ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「校内シャッフルフェスティバル」を見た

3月21日、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の校内シャッフルフェスティバルをオンラインで視聴しました。いや~、先行も一般も申し込んだけど尽く外れましたね。eplusさん次こそは頼みましたよという感じ。そんな訳で軽く感想でも綴ろうと思います。

まず初めに思ったのは皆の表情がとても生き生きしてること。半年前に無観客の2ndライブがあったんですけど、その時は無観客という状況や初披露の曲が多いのもあって、やっぱり表情がガッチガチに硬かったんですよね。それに比べたらこの日の皆の表情の柔らかいこと柔らかいこと...。相良ちゃんやちゅんるんは特に2ndの時の硬さが印象に残っていたので、2人が楽しそうにステージで歌っているのを見るだけでちょっとウルっと来てしまいました。

そうそう表情と言えば大西さんの「あなたの理想のヒロイン」ですよね。ラストに「好きだよ」と口の動きだけで伝える振り付け(?)がありますが、真っ直ぐ「好きだよ」と伝えるしずくちゃんの演技とはまた変わって、「好きだよ」と言った後にちょっと照れる大西さん/上原歩夢ちゃんが余りにも可愛すぎてあなたの理想のヒロインの新境地が見えた気がします。

後はなんと言ってもライブのコンセプトそのものが一番良かった。「各々の楽曲を交換する」これが純粋に人のダンスを見るのが好きな人間としても、また虹ヶ咲10人の関係性が好きな人間としても美味しかったです。Starlightを歌う萌えぴから始まったシャッフルコーナーは本当に見応え抜群で、振り付けも音程も一緒の楽曲を歌っているハズなのに、演じる人によってここまで変わるのかという驚きがありました。みんな良かったんですけど特に印象に残ったのは、なっちゃんのダイヤモンド:サビの部分の腕振りのクセが凄い、相良ちゃんのCHASE!:蹴りの位置がともりに比べて高い、久保田さんのめっちゃGoing!:基礎のしっかり出来てる人の動き...、ちゅんるんの夢への一歩*1:一つ一つの所作が丁寧...の4つですかね。どんなに元のダンスに寄せたとしても隠しきれない動きの癖がダンスから滲み出てるのが非常~に面白かったです。彼女たちのことは一人の表現者として好きになっている節があるので、持ち曲をやっているだけでは見られない表情や一面を見れるのは声優のオタクとして本当に嬉しいことなんですよね。

また、楽曲を交換してパフォーマンスしたことで分かったライバルの表現力やスキル、そこから芽生えた『頼もしい仲間だな』という感情や、こんな表現の仕方もあるのかという刺激、互いへのリスペクトがやっぱりとても虹ヶ咲らしいなと思いました。互いを刺激し時に励まし合いながらリアルで切磋琢磨する10人の関係性が、虹ヶ咲というコンテンツの大きな魅力であると私自身はずっと感じています。今回のライブはそれが色濃く出ていたし、そういう意味ではかなり自分好みのライブでした。恐らく、レッスン等の舞台裏では楽曲をパフォーマンスする演者と楽曲の持ち主の間で様々な会話が生まれていたであろうし、そういうのを円盤のメイキング映像で全部見たいですね。虹ヶ咲のライブ円盤のメイキングはどれも良い映像ばかりなので今回も是非よろしくお願いしますという思い。

以上!

*1:でも...ちゅんるんに限らずどんなに歌もダンスも上手い人が夢への一歩を歌っても、やっぱり上原歩夢の「夢への一歩」には何があっても届かないんだよな...何故なら夢への一歩は大西亜玖璃/上原歩夢の人生そのものだから...