ギャン・バギャム・ソルドン

一打粉砕に怒喝の心力を込め、万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん

2022.7.2 日記

いつも通り昼飯を食べたあと勉強しようと思いカフェに入る。シャーペンを家に忘れてきて何も出来ないのでブログを書く。

昨日は同期と銚子までドライブ&観光した。まだ会社に居る人とはたまにオフィスとかで顔を合わせる機会があるけど、転職した組とはこういう場くらいでしか会えないから本当にありがたいなーと思う。当然そこで色んな話をする訳だけど、結婚・同棲・彼女絡みの話はやっぱり一大トピックで、自分には浮いた話が一つも無いくせに友達のそういう話は無限に聞いてしまう。ちなみに僕が出来るのは性病の話とソープの話くらいです。周りにはしっかりした人が多いので、自分もしっかりしなきゃなと会う度に思う。いやアニメ見て女性声優のライブに行ってソープでセックスする生活って正直満足度がかなり高いのだけど、新しい刺激はあった方が良い。とりあえず適当に彼女作るか…みたいな恋愛を軽く考えることが自分には必要かもしれない。今度こそマッチングアプリやるぞ!

Twitterが死んでいる。Twitterはマジでしょうもない企業だなと思うけど、それはそれとして死なれると…まぁ困る。女性声優のツイートは見たいし、ライブやイベントの後に合流する時にも要る。Twitterはその時のツイートの雰囲気を見てイベントに来てるのかが分かるのがありがたい。でも意外と困るのはこのくらいかなぁ。自分はTLがアクティブにワイワイやってる時には寝てることが多し、フォロワーのアニメツイートは必要以上に真に受けないように気を付けているので(自分の中で生まれる感情を大事にしたいので)、そういうツイートが見れない分には困らないかもしれない。でも「労働嫌だ…」とか「労働辛い…」とか「昼はパスタ」みたいなツイートは無限に見たいし僕も呟きたいのでやっぱり困る…。たぶん元には戻るんだろうけど、一応退避先貼っておきます。
Misskey: kiu@misskey.io、@kiu@sushi.ski
インスタ: ngo_poyo ←実名なので気を付けてください

終わり。

アイドリープライドとの2年を振り返る

アイドリープライドのアプリリリース2周年おめでとうございます。色々と振り返ってみようと思います。

・2021年
自分にとって2021年はとてもセンセーショナルな年でした。IDOLY PRIDE と言うよく分からない、本当によく分からないアニメに出会い、それをいつの間にか好きになっていた年です。アニメ1周目では何だこれはと悪態をつき、再放送を経て少しづつ物語を理解し始め、アプリのストーリーを読み原作からの再構成や肉付けがあると知り、テレ東での再放送でまた少しづつこのアニメのことが分かっていく。終いにはコンまるを聞き円盤を買い金沢八景に行きおはスタを録画しTIFに参戦する。よくアニメ視聴は体験だという話を聞きますが、1年かけて全12話たった300分にも満たないアニメーションのことを理解していく過程こそが私にとっての体験だったのだと思います。また、再放送やアプリにまで食指が動いたのは間違いなくこのアニメが良くも悪くも尖っていたからですが、この尖りはアイドリープライド独自の魅力とほぼイコールだといま振り返ると思います。アイドルアニメにキャラクターのお当番回は必要ありません。アイドルアニメに必要なのはサプライズやフックに頼らない骨太なストーリーです。
上述したように2021年はアイドリープライドという作品に踏み込んでいく年でしたが、ゲームはその足掛かりとしての役割を果たしてくれていたと思います。アニメでは最低限しか描かれなかったキャラクターの背景や、楽曲の良さを知れたのはゲームがあったからです。また手軽さとゲーム性のバランスが良くアプリゲームとしてかなり快適に楽しく遊んでいました。

・2022年
2022年はとにかくライブシーンが熱かったことが記憶に新しいです。リスアニに始まり単独(奇跡、約束)、Wicky Fes にアニサマシーパラコラボにアキヤスミ。どれもコンセプトが微妙に違っていて、アイプラというコンテンツの魅力を沢山の面から感じられた年でした。特に7月〜9月はアイプラのライブと共に駆け抜けたと言っても過言ではなく、本当に濃い時間を過ごしました。ライブ後は感想記事を毎回書いているのですが、その書きぶりからも良いライブだったことが思い出されます。純粋に良い楽曲と可愛い声優がパフォーマンスをしてフロアが盛り上がることもあれば、アニメやゲームのシナリオからくる文脈をステージの上で感じさせることも出来る。現代のアイドル声優起用ライブの基本かもしれませんが、この基本こそがライブの全てであると改めて感じた1年だったかもしれません。詳しくは過去記事参照...ということで。

・2023年現在
2021年当時の熱量があるかと言われたら無いというのが正直なところですが、ライブは行きたいですし、ゲームは相変わらず楽しくプレイしています。今は強いレタッチと専用フォトが出ると嬉しいです。アイドリープライドはフォトゲーらしいので。
来月の7月には4回目の単独ライブが幕張メッセ2daysで控えており、規模が大きくなっていくことに嬉しくなる一方で、規模が大きくなるからこそ出来ない事も生まれるなという気持ちも多少あります。自分の立場からするとアニメの2期や対バン、フェス系イベントへの出演を強く望んでしまいますが、一体それが叶うのか叶わないのか...。すべて麻奈のみぞ知ることでしょう。

全くもって良い2年でした。これからもよろしくお願いします。

2023.6.17 最近のこと

更新が滞っていたのは仕事が忙しかったから…という訳でもなく、ただ単にタイミングが悪かったという話がある!

 

・ライブの話

5月28日、鬼頭明里 Zepp Tour 2023「Glow up!!」に行ってきました。最近ライブに行ってないなと思い適当に情報を漁ってたところ、丁度鬼頭さんのライブ告知が目に入ったので久々に行ってきました。鬼頭さん単独のイベントに行くのは2021年4月のファンクラブイベント以来なので2年ぶりです。時が経つのは…早い。
鬼頭さん歌う楽曲はなんと言うかエロい曲が多いです。落ち着いた曲調の奥にほんのり熱いビート/メロディが流れていて、端的に表すならやっぱりエロいが1番似合うと思います。バンド演奏も合わさってこの日の「キミのとなりで」は本当に最高でしたね…。アンコールでイントロが流れた瞬間ガッツポーズしちゃった。
鬼頭さんの単独ライブに参加したのは今回が初めてでしたが、いや〜良かったです。2019年10月に行ったデビューシングルのリリースイベントの当時は当然曲数もなく、この先どうなっていくのかという期待に胸を膨らませていたものですが、アーティストとしての路線もハッキリして、良質な楽曲に囲まれた現状を想うと、勝手に感慨深くなってしまう自分が居ます。本当に時が経つのは…早い。(2回目)機会があれば、ライブ覗きに行こうと思います。

また6月3日には逢田梨香子さんのライブにも行ってきました。逢田さんの楽曲は今期トップクラスに面白いアニメであるスキップとローファーや2021年冬のダークホースだった装甲娘戦機など*1、タイアップ作品に恵まれている印象があり1度は行きたいと思っていたので、こちらもまたちょうど良い機会でした。曲の終わり際に一斉にジャンプするくだりがライブにはよくありますが、それを生バンドではなく音源でやろうとして見事にタイミングをズラしてたのが良かったです(?)ハナウタとまわり道…良い曲すぎ!

 

・会社の飲み会の話

先日会社のまぁまぁデカめ(100人弱程度)の飲み会に行ってきました。新卒の頃はこういうのは好きではなかったですが、4年も働けば知り合いやお世話になった人が増えて今はとても有意義な時間だなと感じています。特にここ3年くらいは在宅勤務をしていて、一緒にプロジェクトやったけど顔を見たことない人も居て、そういう人達に初めて会えたのが良かったです。もう完全にオフ会ですからね。立食形式だったのも相まって、目的を持って人に話しかけに行きやすい場でした。こりゃなろうアニメの貴族のパーティも立食形式になるわ(?)

ちなみにIDOLY PRIDEとミューレ3期生の話は1秒も出来ませんでした。会社の人間とアニメ・声優以外の話が出来ちゃうフェイク野郎で…ゴメン。

 

アニクラの話

ここ1年ほどでアニクラに出入りするようになりました。アニクラと言えば毎クールアニメを30本は見るアニメ・サイボーグのような方々が来る偏見がありましたが、蓋を開けてみたら意外とそうでもなくて安心しました。(見てる人は…めっちゃ見てる)

当たり前ですがお酒を飲みながら良い感じのアニソンを聞くのは楽しいです。元から多くはなかったものの、コロナ禍で女性声優のライブの1drinkで酒が出ることが減ってしまったのでこの機会が著しく減っていました。それが足を運ぶ理由になったかと言われれば、別にそんなことは無いですが、まぁとにかく酔った状態で好きな曲がかかると人間は気持ち良くなっちゃうということです。こんな簡単に気持ち良くなれちゃう人間とかいう生き物…お得すぎ!

 

終わり。

*1:あとは…戦×恋。

2023.4.30 雑記

諏訪湖に行ってきた

4月の28と29を使って諏訪湖に行ってきました。諏訪湖と言えば…そう、あの菅野真衣さんがCVを務める温泉むすめ、下諏訪綿音ちゃんが居る温泉地です。下諏訪町綿音ちゃん、ガチで萌えだ……。2019年に諏訪で温泉むすめのイベントがあったっぽいので、そろそろ第2回イベントがあっても良いんですけどね。(ちなみに上諏訪のCVは諏訪ななかさんです)


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あとは高ボッチ高原に行ってきました。高ボッチ高原と言えば…そう、ゆるキャン1期5話ですね。ゆるキャンの好きな話を挙げろと問われたら、真っ先に5話を挙げるくらいには好きな話数です。バイクで行きましたが、路面の状態がかなり悪く大変でした。比較的にマシな方の道が通行止めだったっぽい。


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小屋にはゆるキャンのパネルがあって良かったです。萌えキャラのパネルはどこに何枚あっても良いですからね。


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最近は宿や交通手段だけ取ってろくに予定を立てずに適当に旅行することが増えていて、まぁ旅行なんてそのくらい気楽にやった方が良いというのはあるのですが、帰ってきてからあそこにあんな場所があったんだ…となることが多くて、次はちゃんと下調べをしようと思いました。せっかくなのでヴィーナスライン…は走りたかったですね。

2023.4.25 リスの話

2023年4月22日、三郷市文化会館で行われたi☆Risツアーの初日に参加してきました。楽しかったね。ついにi☆Risでも声出しが解禁されるということで、実はけっこう楽しみにしていました。コロナ前と比べたら客層はガラッと変わっていそうでしたが、相変わらず元気なオタクも居て、なんだか戻ってきたなという気持ちになれました。曲のイントロや間奏で意味不明な言葉を叫ぶ行為はやっぱり楽しいですね。年に2回くらいはやっておきたい。

コロナ禍のライブが楽しかったのは嘘ではないのですが、やっぱりリスは声を出して、mixを打ってなんぼの現場だなという感覚が強いです。出自や歴史を見るとそんなことは言えないのですが、今のリスを見ると声優ユニット色の強いグループだなという印象があり、そういう現場でmixが許されている、自由に楽しめる雰囲気があることに、自分はかなりの魅力を感じています(少なくとも七福万来にはそういう雰囲気があったと思います*1)。i☆Risのライブでは全曲歌い終わった後にステージ上を移動しながら客席にファンサをして回るくだりが毎回あるのですが、その時に掛かっているインストにコールmixをお構いなく入れるという文化があります。この文化がいつ頃から始まったのは私は知りませんが、前述した自由さを象徴するような文化で、自分としてはかなり好きな時間だったりします。現場に独自の文化があること自体がとても良いことだし、楽曲やパフォーマンス以外でi☆Risのライブに来ていると感じられるのは凄いことです。大げさではありますが、文化というのはこの10年間でi☆Risと様々な人が参入と他界を繰り返してきた歴史そのものだと言えるので、長く続いているアイドル現場にはそういう楽しさがあるよなと思いました。

意外と長くなったので終わり。

*1:私がドルの現場に通っていた頃にプリパラ期のリスは声優オタクの流入でめっちゃ荒れてたという話を聞いていたので、その反動でライブ中の良さげな雰囲気にいたく感動した覚えがあります。

2023.4.17 雑記

・こうしす!EEが面白い

春アニメが始まったということでdアニメストアを巡回していると「こうしす!」という見たことないアニメが目に入ったので再生してみたらかなり面白かった。というのも、このアニメはOPAPという組織の自主制作アニメらしい。絵はお世辞にもリッチとは言い難いが、アニメーションの勘所は良く押さえられているな~と思う。

アニメは鉄道会社のシステム課で起こる出来事をブラックジョーク的に描いているのだけど、IT業界で働く当人として見ていてかなり楽しい。自分が身近に感じている物事について描いているフィクション作品を楽しめた経験がなかった(RE-MAIN、水球ヤンキース等)ので、こうしす!を楽しめたのは結構嬉しい。なんと言うか自分と噛み合ったお仕事アニメってこんなに面白いのか!という驚きがあって、アイドルがラブライブを好きになるのも、水族館の飼育員がアクアトープを好きになる(そんなことあるのか…?)のも分かるよという気持ちになってます。

 

ひたちなか海浜公園に行ってきた

ネモフィラを見にひたちなか海浜公園に行ってきました。ネモフィラなんてアイドリープライドの第5話が好きな人しか見に来ないだろと思っていましたが、蓋を開けてみたら人が多すぎて、ネモフィラってこんなに人気なんだ…となりました。友達と予定を合わせて行くなら別ですが、成人男性が一人で行くならまぁ平日に有給取って行くべきでしたね。失敗失敗。とは言え実際にネモフィラの花畑を目の当たりにするとめっちゃ綺麗だったので、行く価値はありました。ネモフィラ、めっちゃ綺麗。


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あとは公園をあげてネモフィラを推してる感じが妙に面白かったです。こんなにネモフィラについて擦ってるのですから、きっとひたちなか海浜公園の運営さんもアイドリープライド第5話のファンなのでしょうね。


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埼玉からだとアクセスが微妙に悪かったのでバイクで行きましたが、案の定渋滞に捕まったり、辺境の地だからなのか人が多すぎるからなのかahamoの電波が全く入らなかったりで割りと散々な目に遭ったので、行く人は気を付けてください。

DIALOGUE+ Zepp Tour 2023 「Superday ─Latitude─」に行ったよぉ!

2023年3月26日、KT Zepp Yokohamaで行われたDIALOGUE+ Zepp Tour 2023 「Superday 一Latitude一」のツアーファイナルに参加しました。超絶楽しかった~~~~!!! 可愛い女の子が居て、何より素敵な音楽があって、それに合わせてクネクネ踊って、訳も分からず笑って泣いて、これ以上の幸せは多分ないです。マジで。

開演前、総合プロデューサーの田淵智也さんが登壇して声出し等に関する注意喚起がありましたが、そこから既に良かったです。言葉の節々から、作詞家として音楽家として飯を食べてる人だなぁというのが伝わってきて感動しました。特に「彼女たちが真剣に作り上げた音楽です」という言葉が心に残っています。かく言う私はDIALOGUE+のメンバーを好きではいるものの、特に推しがいる訳でも無く、ただただDIALOGUE+の作り出す音楽が好きという理由で現場に足を運んでいます。まことに自分勝手ながら、田淵さんの言葉にそういう在り方でも良いんだなと思わされました。なんだかとてもありがたかったです。ヤー!

「僕らは素敵だ」では自分でもびっくりするくらい泣いてしまって、楽しさの面でも、エモさの面でもこれ以上ないライブでした。別に私は何かに負けそうになっている訳ではありませんが、それでも「僕らは信じた、負けるもんか!絶対負けるもんか!」という詞のまっすぐさと、それを全力で歌い上げる彼女たちの眩しさに不思議と涙が込み上げてきました。あそこがハイライトだったかも。とにかく最高で、最高で…最高のライブでした。もうこの言葉さえあれば十分な気がしてきたし、あの場所にいた人とならこの一言である程度通じ合える気がするなと、そんな気持ちにさせてくれるライブでした。

そろそろ「人生イージー?」聞きたいね。

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2022年秋アニメの雑感

今更?
終結果は以下。今期(?)は途中から見なくなったアニメがまぁまぁあったけど、まぁ見れなかったのでしょうがない。

God:新米錬金、不徳のギルド
めちゃ面白:ふうこい、ぼざろ、4ウソ
面白:農民、アキバ冥途戦争、陰実、恋フロ、DIY、転剣
見れた:ブルーロック、悪ラス
お疲れ様でした:一時、ビステマ

 

・新米錬金術師の店舗経営
主人公を高尾奏音さんが演じてるだけで50000000億万点なのに、アニメまでめちゃくちゃ面白かったらもう10000000000000億万点だよ~~~!!! いや、ふざけてる場合じゃなくて本当に良いアニメでした。ベストは10選にも挙げた7話。アニメの構成やキャラの肉付けが上手いなと思うことが多々ありましたが、結局のところキャラがみんな可愛くて、愛嬌があって、生き生きしてて、そういう世界が丸ごと好きだったなぁと思います。とても愉快なアニメで終わって欲しくなかったです(でも…アニメは終わるからこそ美しいんですよね)。

 

・忍びの一時
う〜んというアニメだった。1話はCV富田美憂のキャラがハニートラップを仕掛けてきて非常に良かったのだけど、それ以降はあまり良かったなという記憶が無い…。

 

・転生したら剣でした
1話の剣がひたすら敵を倒してレベルアップしてく話がマジでつまらなくて良かった。良くはない。フランが出てきてからは悪くはなかったけど、特段良いかと言われるとそうでも無かったな…というアニメ。

 

・陰の実力者
I am Atomic…。(まぁ書くとしたら冬クールの時に纏めて書こうかな)(逃げ)

 

・Do It Yourself
主線が細いアニメって良いよなが4、ジョブ子めちゃくちゃ良いキャラだったなが1、DIYを題材にしてるのにそういう話をするんだ…が半分。自分で手を動かして作ってみる、失敗してもそれが味になる、だから楽しいというDIYの話と、どうしても適材適所になってしまいがちな皆で一つの物を作り上げる話は食い合わせが悪いな…と思った。ジョブ子が良いキャラなのは主にポジションの話で、DIYIT技術の双方に理解のあるキャラクターが居ると、一気にアニメから説教臭さが抜けて良いというのがある。技術の進んだ時代に敢えて自分の手で作るという話に押し付けがましさが無かったのは素直に良いアニメだなと思う。

 

・恋愛プロップス
4話を見た時はこのアニメは最高のアニメになる!と思ってたけど最後の方で失速していた感は否めない…。でも結局最後まで見ないと全体を通して良いアニメなのかそうでないのか分からないところが逆にアニメの良さだろという気もする。OP映像めっちゃ好き。

 

・不徳のギルド
2022年秋トップアニメ。えっちアニメではあるけどその裏に隠しきれないほどの真面目さがあって、その真面目さが作品世界の土台をしっかり築いていて、土台がしっかりしているからこそエロさに少しの生々しさがあるという最高のアニメ。ヨケグモの回も良いんだけど、その後のひたむきと一緒に街をまわる話が一番好きかも。世界があって、人がいて、営みがある…という事が濃く描写されて、キクルの仕事とは何なのかを改めて別の視点から見ていく話。えっちアニメとしてもそれまで十分面白かったのに、こんな話をされた日には見る目が変わっちゃうよ〜。合唱EDより良いEDは無いです(ジュエルペットを思い出しながら)。

 

・アキバ冥土戦争
すごく良いアニメだったが8割、残りの2割は最終話が上手く飲み込めなかったなが占めてる。秋葉での抗争が無くなるという帰結には納得感があるのだけど、この作品がこの帰結をするには劇中で積み上げてきた業や憎しみが大きすぎたな…と思った。嵐子さんが死んでいる上で、なごみのステージが今までにあった憎しみの連鎖を全て受け止められていたのかと言われたら、やっぱり分からない。とはいえ良いアニメだったなという感想も確かにあり、特に8話の野球回はめっちゃ良かった。人が2人死んでるけど「死んでない」つって野球続けるの本当に良い。現実で行ったら間違いなくアウト(野球だけに)だけど、そういう描写は大抵フィクションだとめちゃくちゃ面白い。倫理観のおかしいアニメはどうしようもなく面白いのでどんどん放送されてほしい。

 

・農民関連のスキルばかり上げてたら最強になった
正直前半はあまり面白くなかったけど、後半もりもりと追い上げて最終的には凄く良いアニメにまでなってくれた。農民パンチ回→過去回→アシパラ回の追い上げマジで凄かった。どことなく狂ったノリと絵面があって、それを真っ当に面白いと感じれたのが8話の農民パンチ回、そこからの落差で何も言えなくなる9話過去回、狂ったノリを逆手にとった10話のアシパラ回、どれも名エピソードで、更に11話ではCV高尾奏音さんの萌えキャラ出てくる!!!!!5000000000億万点!!!!!

 

・悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
魔王が記憶を失ってからの話が全く面白くないのが良かった。…良くない!このアニメを見たせいで魔王学院2を見た時に「これじゃ悪ラスだよ!」となってしまうので魔王学院2は見てない。

 

・ぼっち・ざ・ろっく
順当に良いアニメだったというのがある。金沢八景が聖地になっているのでIDOLY PRIDEとコラボした方が良いというのもある!

 

・ブルーロック
今やってる2クール目がめちゃくちゃ面白いということは置いといて、1クール目だけに焦点を当てて言うなら、まぁそこまで面白いアニメでは無かったかなというのが正直なところ。画面作りがかなり漫画的で、かっこいい止め絵は沢山あるものの、アニメとしての表現が見られずそこが足りないなと思った。良くも悪くも原作に忠実だなぁという感想。逆に2クール目は原作に忠実だからこそ原作の持つ面白さがちゃんとアニメにもあるみたいな感じ。

 

・4人はそれぞれ嘘をつく
上手いアニメだった。嘘を付いてる4人がそれぞれ忍者、超能力者、宇宙人、実は男と実は男だけ嘘のスケールが他に比べて小さい(?)だろと思ったけど、話が進むと徐々に実は男という嘘の付き方が一番残酷だったということが明らかになっていく…というのが良かった。このアニメのおかげてNACHERRYの好感度が高い。(ライブに行く気は…そんなに無い)

 

・勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
 面白くはなかったけど画面が萌え萌えだったので最後まで見れた。やっぱり萌えアニメは最高!


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・夫婦以上、恋人未満。
話も良いけど、とにかく画面が良いアニメ。漫画原作のアニメがここまでアニメらしい画で作られてることにまず感動がある。特に最終話のかけっこは名シーン。2人でかけっこをすること自体が次郎を取り合うことのメタファーで、その上でこれから先の人生を示唆するような絵が次々と挟まれて、こんな人生の縮図みたいなかけっこが面白くない訳ない。物語を締めるにあたってのとても大胆な表現だけど、力業で締めようとするアニメはそれだけで面白いし好きだなと思う。(全てのアニメが綺麗に後腐れなく終わるのはそれはそれでつまらない、というのが根底にある)

 

・最後に
やっぱりアニメにも熟成があるので、秋クールのアニメはどうしても10選に不利だなと思った。(不徳とかふうこいとか新米連金とかワンシーンだけ見返したけどやっぱ昨年末に見た時より断然良く映る)

2023.3.3 女性声優の結婚について思うこと

こんにちは。好きな女性声優の仕草は百合営業、嫌いな女性声優の仕草は…結婚、でお馴染みのきうです。先日、赤尾ひかるさんが結婚したことを発表しました。私は赤尾ひかるさんのイベントに通っていた訳ではありません(むしろリアルで一度も見たことないかも)が、それでも何故かダメージを受けます。というか誰が結婚してもダメージは受けます。何なんでしょうね。

素直な気持ちの話をすると、女性声優がTwitterで一枚スクリーンショットを貼り付けて結婚の報告をする度にいつも「ひでぇな…」と思っています。関わりの無い私がダメージを受ける分には良いのですが、それまでイベントに行っていた人を想うといたたまれなくなります。『女性声優は結婚してはならない!』という態度もそれはそれで間違ってはいるものの、もっとこう…やり方があるじゃんとか、ファンに義理を通してあげても良いじゃんか…とか色々考えてしまいます。少なくとも今まで一緒に歩んできたファンに対してスクリーンショット一枚で、しかも「今後もよろしくお願いします」なんて書くのはあまりにもな…あまりにもな仕打ちです。人の気持ちをもうちょっと考えてほしい。勝手にお金と時間を作って、勝手に希望を抱いて勝手に凹んでいると言われればそれまでですが、自分らのしている商売がそういう醜悪さを孕んでいることに少しくらい自覚的であってほしいと思います。

で、結局何が言いたいのかと言えば、配慮があると非常に嬉しいということです。色々あります。例えば、結婚願望を隠さないだけでもとてもありがたいです。その時を迎えるに当たって覚悟と準備ができるかは大きなポイントだと思います*1。あとは、ファンをしっかり振ってほしいです。もちろん全員が全員そういう気持ちで声優を追っている訳ではないと思いますが、確実に何かが終わるのが結婚というイベントです。筋を通したいと思うのであれば、ファンにかける言葉は「ごめんなさい」だと思います。少なくとも「これからもよろしくお願いします」は最も言ってはいけない言葉の一つです*2。最後は、発表はある程度クローズドな場だと望ましいです。その人のオタクと私で情報に触れるタイミングが同じというのは正直良くないです。個人の番組、ラジオ、インスタライブでも良い。よく分からない、イベントにも来ないような人がTwitterで祝福ムードを作ってしまう前に、この世界の片隅で、静かに、悲しみに暮れる時間が必要だと思います。

わたし一人が吠えたところで何も変わりはしないでしょう。なので、結局は自分の信用出来る(裏切られても良い)人を追っていくしかなさそうです。まぁそもそも、20代後半の女性声優を人間的に好きになるのはやめた方が良いという話もありますけどね…。

*1:私は2019年頃に鬼頭明里さんを追っていましたが、あの人は雑誌等でちゃんと結婚願望があると言っていたのでかなり好感度が高いです。結婚しても祝福出来る側の声優さんです

*2:私個人としては虫が良いなと思います

IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2023 “未来”に行ってきたよぉ!

2023年2月18日、パシフィコ横浜 国立大ホールで行われた「IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2023 “未来”」の昼公演、夜公演に参加してきました。今回はなんと言ってもアイプラ初(?)となる声出し可能の公演ということもあり、どうなるか期待と不安が入り混じった気持ちで居ましたが、始まってしまえば最高以外の感情は全てどこかに行ってしまいました。わたし自身、コロナ前はアニメ系のライブでそこまで声を出す人ではなかったのですが、今まで禁止だった反動からか今回は自然と声が出てました。いつもなら水分補給は500mlのペットボトルが1本あれば十分だったのですが、今回は2本あっても足りなくて、そういう些細な変化がとても嬉しかったです。声を出すというのも結局はライブを楽しむ為の手札の一枚に過ぎませんが、やはり選択肢が多いというのはそれだけで素晴らしいです。出せるのに出さないと、出せないでは0と100くらい違いますからね。もう声出し禁止の時代には戻れません。

どのグループも最高に楽しかったという断りを入れた上で、特筆すべきは現四皇・サニーピースのステージでしょう。遂にサニーピースが内包するエモさ*1をライブの演出として隠さなくなったな…という感想が第一にありました。出番前のナレーションではサニーピースの歩んできた道のりが平坦ではなかったことや、メンバーそれぞれに後ろ暗さがあったことが示唆されますが、『SUNNY PEACE for You and Me!』にはそういった感動的な演出を真正面から受け止められるだけのパワーと格があります。ステージと客席を繋げていく...というこの楽曲、ひいてはサニーピースの持つコンセプトがあり、だからか『とまれ!』『You and Me!』の掛け声にも、コール&レスポンスに留まらない何かがあったように思います。サニーピースとそのファンがピースを掲げたり掛け声一つで繋がっていく、そういう文脈の乗ったエモーショナルさがあのステージにはありました。『SUNNY PEACE HARMONY』も『全力!絶対!!カウントダウン!!!』もサニピコールが全部楽しくて、間違いなく声出しの恩恵を一番に受けているのはサニーピースでしたね。星見プロの中でも特に物語の力を感じられるユニットと言うのがあり、他のグループからは感じ得ない楽しさがありました。

後は何と行っても夜公演のサブライズⅢX。みんな来ると思ってたらしいのですが、私は全く来ると思ってなかったので『Top of the Tops』のイントロが流れた瞬間に頭がおかしくなっていました。クネクネが止まりません。昼夜でセトリが変わらなかったのもあり完全に虚を突かれました。IDOLY PRIDEの単独イベントではあるものの、明らかに楽しみ方がフェスみたいになってて不思議なライブだと思います。サニピや月ストはMCの時に喋る人と水を飲みに行く人でキッチリ役割分担をしていて、そこが新人声優っぽくて可愛いなと思うのですが、田中あいみさんが水を片手に喋ったりしてて、こなれた感じが良かったです。

総じて、声出しが可能になったことで、今まで以上に各グループごとの特徴や楽しみ方の違いが顕著になったライブだと思いました。ユニットや楽曲の数が多くなったことで星見プロダクションとしての出番が少なくなっているのは玉に瑕ですが、それは次の7月のライブや、来るであろう第2回Wickyフェスでのお楽しみとしておきます。2DAYで全曲やってくれ~!(あとアニメ2期やってくれ~!)

ぉゎり。

*1:

EVERYDAY! SUNNYDAY!のMVで顕著に示されたようにサニーピースには「過去認められなかった、思うように咲けなかった4人を、3年前まで心臓病を患っていたさくらが纏めている」という強烈な文脈があり、グレーな過去を持つ5人が揃って明るい曲を歌う事にそもそものエモーショナルさがあります。- 自身の記事より引用

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