像会話になった時は虹ヶ咲の画像を使うと思いますので、計算中のキャプチャを使う人はぜひ対戦をよろしくお願いします。

4/20 近況

仕事が暇すぎるので今日は近況について書いていくぜ!

・仕事の話

何か詳しく書きすぎると社外秘が云々とか言われそうだけどそんなの気にしてられないぜ!最近はNode.jsを触っているぜ!久々にプログラムをゴリゴリ読んだり書いたりしてるので中々楽しいぜ!サーバ側のプログラムだから1年前くらいにパイションで簡単なwebアプリを作った時の知識が生きてきて、「全てに意味があるんすよね...」って感じだぜ!後だいぶ自由が利く環境になってきたので会社に行って同期とランチして帰りにお台場に寄って酒を飲みたいぜ!

 

・趣味の話

無になってきたので普通の口調に戻しますね。先週から5月の中旬にかけての怒涛のイベントラッシュが始まりました。先週はi☆Ris、今週末土曜は鬼頭さんFCイベ、次の日はDIALOGUE+のライブ、再来週はAqours野外、大西さんBDイベ、その次の週が虹3rd、恐らくその次の週にも大西さんのアグリー円盤発売記念イベントがあります。いや、普通に予定入れすぎた感ありますねこれ。2020年の反動で手を伸ばせる範囲のイベントには片っ端から行きたいという願望があり、その通りに行動したらこうなりました。

3月あたりからちょっと支出を抑えようかなと思っていて、取り敢えず風俗に行く回数を減らしたかったんですよ。そして風俗の回数を減らす方法を考えた時に「風俗に行く暇の無いくらい週末にイベントに行けばいいんじゃね...?」という結論に至るわけです。賢い...!その結果支出は増えました。はい。次の作戦は生活用の銀行口座に必要以上のお金を入れておかないです。これは普通に天才の考えた方法な気がしますね。

 

Youtubeの話

最近見ているYoutubeチャンネルは...チームプラオレ!、AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL、声優三姉妹【チームY】です...。もうダメかもしれん。プラオレのYoutubeチャンネルは結構気に入っていて、相良ちゃんがりっくんと餃子を食べる回が特に好きです。相良ちゃんが事務所直属の後輩(しかもよく食べる)を可愛がってるのめっちゃ良いですよね。進行役のポジションに居ることの多い相良ちゃんですが、電撃組の動画を見ていた時を思い出してニチャってます。電撃組の動画って本当にゲームするだけだったので(それはそれとしてめちゃくちゃ面白かったとは言っておきます)、地味に外ロケやバイノーラルマイクを使った収録をやってるプラオレからは気合いの入り様を感じますね。女性声優のやってるYoutubeチャンネル大好きマンの今のトレンドはプラオレに決定!2021年はプラオレ!(まぁ2021年はラブライブ!スーパースター!!ですけどね...)

i☆Ris 6th Live Tour 2021 ~Carnival~ の初日に行ってきた。

4月17日に東京国際フォーラムで行われたi☆Risのツアー初日の夜公演に行ってきました。色んな事を思ったので簡単に書いておきます。5人体制となって変わったこと、それでも変わらなかったことが自分の中で浮き彫りになったライブだった、というのが今回のライブの端的な感想です。

変わった事は何よりも澁谷梓希さんが居ないことですね。ずっちゃんが卒業した実感はツアーを迎えるまで結局湧かなかったですが、ライブが始まってすぐに分かりました。「いつもと全然違うな」と。5人体制でのお披露目ということもあり、メンバーもこれまでに無いくらい緊張していたらしく、時折り見えるぎこちなさが卒業の実感を加速させていました。自己紹介の時にi☆Ris自身がオタクの真似して「セリこが一番可愛いよ~!(重低音)」って言う下りが結構好きなんですけど、それが無かったのがちょっと寂しかったです。(ずっちゃんが率先してやってるイメージがあったので)あと久保田さんの自己紹介のクセが強かったです。

逆に変わらなかった事は楽曲の楽しさですね。吉本実憂が卒業してもマジカル☆キスが楽しかったように、泉川美穂が卒業してもBeautiful Xが美しかったように、アルティメット☆MAGICやHappy New World☆の楽しさは相変わらずでした。特にHappy New World☆のサビのフリコピは頭の上から指差すのがマジで楽しいので毎秒したいです。でも今回のライブで一番ブチ上がったのはSpendingですね。イントロで上がり過ぎてメンバーの前方を蹴る振りに合わせて前の座席蹴っちゃわないように気を付けようと思います。

新しいi☆Risがこの日生まれたんだなと、ライブからはそんな印象を受けました。歌割りもダンスも5人用に再構築され、いつもよりも少しだけ余裕の無い感じが新鮮であり見応えもあって。(まぁ三階席の後方からだったので顔までは見えなかったのですが...)確かにi☆Risを見ているのだけど、何だかi☆Risじゃないような、そんな不思議な感覚でした。去年のツアーが中止となり1年間温めざるを得なかったShall we☆Carnivalの楽曲は、有観客ライブでは今回が初披露となり、私の中で止まっていた時計の針が再び動き出したような、ここからまた新しく始まるんだなという気持ちになりました。

解散せずに5人で続けてくれて本当に嬉しいです。私も何回か味わっていますが、生の歌やダンスを見る機会が無くなっちゃうのって寂しいんですよね。だから、ありがとうと伝えたいです。次は仙台に行く予定です。メンバー自身も「私達はまだまだこんなものじゃない」と言っていたので、楽しみにして待つと同時に、1人のファンとして新しい楽しみ方を模索したいなぁと思います。

「始まりは君の空」のMVが良すぎる話

Liella!のアニメーションMV付きデビューシングル、始まりは君の空が発売されました。皆さんMV見ました...? やばくないですか? もしかしたら今までラブライブが作ってきたアニメーションMV付きシングルの中では一番好きかもしれません。

そう思える理由(Liyuuちゃんだけに)は色々あります。アップで映しても問題なく可愛いと言えるCGモデル、絵がむちゃくちゃ可愛い事は勿論その一つですが、一番大きな理由はMVを通して5人の過去や背景を描いていることです。これが本当に良い。たった6分の映像がここまで私の心を掴んで離さないのは、5人のキャラクターの過去と今に思いを馳せることが出来るからだと思います。

思い返すと、μ's も Aqours もMV付きシングルではここまで個人の過去には立ち入らなかったと思います。ここでは1stシングルに絞って話しますが、ぼらららと君ここは μ's と Aqours がどう結成されたかを中心にMVで描いていて、個々がどんなキャラなのかは意外と分からなかったりします。それとは対照的に、始まりは君の空は「私を叶える物語」の名の通り、個々のキャラクターがどんな背景を持っているのかを中心に描いていて、逆にLiella!がどう結成されたのかはまだ分かりません。この違いは自分にとってはかなり大きくて、「今までと全く違う、新しいラブライブを見ている」という感覚になりました。

MV一本でここまでキャラを好きになるのも珍しいなと思います。特に嵐千砂都と平安名すみれが好き過ぎますね。ちーちゃんがどうやら幼い頃は引っ込み思案っぽいことが明かされますが、そんな自分を変えたいという思いがあって今の元気なちーちゃんがあること、ダンスとの出会いが恐らくそんなちーちゃんの変わりたい気持ちと無関係ではないこと、全部が良すぎます。ダンスが得意で元気な子という設定がちーちゃんには元々ありましたが、ただただ設定を語るのではなく、↓画像のように一人でブランコに乗ったちーちゃん⇒それを踏み越えるようにダンスレッスンのシーンに切り替わることで、どうして今のちーちゃんになれたのかをアニメーションで語っているのが本当に良くて...。京極監督の手腕を感じさせます。


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平安名すみれもまた幼い頃にオーディションを受けて落っこちているのが描かれています。いや平安名すみれ可愛くないですか? これはドラマパートの内容ですが、スカウトされることを夢見て竹下通りを10往復するのも健気だし、練習の時に一人だけ帽子とサングラス用意してるのも気取ってて可愛い。夢見がちで残念はところもあるすみれに対してクゥクゥちゃんが容赦なく突っ込んでいくのも好き。ずっとショウビズ界に憧れを抱いていたけど日の目を見なかった彼女に、今やっとチャンスが巡ってきたような、そんな始まりを感じさせます。

「始まりは君の空」のMVの全体を通して、表情が豊かなのも好きなポイントです。笑顔も勿論良いのですが、俯いた表情、真剣な表情が多いのも良いですよね。恋が一人で必死にバレーの練習をしている時の表情、かのんが屋上で一人で歌っている時の少し辛そうな表情、平安名すみれが顔洗っている時の表情、皆で屋上に言った時のクゥクゥちゃんの表情*1、ちーちゃんがブランコに乗っている時の表情、どれも絶妙です...。そういう俯いたり真剣な表情が良さが、今こうして5人笑顔でダンス出来ている状況そのものへの感動に繋がっている気がします。ラブライブ最高。

という訳で本当にMVがめちゃくちゃ良かったので早くTVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の前に平伏したいです。崇め奉るので。

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i☆Ris LIVE 2021 ~storiez~

少し時間が経ってしまいましたが、折角なので今の気持ちを書き残しておこうと思います。3月28日、パシフィコ横浜で行われたi☆Risのライブを見てきました。

澁谷梓希さんの卒業ライブではありましたが、もう兎に角 i☆Risの生のライブが見れることが楽しみという気持ちで一杯でした。私の中で気持ちの整理は早々に付いていました。と言うのも、澁谷梓希さんの卒業が発表された時には、i☆Risのメンバー内部での話し合いや、諸々の整理は完全に終わっている雰囲気を感じたからです。山北さんがずっちゃんとのご飯をセッティングして泣き落としを仕掛けたエピソードも登場しましたが、そこで真正面から腹割って沢山のことを話して今があるのなら、その今は最大限の今なのだと思います。なんと言うか、そういう6人の決断に私が水を差すにはいかないなという気持ちでした。

・・・

ライブは本当に最高でした。今回は立っても大丈夫という事で、久々のスタンディングでした。配信と現地の間に越えられない壁があるように、座りでの鑑賞とスタンディングの間にもやはり大きな壁があるように感じます。音楽に合わせて身体を動かす事の楽しさはいくら時代が先へ進もうとも不変だなと思いました。ライブではずっちゃんの卒業に合わせて5人から花を送るような演出もありましたが、これは私からはとても形式的に見えました。澁谷梓希さんがこれからも芸能活動を続けていくこと、声優としての仕事で5人と会う機会がまだありそうなこと、全てが『別れ』という概念から程遠くにありますが、アイドルとしての澁谷梓希をちゃんと終わらせようという意思だけは感じました。

良い事か悪い事かは分かりませんが*1、5人の笑顔で送り出すという覚悟が決まり過ぎていて私には感傷に浸る暇がありませんでした。でも、このi☆Ris独特の緩さというか、しんみりした雰囲気を作るのが下手くそなところがi☆Risの愛おしいところだなとも思いました。セトリ良しMC良しの、本当に終始笑顔の絶えないライブだったと思います。

・・・

そんな訳でずっちゃんが卒業した実感はまだありません。でも頭では5人のi☆Risを見るのが楽しみだと思ってる自分も居ます。久保田さんの自己紹介の後に誰も続かない事や、5人でのパフォーマンスを実際に目の当たりにしてから初めて実感は湧いてくるのでしょう。

澁谷梓希さんご卒業おめでとうございます。今は分かりませんが、私も30近くになって転職を考える時、上司や同期に相談する時になったら少しはずっちゃんの気持ちが分かるのかなと思ってます。だから数年後が少しだけ楽しみでもあります。最後になりますが、澁谷梓希さん個人も、5人のi☆Risもそれぞれの道が輝きで溢れていますように。

*1:2月末のナナニジの帆風さんの卒業ライブはめちゃくちゃ感傷的なライブでしたし、今回のリスのライブはそれとは正反対だなと思いました。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「校内シャッフルフェスティバル」を見た

3月21日、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の校内シャッフルフェスティバルをオンラインで視聴しました。いや~、先行も一般も申し込んだけど尽く外れましたね。eplusさん次こそは頼みましたよという感じ。そんな訳で軽く感想でも綴ろうと思います。

まず初めに思ったのは皆の表情がとても生き生きしてること。半年前に無観客の2ndライブがあったんですけど、その時は無観客という状況や初披露の曲が多いのもあって、やっぱり表情がガッチガチに硬かったんですよね。それに比べたらこの日の皆の表情の柔らかいこと柔らかいこと...。相良ちゃんやちゅんるんは特に2ndの時の硬さが印象に残っていたので、2人が楽しそうにステージで歌っているのを見るだけでちょっとウルっと来てしまいました。

そうそう表情と言えば大西さんの「あなたの理想のヒロイン」ですよね。ラストに「好きだよ」と口の動きだけで伝える振り付け(?)がありますが、真っ直ぐ「好きだよ」と伝えるしずくちゃんの演技とはまた変わって、「好きだよ」と言った後にちょっと照れる大西さん/上原歩夢ちゃんが余りにも可愛すぎてあなたの理想のヒロインの新境地が見えた気がします。

後はなんと言ってもライブのコンセプトそのものが一番良かった。「各々の楽曲を交換する」これが純粋に人のダンスを見るのが好きな人間としても、また虹ヶ咲10人の関係性が好きな人間としても美味しかったです。Starlightを歌う萌えぴから始まったシャッフルコーナーは本当に見応え抜群で、振り付けも音程も一緒の楽曲を歌っているハズなのに、演じる人によってここまで変わるのかという驚きがありました。みんな良かったんですけど特に印象に残ったのは、なっちゃんのダイヤモンド:サビの部分の腕振りのクセが凄い、相良ちゃんのCHASE!:蹴りの位置がともりに比べて高い、久保田さんのめっちゃGoing!:基礎のしっかり出来てる人の動き...、ちゅんるんの夢への一歩*1:一つ一つの所作が丁寧...の4つですかね。どんなに元のダンスに寄せたとしても隠しきれない動きの癖がダンスから滲み出てるのが非常~に面白かったです。彼女たちのことは一人の表現者として好きになっている節があるので、持ち曲をやっているだけでは見られない表情や一面を見れるのは声優のオタクとして本当に嬉しいことなんですよね。

また、楽曲を交換してパフォーマンスしたことで分かったライバルの表現力やスキル、そこから芽生えた『頼もしい仲間だな』という感情や、こんな表現の仕方もあるのかという刺激、互いへのリスペクトがやっぱりとても虹ヶ咲らしいなと思いました。互いを刺激し時に励まし合いながらリアルで切磋琢磨する10人の関係性が、虹ヶ咲というコンテンツの大きな魅力であると私自身はずっと感じています。今回のライブはそれが色濃く出ていたし、そういう意味ではかなり自分好みのライブでした。恐らく、レッスン等の舞台裏では楽曲をパフォーマンスする演者と楽曲の持ち主の間で様々な会話が生まれていたであろうし、そういうのを円盤のメイキング映像で全部見たいですね。虹ヶ咲のライブ円盤のメイキングはどれも良い映像ばかりなので今回も是非よろしくお願いしますという思い。

以上!

*1:でも...ちゅんるんに限らずどんなに歌もダンスも上手い人が夢への一歩を歌っても、やっぱり上原歩夢の「夢への一歩」には何があっても届かないんだよな...何故なら夢への一歩は大西亜玖璃/上原歩夢の人生そのものだから...

3/10 最近見たライブ・ストーリー・舞台

鬼頭明里さんのライブとスクスタ24章と舞台版ゲキドルの話。

 

鬼頭明里1stLIVE「Colorful Closet」

ライブには行かなかったのですが、円盤が発売されたので買って鑑賞しました。いや~これまた良いライブでしたね。語れるようなことは特段ないのですが、取り敢えず好きな人が良い曲を良い声で歌うライブが楽しくない訳がないという原点に立ち返れたような気がします。

ダンサーやバンドメンバーに全員女性を起用していることや、円盤の特典にライブ音源のCDを付けてくるあたり、鬼頭明里さんのライブは運営さんまで含めて好きですね。(全然関係ないですが僕はライブライブのライブ物販のスタッフが全員女性なのがめっちゃ好きです) 欲を言えば2時間くらいのライブに行きたいですが、まぁ今年あるかすらも分からないので、大人しく4月のミニライブに行こうと思います。

 

・スクスタ24章

割と月に一回の楽しみと化してるスクスタのストーリー更新。各所からは非難轟々らしいですが、スクスタ2nd Seasonはかなりお気に入りですね。24章はメンバー同士の真剣勝負が見どころになっていて、特に果林vsかすみ、愛vsせつ菜の2つは思うところが沢山ありました。

電撃4コマが大好きな身としては、果林とかすみがバチバチに対抗意識を燃やしているのが堪らなく好きです。4コマではかすみの悪戯を軽くあしらう果林さんが見れましたが、そんな果林さんがかすみのことを一人のスクールアイドルとしてライバルだと認めているのが熱いんですよね。愛さんvsせつ菜は24章の核心部分で、愛さんがせつ菜との真剣勝負を通して自分にとってスクールアイドルが「負けたくないこと」だと気付く話です。愛さんの中でスクールアイドルが大きくなっていることを嬉しく思いますし、やはり「仲間でライバル」のライバル側に焦点が当たる話は面白いです。

虹ヶ咲の歴史を振り返ると特に初期は「ライバル」という関係性が押し出されていました。マンスリーランキング、ウルトラゲームス決定戦、Youtube動画企画内での勝負、1stライブのアンコール等もそうですね。24章の展開と同様に、メンバー間で明確に優劣を付けるような企画が過去多くあった訳です。そう言った歴史を踏まえると、24章の物語は非常に虹ヶ咲らしいと言うか、豊富な文脈を含んでいると思います。愛とせつ菜の勝負を通して描かれた「お互いを高め合ていける関係」は虹ヶ咲がソロであることの意味や魅力、もっと言うと虹ヶ咲というコンテンツの根幹に触れている気さえするんですよね。

来月の更新も楽しみです。

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・舞台「ゲキドル」

舞台のゲキドルを見てきました。 久々の生のエンターテイメントだったので、その迫力や非日常感には感動しましたが、全体的なシナリオには満足できないまま終わってしまいましたね。

お話としてはアニメ9話までの内容と劇中劇を上手く継ぎはぎして作られていました。アニメの良いシーンが舞台で演じられているので楽しくない訳ではないのですが、展開の大部分を既にアニメで見ているし、更にめちゃくちゃに端折っているので一本の物語を見た気分にはなりませんでしたね。舞台はアリスインにいずみが加入したところで終わるのですが、これがとても中途半端に感じました。ただでさえいずみはSMTを追い出されているので、ここをクライマックスに持ってくるなら最初からいずみの視点で物語を描くか、いずみが「これが私にとっての演劇だ」という答えを見つけるまではやってほしかったですね。

これを舞台に求めるのはお角違い感もありますが、アニメゲキドルの面白かったところは舞台では見れませんでした。そもそもアニメ「ゲキドル」の面白いところは、せりあ達ゲキドルが女優として大成していく物語と、竹崎やかおるん等の大人たちの愛憎に塗れた物語、シアトリカルマテリアシステムや人に何かを見せるドール、都市消失などのSF設定が1つのアニメに上手く同居してるところにあると私は思っています。舞台はこの中の女優としての物語のみにスポットライトを当てているので、どうしても物足りなさを感じてしまいます。世界観について描く余裕がないのは分かりますが、そのせいでかおるんが失踪する理由が完全に謎になっていましたし、せりあがトラウマを刺激されるシーンも無かったので全体的にチグハグでパンチ不足だったなという感じです。 

いずみ以外のSMTのメンバーにも役があったことや、アニメではそれこそホラーの様な描かれ方をしていた気味悪さが舞台では全く触れられず、ただの感情を持ったロボットとして出てきたドールのことを考えると、「演劇をするのに相応しいのは不完全な人間か、それとも完全なロボットか」みたいなテーマが見える気もしますが、ここも中途半端に終わってしまった感覚があります。アリスインデッドリースクールでは舞台を上下に分けて同じ演劇を2つの劇団で演じるという演出がされましたが、ここでアリスインの「人間が演じるからこそ生まれる良さや機微」と、SMTの「ロボットが演じるからこそ完全になっている」ことが表現できない限りあの演出に意味を見出せません。2次元系の舞台ってどこもこんなもんなんですかね。

とまぁ不満点を挙げればキリがないですが、まこちんが強火のツンデレだったことは本当に良かったです。まこちん最高!一番好きなまこちんです。