ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

22/7のライブを初めて見る

つい先程まで、22/7「僕が持ってるものなら」発売記念LIVEの見逃し配信を見ていました。ものすごく良いライブでした。久々に余韻で色んな事が手に付かなくなってます。一般チケットで夜の部のみを視聴しましたが、これが3500円で見れるのは安過ぎますね。

配信ライブに愛想を尽かしかけている自分も居たのですが、このライブは配信ライブでありながら、配信を見ていると言うよりはライブの円盤を見ている感覚に近かったです。テロップで曲紹介があったり、歌詞が常に出ているのだけで驚きました。時に10人全体を映し、また時にはキャスト一人一人の表情をドアップで抜くカメラのスイッチングからは、パフォーマンスを一番良い角度、距離感で抜いてやるという意思を感じました。キャストの顔を滴っていく汗や涙の粒まで見えたのは本当に最高でしたね。検算中などを見ていると、どうしても涼花さんや倉岡さんに目が行ってしまいますが、こうしてライブを見ると10人とも凄い人だなと、ステージに立つことで特に輝く人が居るんだなと思いました。最後の手紙のくだりでは何故かずっと私が泣いてましたね。この人たちのこと全然知らないのにこんな泣くことある?と少し不思議に思ってしまうくらいに。(全然関係ないですが、4年前のAqours1stライブでもキャストの名前すら知らないのにMCで泣かされてましたね)宮瀬さんが必死に涙を零さないように手紙を読み進めていく姿に私は特にやられていました。そんな訳で、私が今まで見てきた配信ライブの中じゃダントツで一番のライブだったと思います。

何故このタイミングで22/7のライブを見ようと思ったかと言えば、好きなフォロワーがよくライブを見ていて興味があったのが一つ、検算中を見てキャストにも興味が湧いたのがもう一つです。帆風さんの卒業公演というのも勿論ありますが、ライブを見る前の私自身はまだメンバーに対してそこまで思い入れを持てていなかったのが正直なところですので、やはり検算中の存在は大きかったです。

少しだけ私から見たナナニジの話をさせて下さい。計算中は毎週楽しく見ていました。3Dモデルのキャラクターがバラエティ番組をしていること自体の面白さを実はそこまで感じていませんでしたが、純粋に可愛い女の子が様々な企画でわちゃわちゃしているのを見るのは楽しかったです。アニメも同様に楽しんで見れました。そこからキャストのライブに触手が伸びなかったのは、何となくキャスト達の活動がアニメやバラエティ番組の延長線上にないと思えたからです。声優がキャラクターを演じているという接点こそあるものの、2次元側と3次元側が各々独立しているような印象は今でもあります。

ですが今日ライブを見て、パフォーマンスの凄さに今までの印象を8割くらい吹き飛ばされたような気がします。もっとライブ見たいと思いました。22/7を知った先に何が見えるのか、ちょっと気になってしまいました。