ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

IDOLY PRIDE VENUS PARTY The First によせて - 感想のような何か

2023年7月15日から2日間かけて行われた「IDOLY PRIDE VENUS PARTY The First」に両日参戦してきました。感無量…、感無量としか言えません。幕張メッセの客席は2Daysともしっかり埋まっていたし、何より演者のパフォーマンスも公演内容も会場の規模に見合う素晴らしいものでした。全部が全部、期待以上です。IDOLY PRIDE を好きでよかった、本当に。

ライブ会場が徐々に大きくなっていくという経験は滅多に出来ることではありません。娯楽が飽和している現代において、成功が約束されているコンテンツは存在していない筈です。誰だって良いものを届けたいと思っているし、実際にお客さんには良いものが届いている。そんなライブが世の中には沢山あるにも関わらず、大きくなっていくことは稀で、大抵は現状維持…終わる時には終わります*1。SMILE PRINCESS だって、SPR5 だって、Prizzmy☆ だってそうです。次のライブがある、また会えることは当たり前ではありません。熱心なプロモーションを行っていた事実はここでは棚に上げるとして、アイドリープライドが鳴かず飛ばずで終わる可能性もゼロではなかった訳です。例として挙げるには極端ですが、アニメの円盤イベントの視聴者数は推定300人程度でしたし、TIFのホットステージでは前方の席を巡って数百人で椅子取りゲームをしました。この時点では2年後に幕張メッセが埋まるなんて考えられません。それがどうでしょう、開演前にTwitterを見れば席がアリーナだスタンドだで盛り上がっています。感動しますよ…アイプラのライブで「アリーナ」や「スタンド」の文字を見ることになるなんて。遂にここまで来たかと感慨深くもなります。クサい言い方になりますが、あの頃から考えたらそれこそ*2奇跡のようなものです。

周りを見渡せばメインステージだけでなくセンターステージもあり、おまけにトロッコまである訳です。今まで幾度となくトロッコに乗る声優さん達を見てきましたが、この日のアイプラで見たトロッコほど忘れられない演出はないでしょう。ライブ会場が大きくなって近くから見られる機会が減ってしまったという気持ちに応えるべく、そのコンテンツが初めて行ったトロッコからしか得られない感動があります。これは既にトロッコ文化のある現場では手に入らない感情です。中野サンプラザでは1Fの最後列から彼女たちを見ていました、パシフィコ横浜ではギリギリ顔が認識できるくらいの距離から彼女たちを見ていました。トロッコに乗った彼女たちは、それこそ*3菅野真衣さんの144.5cmの身長を肌で感じられる距離まで来てくれました。近くに来てくれるというのは素敵なことです。

楽しかった、感動したところは無限にあって全ては書けませんが、それはライブ円盤で見返した時のお楽しみということにしておきましょう。待ってます。冒頭にも言いましたが、IDOLY PRIDE が好きで本当によかったです。この熱量が、素晴らしさが少しでも多くの人に伝わりますように。

*1:音沙汰がなくなる場合もあるので、ちゃんと終わるだけマシという話もあります

*2:それこそ警察、出動!

*3:それこそ警察、出動!

2023年春アニメの雑感

たまにはアウトプットをした方が良いというのがある。

 

・公爵邸
内容の知ってる小説の世界に転生したけど、普通に連れ去られたり殺されかけたり危ない目に遭ってて、特に小説の知識が生きてなかったのが新鮮で良かったかも。

 

・くまクマ熊ベアー
1期の内容全く覚えてなかったけど見れた。和氣あず未さんと富田美憂さんが萌えキャラをやってたのが良かった。

 

・君は放課後インソムニア
インソムニア、良インソムニアねぇ…。夜や星空のシーンが多いアニメだからか、雰囲気の良いアニメだなと思いました。途中から夫婦実習が始まったのがめっちゃ良かったです。(ふうこいが残した爪痕、デカすぎ。)

 

・アリスギア アイギス
ギャグやったりカオスな話をずっとやってたアニメが最後にしっかりシリアスをやり切るのが好きで、アリスギアが終盤シリアスにならなかったら確実に自分はアニメアリスギアのことを好きになってなかったと思います。アリスギアは1話の感触がとても良くて、高幡のどかが努力できる人間だということを描く一方で、周りの人に比べてアクトレスとしての才能を持っていないことをコミカルさを混じえて描きました。2話以降は1話とは打って変わってギャグ色強めな話になっていきますが、1話で描いた高幡のどかが持っていない側の人間であることから生まれる嫉妬や劣等感に最後しっかり向き合ってくれたのが、何と言うかとても嬉しかったです。中盤カオスな展開が目立つこのアニメにはひとえに自由だなという感想を抱いていたのですが、いま振り返ると1話のスポ根強めの話も終盤の真面目な話も含めて、このアニメが持っていた自由さの表れだったのだなと思いました。

 

異世界スマホ2
萌えがあって楽しくみれましたが、それはそれとして、達男リアデイルを経た自分としては、やはり柳瀬監督の異世界スマホ2が見たかったなという思いは未だ拭いきれません。ただ解散したA応援Pのメンバーを再度集めてOPを歌っているのは本当に良くて、なんというか数々のアイドルや声優ユニットが産まれては解散する現代を生きていると、たとえ自分がA応Pのオタクでなくても、こんなに喜ばしいことは無いだろという気持ちになります。

 

・スキップとローファー
2023年春、トップアニメーション。恋愛アニメの触れ込みでしたが、蓋を開けてみればもっと広く、人と人との関わり合いを満遍なく、かつ質感を伴って描いた作品でした。進学校を舞台にした作品だからか登場人物は年齢以上に大人びている印象があり、キャラクター同士の噛み合ったコミュニケーションが気持ち良かったです。自分は特に2話〜3話辺りのまだ美津未たちがまだ仲良くない頃の話が好きで、友達なのか友達でないのかも分からない、ふわふわした距離感の中にある気遣いや歩み寄りがとにかく優しくて、人と人との距離感が縮まっていく過程の描きぶりが非常に良かったです。作品全体を通して、何と言うか人付き合いというものが根本的に持っている可能性、一ずっと先の未来でも笑い合える仲になる人とのファーストコンタクトは今かもしれない一、を好意的に描いていたのにグッときました。

 

・久保さんは僕を許さない
DIALOGUE+がEDを歌っているアニメは大体名作の法則…?*1 私は実は高木さんが見れなかった側の人なのですが、久保さんは何故か楽しく見れました。一見普通の高校を舞台に物語が展開されているように見えますが、めちゃくちゃ背の低い謎の担任の先生が居たり、影が薄いとかじゃなくてそれは透明人間だろと言いたくなるエピソードが乱発され、何なんだよこのアニメは…という気持ちに何度もさせられましたが、振り返るとそれ自体がこの作品の持つ他に無い良さだったのかもしれません。こういうアニメって男のキャラがガツガツし過ぎてても、ナヨナヨし過ぎててもダメという難しい塩梅が求められますが、自分的にはそこに白石くんのキャラがバチッとハマってくれたなと思います。3話とか、11話がすごく良かったです。花澤香菜伊藤美来の姉妹関係が逆転していたのも嬉しいポイントの一つでした。

 

東京ミュウミュウにゅ~
2クール目の序盤は無印にないオリジナルの話が出てきて(ザクロさんとMVを撮る話とかかなり良かった)結構楽しめたのだけど、どうしても本筋の話をするとなると無印の継ぎ接ぎになってしまっていて、やっぱり残念でした。無印には50話以上の尺があり、その中で数々のエピソードが描かれ終盤の展開に繋がる訳ですが、にゅ〜には当然半分の尺しかありません。無印では描かれたけどにゅ〜では描かれなかったエピソードが多々ある中で、にゅ〜のキャラクター達はそのエピソードを踏まえた言動をしていた気がします。タルタル良い奴問題はその最たる例ですね…。リメイク作品の良くないところが出ちゃったなと思いつつも、東京ミュウミュウという作品を再び振り返る機会になったのは素直に嬉しかったというか、何だかんだ復活してくれてありがとうの気持ちは強いです。東京ミュウミュウ第52話『地球の未来に、ご奉仕するにゃん!』のエンドカードで語られた「またいつか!」という祈りを20年経ったいま見て、未来は分からないものだなぁと柄にもなく感傷的になるのでした。

 

アイドルマスターシンデレラガールズU149
自分はずっとラブライブの信者をやっていたので、宗教上の理由でアイマスのアニメは見ていなかったのですが、最近は信者という程でもなくなってきたので、始めてアイマスのアニメに触れました。とにかくビジュアルが良いのと、これがアイマスのアニメか〜という新鮮さをずっと感じていたので、最後まで楽しめました。が、それはそれとしてアニメとしての下手っぴさというか、上手いアニメを作ろうとし過ぎて空回りしてる印象はずっとありました。実は最終話はかなり好きなのですが、10話11話辺りのアニメとして盛り上がって見せ場となる回がどうにも良くなかったのは痛いです。U149は基本的にまずお仕事があって、それに従事するアイドルが居るという話をずっとやっていた訳ですが、10話で初ライブをするにあたってそこの構造すら崩してしまうのか…という、見せ場の割には突拍子もない作劇で肩透かしのように感じました。11話は単に要素の配置がイケてないという話で、大人と子供って意外と変わらないのかもという主張自体は好きな部類なのですが、露骨に大人ポジションに居るプロデューサーの上司やどう考えても子供にしか見えないU149のアイドルが多数居るのがあり、主張に説得力があったかと言われたら疑問です。ありす個人の話として見ると良いのですが、それがU149全体の主題のようにも描かれていて、結果としてアニメ全体として説得力が無かったように感じました。何だかんだアイドルコンテンツに身を置いている期間がある程度あると、自分の戦場はここだという自認が生まれて、こういう生真面目な見方をしてしまって良くないですね…。

 

・神無き世界のカミサマ活動
鬼頭明里さんがミタマ様みたいな声を出していると嬉しいんですよね。ロキが正体を明かすまでと後で面白さの性質が変わった気もしますが、何だかんだ最後まで萌えあり策略あり下ネタありで、楽しく見れました。

 

・私の百合はお仕事です!
陽芽と矢野のエピソードに関しては良いと感じた反面、アニメの演出はイマイチだなと感じました。コンカフェのホールという演じるべき場所で外面と本音が溶け合っていく展開は理解できるし良いシーンではあるのですが、それが周りのお客さんにお芝居として消費されていくことに言い知れぬ哀しさがありました。閉店後に仲睦まじく話してるのはめっちゃ良かったです…。後半の果乃子の話は順当に楽しめました。異常レズが居るとそれだけで楽しいですからね。果乃子と純加のギスギスが終わりを迎えて日常回っぽいお話で最終話をやり切ったのは一本のアニメとして纏まりを感じさせてかなり好印象でした。

 

異世界でチート能力を手に入れた俺は、現実世界をも無双する
Wake Up, Girls! 新章以来、久々にミルパンセ制作のアニメを見ました。相変わらずミルパンセ独特の絵柄で作られていましたが、何というかイセレベの雰囲気とミルパンセの絵柄がマッチしてたのが凄く良かったです。美形や美人をしっかり綺麗に描くアニメと、アゴ辺りがシュッとしている絵柄の相性が良くて、ミルパンセ制作だから感じられた味があったと思います。次回作も期待!

 

・勇者が死んだ
大根にニーソ履かせるのが良かった…!

 

・カワイスギクライシス
DIALOGUE+アニメは名作の法則*2(?)動物は確かに可愛いけどそれをアニメに起こしても可愛いとは限らないだろ…!というのが序盤の感想でそこまで楽しめてなかったのですが、伊藤彩沙富田美憂のキャラが出てきて掌を返しました。伊藤彩沙富田美憂…カワイスギ!どう考えても動物より萌えキャラの方が可愛いですが、そこも含めて最後まで楽しめました。

 

・BIRDIE WING -Golf Girl's Story-
2期も本当に面白かったですが、振り返ると面白さのベクトルが1期とは大分違っていたかな〜という気がしてます。1期はマフィアの抗争に賭けゴルフを持ち込んだ話が主でしたが、2期は運命に翻弄される子供たちのお話という印象でしたね。1期で築いた地盤や人間関係を用いて目まぐるしく話を展開していき、話が展開していくことそのものに面白さを感じさせる、雑に言ってしまえば黒田洋介さんらしいお話作りだったように思います。イヴや葵の生い立ちがどんどん明らかになっていく2期前半が特に好きでした。自分が誰かの継承者であることを血縁以外の繋がり(虹の掛かるスイング)で証明しようとする話には、こう上手く言えないけど普遍的な熱さがあるように思います。

 

・女神のカフェテラス
資産家(?)の老人やその孫など露骨な悪役を出して話を進めていく姿は今じゃもう時代遅れだなと思いつつ、でもやっぱり可愛い女の子たちと一つ屋根の下で生活するアニメって最高なんだよな…という当たり前のことを思い出させてくれるジャンクなアニメでした。紅葉や流星がヒロインレースに参加してからはまた一段と面白くなって、やっぱラブコメって女の子が主人公に惚れてからが本番だよな…!と、完全に私の頭はもうラブコメ脳です。ちなみにこのアカウントは月島流星さん一本でやらせてもらってました。萌えキャラ?


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江戸前エルフ
キンヨルを締めるに相応しいアニメでした。ほのぼのとした日常を描く中で時折り見える歴史や未来への眼差し、エルフと人間に流れる時間の違いが際立っていましたね。個人的には技術が発達し、この世界の現象の多くを科学で説明できるようになった現代で「祭」をすることの意味に焦点を当てていたのが何だか好きでした。今のお祭りのイメージが屋台や花火にある一方で、きちんと祭というものが祈りであることを描いていたのが唯一無二で良かったと思います。

 

・天国大魔境
画作りが凄かった回もあったけど、プロモーションも含めて全体的に続き気になったら原作読めよ読めよ〜感が強くて、そういうアニメって苦手なんだよなという気持ちになってました。ただ話として面白かったことも事実で…複雑な心境!

 

異世界ワンターンキル姉さん
序盤はかなりストレスフルでした。姉が強いというコンセプトは良いにしても、姉の成果が自分に降り掛かってきて実力以上の扱いを受けてる(しかもそれはギルドでは重罪)というのが常に付き纏って気持ち良くは見れないアニメでした。中盤からは少し和らいで、弟の実力を認めて一歩引いたところから見守る真夜姉と、徐々に肩書きに実力が追い付いていく朝陽くんを見ていくのが楽しみなアニメになってくれました。真面目にこういうアニメに順応できた時がアニメ見ていて本当に嬉しい瞬間だなと思います。和氣あず未さんがここでも萌えキャラを演じていて良かったです。

 

・山田くんとLv999の恋をする
少女漫画原作らしいですが、水瀬いのり加隈亜衣が萌えキャラをやっていてとても見やすかったです。茜っちも山田も良いキャラしてて、ラブコメが熱いクールの一角をしっかり担ってくれていたと思います。特に山田はこんなん男でも好きになるやろ!(?)みたいなキャラクターでしたね。バレたか…の破壊力は今期一だったかも。

 

異世界転生は二度目です
1話が抜群に良くて、2023年10選に食い込むくらいのエピソードだったのですが、徐々に徐々にこのアニメに乗れなくなっていったのは悲しかったです。別に全体を通してつまらなかった訳ではないのですが、右肩下がりのアニメはどうしても右肩上がりのアニメよりも心象が悪くなってしまいますね。異世二度には元々異世界に居た人たちはセツとの再会を喜ぶ一方で、セツと一緒に召喚された側からすると全く知りえなかった異世界でのセツを知っていくという話の構造が1話にはあって、それがとても良かったのですが、2話以降では後者のエピソードが語られなかったので、自分との噛み合いは悪かったなと思いました。

 

・青のオーケストラ
2クール目あるの嬉しすぎ!

 

・事情を知らない転校生がグイグイくる
2023年春クール、トップアニメーションの一角。小学生のちょっとやり過ぎなくらいのからかいから物語が始まり緊張感がありましたが、4話で姿勢を正され、7~8話の頃には完全に打ちのめされてました。味玉回→骨折回→運動会辺りの盛り上がりが異常でしたね。作風として、小学生のキャラクターを描くことに真剣というか、自覚的だったと思います。まだまだ彼らは未熟で、この感情が恋なのかも、自分の未来についても分からなくて、想像することだって出来ない。そんな無垢さに尊さを感じずには居られないのが、我々大人というものなのかもしれません。

 

・ワールドダイスター
IDOLY PRIDEでお馴染み、新進気鋭の木野目優監督の最新作。アニメIDOLY PRIDEが大好きな身としては、木野目監督のフィルムと再び相見えることができて嬉しい気持ちがありました。シリウス入団試験の時に履歴書を見たり、夏休みの宿題をやったり、真面目なシーンで急に笑えるような台詞をぶち込んだり(あんな人居たっけ…?)、節々にアイドリープライドイズムを感じさせる場面があり、木野目監督の作家性を再び定義する良いアニメでした。ストーリー自体も面白かったですが、1周見ただけでは分からなかった、拾い切れなかったなと感じている部分もあり、MX、テレ東、BS日テレで無限に再放送をすることが待たれます。萌えリナ、ガチで萌え。

 

・転生貴族の異世界冒険録
王のアニメ。いや2023年春トップアニメーションの一角なのは間違いないけど、それ以上に王様が居ないと成り立たなかったんじゃないかというくらい王様が良いキャラしてたアニメでした。神に必要以上の加護を与えられた結果やりすぎてしまい、色んな人から怒られるところが転生貴族の序盤の見どころの一つになっていますが、これが中終盤になるにつれて、カインがどれだけ人間離れしようとも、神の使徒になろうとも変わらずに叱ってくれる人の暖かさを感じられるシーンになっていったのが本当に上手かったと思います。テレス嬢やシルク嬢などの可愛い女の子だけでなく、王様や宰相、父親までみんな暖かく愛嬌のあるキャラクターだったのがカイン君自身が持ったこの世界を守りたいという動機に説得力を持たせていたと思いますし、お陰で最後まで余すことなくこのアニメを楽しめたような気がします。内田彩さんがOPを歌っているのは…めちゃくちゃ良い!

 

終わり!

*1:骸骨騎士様…?恋は世界征服のあとで…?

*2:超人高校生、友崎くん、ひげひろ、連れ子…等名作揃い。

2022.7.2 日記

いつも通り昼飯を食べたあと勉強しようと思いカフェに入る。シャーペンを家に忘れてきて何も出来ないのでブログを書く。

昨日は同期と銚子までドライブ&観光した。まだ会社に居る人とはたまにオフィスとかで顔を合わせる機会があるけど、転職した組とはこういう場くらいでしか会えないから本当にありがたいなーと思う。当然そこで色んな話をする訳だけど、結婚・同棲・彼女絡みの話はやっぱり一大トピックで、自分には浮いた話が一つも無いくせに友達のそういう話は無限に聞いてしまう。ちなみに僕が出来るのは性病の話とソープの話くらいです。周りにはしっかりした人が多いので、自分もしっかりしなきゃなと会う度に思う。いやアニメ見て女性声優のライブに行ってソープでセックスする生活って正直満足度がかなり高いのだけど、新しい刺激はあった方が良い。とりあえず適当に彼女作るか…みたいな恋愛を軽く考えることが自分には必要かもしれない。今度こそマッチングアプリやるぞ!

Twitterが死んでいる。Twitterはマジでしょうもない企業だなと思うけど、それはそれとして死なれると…まぁ困る。女性声優のツイートは見たいし、ライブやイベントの後に合流する時にも要る。Twitterはその時のツイートの雰囲気を見てイベントに来てるのかが分かるのがありがたい。でも意外と困るのはこのくらいかなぁ。自分はTLがアクティブにワイワイやってる時には寝てることが多し、フォロワーのアニメツイートは必要以上に真に受けないように気を付けているので(自分の中で生まれる感情を大事にしたいので)、そういうツイートが見れない分には困らないかもしれない。でも「労働嫌だ…」とか「労働辛い…」とか「昼はパスタ」みたいなツイートは無限に見たいし僕も呟きたいのでやっぱり困る…。たぶん元には戻るんだろうけど、一応退避先貼っておきます。
Misskey: kiu@misskey.io、@kiu@sushi.ski
インスタ: ngo_poyo ←実名なので気を付けてください

終わり。

アイドリープライドとの2年を振り返る

アイドリープライドのアプリリリース2周年おめでとうございます。色々と振り返ってみようと思います。

・2021年
自分にとって2021年はとてもセンセーショナルな年でした。IDOLY PRIDE と言うよく分からない、本当によく分からないアニメに出会い、それをいつの間にか好きになっていた年です。アニメ1周目では何だこれはと悪態をつき、再放送を経て少しづつ物語を理解し始め、アプリのストーリーを読み原作からの再構成や肉付けがあると知り、テレ東での再放送でまた少しづつこのアニメのことが分かっていく。終いにはコンまるを聞き円盤を買い金沢八景に行きおはスタを録画しTIFに参戦する。よくアニメ視聴は体験だという話を聞きますが、1年かけて全12話たった300分にも満たないアニメーションのことを理解していく過程こそが私にとっての体験だったのだと思います。また、再放送やアプリにまで食指が動いたのは間違いなくこのアニメが良くも悪くも尖っていたからですが、この尖りはアイドリープライド独自の魅力とほぼイコールだといま振り返ると思います。アイドルアニメにキャラクターのお当番回は必要ありません。アイドルアニメに必要なのはサプライズやフックに頼らない骨太なストーリーです。
上述したように2021年はアイドリープライドという作品に踏み込んでいく年でしたが、ゲームはその足掛かりとしての役割を果たしてくれていたと思います。アニメでは最低限しか描かれなかったキャラクターの背景や、楽曲の良さを知れたのはゲームがあったからです。また手軽さとゲーム性のバランスが良くアプリゲームとしてかなり快適に楽しく遊んでいました。

・2022年
2022年はとにかくライブシーンが熱かったことが記憶に新しいです。リスアニに始まり単独(奇跡、約束)、Wicky Fes にアニサマシーパラコラボにアキヤスミ。どれもコンセプトが微妙に違っていて、アイプラというコンテンツの魅力を沢山の面から感じられた年でした。特に7月〜9月はアイプラのライブと共に駆け抜けたと言っても過言ではなく、本当に濃い時間を過ごしました。ライブ後は感想記事を毎回書いているのですが、その書きぶりからも良いライブだったことが思い出されます。純粋に良い楽曲と可愛い声優がパフォーマンスをしてフロアが盛り上がることもあれば、アニメやゲームのシナリオからくる文脈をステージの上で感じさせることも出来る。現代のアイドル声優起用ライブの基本かもしれませんが、この基本こそがライブの全てであると改めて感じた1年だったかもしれません。詳しくは過去記事参照...ということで。

・2023年現在
2021年当時の熱量があるかと言われたら無いというのが正直なところですが、ライブは行きたいですし、ゲームは相変わらず楽しくプレイしています。今は強いレタッチと専用フォトが出ると嬉しいです。アイドリープライドはフォトゲーらしいので。
来月の7月には4回目の単独ライブが幕張メッセ2daysで控えており、規模が大きくなっていくことに嬉しくなる一方で、規模が大きくなるからこそ出来ない事も生まれるなという気持ちも多少あります。自分の立場からするとアニメの2期や対バン、フェス系イベントへの出演を強く望んでしまいますが、一体それが叶うのか叶わないのか...。すべて麻奈のみぞ知ることでしょう。

全くもって良い2年でした。これからもよろしくお願いします。

2023.6.17 最近のこと

更新が滞っていたのは仕事が忙しかったから…という訳でもなく、ただ単にタイミングが悪かったという話がある!

 

・ライブの話

5月28日、鬼頭明里 Zepp Tour 2023「Glow up!!」に行ってきました。最近ライブに行ってないなと思い適当に情報を漁ってたところ、丁度鬼頭さんのライブ告知が目に入ったので久々に行ってきました。鬼頭さん単独のイベントに行くのは2021年4月のファンクラブイベント以来なので2年ぶりです。時が経つのは…早い。
鬼頭さん歌う楽曲はなんと言うかエロい曲が多いです。落ち着いた曲調の奥にほんのり熱いビート/メロディが流れていて、端的に表すならやっぱりエロいが1番似合うと思います。バンド演奏も合わさってこの日の「キミのとなりで」は本当に最高でしたね…。アンコールでイントロが流れた瞬間ガッツポーズしちゃった。
鬼頭さんの単独ライブに参加したのは今回が初めてでしたが、いや〜良かったです。2019年10月に行ったデビューシングルのリリースイベントの当時は当然曲数もなく、この先どうなっていくのかという期待に胸を膨らませていたものですが、アーティストとしての路線もハッキリして、良質な楽曲に囲まれた現状を想うと、勝手に感慨深くなってしまう自分が居ます。本当に時が経つのは…早い。(2回目)機会があれば、ライブ覗きに行こうと思います。

また6月3日には逢田梨香子さんのライブにも行ってきました。逢田さんの楽曲は今期トップクラスに面白いアニメであるスキップとローファーや2021年冬のダークホースだった装甲娘戦機など*1、タイアップ作品に恵まれている印象があり1度は行きたいと思っていたので、こちらもまたちょうど良い機会でした。曲の終わり際に一斉にジャンプするくだりがライブにはよくありますが、それを生バンドではなく音源でやろうとして見事にタイミングをズラしてたのが良かったです(?)ハナウタとまわり道…良い曲すぎ!

 

・会社の飲み会の話

先日会社のまぁまぁデカめ(100人弱程度)の飲み会に行ってきました。新卒の頃はこういうのは好きではなかったですが、4年も働けば知り合いやお世話になった人が増えて今はとても有意義な時間だなと感じています。特にここ3年くらいは在宅勤務をしていて、一緒にプロジェクトやったけど顔を見たことない人も居て、そういう人達に初めて会えたのが良かったです。もう完全にオフ会ですからね。立食形式だったのも相まって、目的を持って人に話しかけに行きやすい場でした。こりゃなろうアニメの貴族のパーティも立食形式になるわ(?)

ちなみにIDOLY PRIDEとミューレ3期生の話は1秒も出来ませんでした。会社の人間とアニメ・声優以外の話が出来ちゃうフェイク野郎で…ゴメン。

 

アニクラの話

ここ1年ほどでアニクラに出入りするようになりました。アニクラと言えば毎クールアニメを30本は見るアニメ・サイボーグのような方々が来る偏見がありましたが、蓋を開けてみたら意外とそうでもなくて安心しました。(見てる人は…めっちゃ見てる)

当たり前ですがお酒を飲みながら良い感じのアニソンを聞くのは楽しいです。元から多くはなかったものの、コロナ禍で女性声優のライブの1drinkで酒が出ることが減ってしまったのでこの機会が著しく減っていました。それが足を運ぶ理由になったかと言われれば、別にそんなことは無いですが、まぁとにかく酔った状態で好きな曲がかかると人間は気持ち良くなっちゃうということです。こんな簡単に気持ち良くなれちゃう人間とかいう生き物…お得すぎ!

 

終わり。

*1:あとは…戦×恋。

2023.4.30 雑記

諏訪湖に行ってきた

4月の28と29を使って諏訪湖に行ってきました。諏訪湖と言えば…そう、あの菅野真衣さんがCVを務める温泉むすめ、下諏訪綿音ちゃんが居る温泉地です。下諏訪町綿音ちゃん、ガチで萌えだ……。2019年に諏訪で温泉むすめのイベントがあったっぽいので、そろそろ第2回イベントがあっても良いんですけどね。(ちなみに上諏訪のCVは諏訪ななかさんです)


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あとは高ボッチ高原に行ってきました。高ボッチ高原と言えば…そう、ゆるキャン1期5話ですね。ゆるキャンの好きな話を挙げろと問われたら、真っ先に5話を挙げるくらいには好きな話数です。バイクで行きましたが、路面の状態がかなり悪く大変でした。比較的にマシな方の道が通行止めだったっぽい。


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小屋にはゆるキャンのパネルがあって良かったです。萌えキャラのパネルはどこに何枚あっても良いですからね。


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最近は宿や交通手段だけ取ってろくに予定を立てずに適当に旅行することが増えていて、まぁ旅行なんてそのくらい気楽にやった方が良いというのはあるのですが、帰ってきてからあそこにあんな場所があったんだ…となることが多くて、次はちゃんと下調べをしようと思いました。せっかくなのでヴィーナスライン…は走りたかったですね。

2023.4.25 リスの話

2023年4月22日、三郷市文化会館で行われたi☆Risツアーの初日に参加してきました。楽しかったね。ついにi☆Risでも声出しが解禁されるということで、実はけっこう楽しみにしていました。コロナ前と比べたら客層はガラッと変わっていそうでしたが、相変わらず元気なオタクも居て、なんだか戻ってきたなという気持ちになれました。曲のイントロや間奏で意味不明な言葉を叫ぶ行為はやっぱり楽しいですね。年に2回くらいはやっておきたい。

コロナ禍のライブが楽しかったのは嘘ではないのですが、やっぱりリスは声を出して、mixを打ってなんぼの現場だなという感覚が強いです。出自や歴史を見るとそんなことは言えないのですが、今のリスを見ると声優ユニット色の強いグループだなという印象があり、そういう現場でmixが許されている、自由に楽しめる雰囲気があることに、自分はかなりの魅力を感じています(少なくとも七福万来にはそういう雰囲気があったと思います*1)。i☆Risのライブでは全曲歌い終わった後にステージ上を移動しながら客席にファンサをして回るくだりが毎回あるのですが、その時に掛かっているインストにコールmixをお構いなく入れるという文化があります。この文化がいつ頃から始まったのは私は知りませんが、前述した自由さを象徴するような文化で、自分としてはかなり好きな時間だったりします。現場に独自の文化があること自体がとても良いことだし、楽曲やパフォーマンス以外でi☆Risのライブに来ていると感じられるのは凄いことです。大げさではありますが、文化というのはこの10年間でi☆Risと様々な人が参入と他界を繰り返してきた歴史そのものだと言えるので、長く続いているアイドル現場にはそういう楽しさがあるよなと思いました。

意外と長くなったので終わり。

*1:私がドルの現場に通っていた頃にプリパラ期のリスは声優オタクの流入でめっちゃ荒れてたという話を聞いていたので、その反動でライブ中の良さげな雰囲気にいたく感動した覚えがあります。

2023.4.17 雑記

・こうしす!EEが面白い

春アニメが始まったということでdアニメストアを巡回していると「こうしす!」という見たことないアニメが目に入ったので再生してみたらかなり面白かった。というのも、このアニメはOPAPという組織の自主制作アニメらしい。絵はお世辞にもリッチとは言い難いが、アニメーションの勘所は良く押さえられているな~と思う。

アニメは鉄道会社のシステム課で起こる出来事をブラックジョーク的に描いているのだけど、IT業界で働く当人として見ていてかなり楽しい。自分が身近に感じている物事について描いているフィクション作品を楽しめた経験がなかった(RE-MAIN、水球ヤンキース等)ので、こうしす!を楽しめたのは結構嬉しい。なんと言うか自分と噛み合ったお仕事アニメってこんなに面白いのか!という驚きがあって、アイドルがラブライブを好きになるのも、水族館の飼育員がアクアトープを好きになる(そんなことあるのか…?)のも分かるよという気持ちになってます。

 

ひたちなか海浜公園に行ってきた

ネモフィラを見にひたちなか海浜公園に行ってきました。ネモフィラなんてアイドリープライドの第5話が好きな人しか見に来ないだろと思っていましたが、蓋を開けてみたら人が多すぎて、ネモフィラってこんなに人気なんだ…となりました。友達と予定を合わせて行くなら別ですが、成人男性が一人で行くならまぁ平日に有給取って行くべきでしたね。失敗失敗。とは言え実際にネモフィラの花畑を目の当たりにするとめっちゃ綺麗だったので、行く価値はありました。ネモフィラ、めっちゃ綺麗。


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あとは公園をあげてネモフィラを推してる感じが妙に面白かったです。こんなにネモフィラについて擦ってるのですから、きっとひたちなか海浜公園の運営さんもアイドリープライド第5話のファンなのでしょうね。


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埼玉からだとアクセスが微妙に悪かったのでバイクで行きましたが、案の定渋滞に捕まったり、辺境の地だからなのか人が多すぎるからなのかahamoの電波が全く入らなかったりで割りと散々な目に遭ったので、行く人は気を付けてください。

DIALOGUE+ Zepp Tour 2023 「Superday ─Latitude─」に行ったよぉ!

2023年3月26日、KT Zepp Yokohamaで行われたDIALOGUE+ Zepp Tour 2023 「Superday 一Latitude一」のツアーファイナルに参加しました。超絶楽しかった~~~~!!! 可愛い女の子が居て、何より素敵な音楽があって、それに合わせてクネクネ踊って、訳も分からず笑って泣いて、これ以上の幸せは多分ないです。マジで。

開演前、総合プロデューサーの田淵智也さんが登壇して声出し等に関する注意喚起がありましたが、そこから既に良かったです。言葉の節々から、作詞家として音楽家として飯を食べてる人だなぁというのが伝わってきて感動しました。特に「彼女たちが真剣に作り上げた音楽です」という言葉が心に残っています。かく言う私はDIALOGUE+のメンバーを好きではいるものの、特に推しがいる訳でも無く、ただただDIALOGUE+の作り出す音楽が好きという理由で現場に足を運んでいます。まことに自分勝手ながら、田淵さんの言葉にそういう在り方でも良いんだなと思わされました。なんだかとてもありがたかったです。ヤー!

「僕らは素敵だ」では自分でもびっくりするくらい泣いてしまって、楽しさの面でも、エモさの面でもこれ以上ないライブでした。別に私は何かに負けそうになっている訳ではありませんが、それでも「僕らは信じた、負けるもんか!絶対負けるもんか!」という詞のまっすぐさと、それを全力で歌い上げる彼女たちの眩しさに不思議と涙が込み上げてきました。あそこがハイライトだったかも。とにかく最高で、最高で…最高のライブでした。もうこの言葉さえあれば十分な気がしてきたし、あの場所にいた人とならこの一言である程度通じ合える気がするなと、そんな気持ちにさせてくれるライブでした。

そろそろ「人生イージー?」聞きたいね。

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2022年秋アニメの雑感

今更?
終結果は以下。今期(?)は途中から見なくなったアニメがまぁまぁあったけど、まぁ見れなかったのでしょうがない。

God:新米錬金、不徳のギルド
めちゃ面白:ふうこい、ぼざろ、4ウソ
面白:農民、アキバ冥途戦争、陰実、恋フロ、DIY、転剣
見れた:ブルーロック、悪ラス
お疲れ様でした:一時、ビステマ

 

・新米錬金術師の店舗経営
主人公を高尾奏音さんが演じてるだけで50000000億万点なのに、アニメまでめちゃくちゃ面白かったらもう10000000000000億万点だよ~~~!!! いや、ふざけてる場合じゃなくて本当に良いアニメでした。ベストは10選にも挙げた7話。アニメの構成やキャラの肉付けが上手いなと思うことが多々ありましたが、結局のところキャラがみんな可愛くて、愛嬌があって、生き生きしてて、そういう世界が丸ごと好きだったなぁと思います。とても愉快なアニメで終わって欲しくなかったです(でも…アニメは終わるからこそ美しいんですよね)。

 

・忍びの一時
う〜んというアニメだった。1話はCV富田美憂のキャラがハニートラップを仕掛けてきて非常に良かったのだけど、それ以降はあまり良かったなという記憶が無い…。

 

・転生したら剣でした
1話の剣がひたすら敵を倒してレベルアップしてく話がマジでつまらなくて良かった。良くはない。フランが出てきてからは悪くはなかったけど、特段良いかと言われるとそうでも無かったな…というアニメ。

 

・陰の実力者
I am Atomic…。(まぁ書くとしたら冬クールの時に纏めて書こうかな)(逃げ)

 

・Do It Yourself
主線が細いアニメって良いよなが4、ジョブ子めちゃくちゃ良いキャラだったなが1、DIYを題材にしてるのにそういう話をするんだ…が半分。自分で手を動かして作ってみる、失敗してもそれが味になる、だから楽しいというDIYの話と、どうしても適材適所になってしまいがちな皆で一つの物を作り上げる話は食い合わせが悪いな…と思った。ジョブ子が良いキャラなのは主にポジションの話で、DIYIT技術の双方に理解のあるキャラクターが居ると、一気にアニメから説教臭さが抜けて良いというのがある。技術の進んだ時代に敢えて自分の手で作るという話に押し付けがましさが無かったのは素直に良いアニメだなと思う。

 

・恋愛プロップス
4話を見た時はこのアニメは最高のアニメになる!と思ってたけど最後の方で失速していた感は否めない…。でも結局最後まで見ないと全体を通して良いアニメなのかそうでないのか分からないところが逆にアニメの良さだろという気もする。OP映像めっちゃ好き。

 

・不徳のギルド
2022年秋トップアニメ。えっちアニメではあるけどその裏に隠しきれないほどの真面目さがあって、その真面目さが作品世界の土台をしっかり築いていて、土台がしっかりしているからこそエロさに少しの生々しさがあるという最高のアニメ。ヨケグモの回も良いんだけど、その後のひたむきと一緒に街をまわる話が一番好きかも。世界があって、人がいて、営みがある…という事が濃く描写されて、キクルの仕事とは何なのかを改めて別の視点から見ていく話。えっちアニメとしてもそれまで十分面白かったのに、こんな話をされた日には見る目が変わっちゃうよ〜。合唱EDより良いEDは無いです(ジュエルペットを思い出しながら)。

 

・アキバ冥土戦争
すごく良いアニメだったが8割、残りの2割は最終話が上手く飲み込めなかったなが占めてる。秋葉での抗争が無くなるという帰結には納得感があるのだけど、この作品がこの帰結をするには劇中で積み上げてきた業や憎しみが大きすぎたな…と思った。嵐子さんが死んでいる上で、なごみのステージが今までにあった憎しみの連鎖を全て受け止められていたのかと言われたら、やっぱり分からない。とはいえ良いアニメだったなという感想も確かにあり、特に8話の野球回はめっちゃ良かった。人が2人死んでるけど「死んでない」つって野球続けるの本当に良い。現実で行ったら間違いなくアウト(野球だけに)だけど、そういう描写は大抵フィクションだとめちゃくちゃ面白い。倫理観のおかしいアニメはどうしようもなく面白いのでどんどん放送されてほしい。

 

・農民関連のスキルばかり上げてたら最強になった
正直前半はあまり面白くなかったけど、後半もりもりと追い上げて最終的には凄く良いアニメにまでなってくれた。農民パンチ回→過去回→アシパラ回の追い上げマジで凄かった。どことなく狂ったノリと絵面があって、それを真っ当に面白いと感じれたのが8話の農民パンチ回、そこからの落差で何も言えなくなる9話過去回、狂ったノリを逆手にとった10話のアシパラ回、どれも名エピソードで、更に11話ではCV高尾奏音さんの萌えキャラ出てくる!!!!!5000000000億万点!!!!!

 

・悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
魔王が記憶を失ってからの話が全く面白くないのが良かった。…良くない!このアニメを見たせいで魔王学院2を見た時に「これじゃ悪ラスだよ!」となってしまうので魔王学院2は見てない。

 

・ぼっち・ざ・ろっく
順当に良いアニメだったというのがある。金沢八景が聖地になっているのでIDOLY PRIDEとコラボした方が良いというのもある!

 

・ブルーロック
今やってる2クール目がめちゃくちゃ面白いということは置いといて、1クール目だけに焦点を当てて言うなら、まぁそこまで面白いアニメでは無かったかなというのが正直なところ。画面作りがかなり漫画的で、かっこいい止め絵は沢山あるものの、アニメとしての表現が見られずそこが足りないなと思った。良くも悪くも原作に忠実だなぁという感想。逆に2クール目は原作に忠実だからこそ原作の持つ面白さがちゃんとアニメにもあるみたいな感じ。

 

・4人はそれぞれ嘘をつく
上手いアニメだった。嘘を付いてる4人がそれぞれ忍者、超能力者、宇宙人、実は男と実は男だけ嘘のスケールが他に比べて小さい(?)だろと思ったけど、話が進むと徐々に実は男という嘘の付き方が一番残酷だったということが明らかになっていく…というのが良かった。このアニメのおかげてNACHERRYの好感度が高い。(ライブに行く気は…そんなに無い)

 

・勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
 面白くはなかったけど画面が萌え萌えだったので最後まで見れた。やっぱり萌えアニメは最高!


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・夫婦以上、恋人未満。
話も良いけど、とにかく画面が良いアニメ。漫画原作のアニメがここまでアニメらしい画で作られてることにまず感動がある。特に最終話のかけっこは名シーン。2人でかけっこをすること自体が次郎を取り合うことのメタファーで、その上でこれから先の人生を示唆するような絵が次々と挟まれて、こんな人生の縮図みたいなかけっこが面白くない訳ない。物語を締めるにあたってのとても大胆な表現だけど、力業で締めようとするアニメはそれだけで面白いし好きだなと思う。(全てのアニメが綺麗に後腐れなく終わるのはそれはそれでつまらない、というのが根底にある)

 

・最後に
やっぱりアニメにも熟成があるので、秋クールのアニメはどうしても10選に不利だなと思った。(不徳とかふうこいとか新米連金とかワンシーンだけ見返したけどやっぱ昨年末に見た時より断然良く映る)